子どもの長所を見つける3つの視点

親子

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

うちの子は、学校も友達も面白くないと言います。人間不信で、何もしません。お金も盗み、正論聞きません。自己中で嘘をつき、勉強もできないです。

努力もしないで毎日pcやTVばかり見ます。何か言うと、言い訳ばかりです。こんな最低人間どうしたらいいですか?

「うちの子は、長所がない」と悩まれている方って、結構多いです。そこで今回は、子どもの長所を見つける3つの視点をお伝えします。

私の経験上、いいところがない子は一人もいません。視点を変えるだけで、必ず見つけることができます。

教師時代にクラスの子のいいところを探していた方法です。そのまま実践していただければ、お子さんのいいところは必ず見つかると思います。

長所を見つける2つの土台

疲れた主婦

子どもの長所を見つけるには、2つの土台が必要です。この2つがクリアできていないと、素晴らしい長所があっても見落としてしまうかもしれません。

親の疲れがたまっていない

今回の相談者さんの場合、精神的な疲れがたまっている気がします。この状態では、子どものいいところは見つけられません。

まずは、親自身の心の疲れを取ることが大事です。そこで、誰かに話を聞いてもらいましょう。スクールカウンセラーやママ友など、誰でも構いません。

誰もいなければ、私に連絡をいただければ、信頼できるカウンセラーも紹介できます。まずは、自分の心の疲れを取ることから始めましょう。

親子関係が良好

親子関係が悪いと、子どもはわざと親が困ることをします。すると、いいところがあっても、見えなくなってしまうのです。

まずは気軽に話し合える関係を作りましょう。詳しい方法は「思春期の子育て講座」で紹介しています。

>>思春期の子育て無料講座

視点を変えると長所が見つかる

サッカー

今の学校教育は、成績が良いこと、ルールを守れること、協調性があると褒められます。しかし、これらだけが、子どもの長所ではありません。

学校の評価目線以外で、子どもを見ることが大切です。一度、次の3つの視点で見てみてください。

健康で風邪をひかないのは、すごいことです。体が丈夫な子、スポーツが得意な子は、素晴らしい長所を持っています。

人にやさしくできること、性格が明るくポジティブであるというのも素晴らしい長所です。周囲の人を和ませられるのも、誰にでもできることではありません。

他人と違った考えができるというのは、アイデアが豊富という長所です。好きなことに熱中できるというのも、素晴らしいことです。

このように、少し視点を変えると、いい所はたくさん見つかります。

認められない能力を伸ばすには?

褒める

人にやさしくできるという長所は、通知表に載りません。せいぜい、先生からのコメントで少し書かれる程度です。

そのため、学校では認めてもらえないこともあるでしょう。そこでこういった長所は、親が認めてあげることが大切です。

さらに、その力を生かせる道を探しましょう。たとえば、おばあちゃんにやさしくできるなら、介護士は天職かもしれません。

動物が好きなら、トリマーや獣医、動物園の飼育員などは才能が生かせるかもしれません。

ゲームが好きで1日12時間以上できるなら、ゲームクリエイターを目指すのもおすすめです。

子どもの長所を見つけ、それをほめることで伸ばす。すると、将来その道で食べていくことも可能なのです。

本日のまとめ

親子

心が楽な状態で親子関係も良好なら、子どもの長所を見つけることができます。学校目線での評価をやめ、視点を変えて見てみましょう。

体が丈夫、人にやさしくできる、他人と違った考えができるなども素晴らしい長所です。通知表に載っていなくても、親が認め、それを生かせる道を探してあげましょう。

明日ですが、「賢い!遊びと勉強の両立方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもの長所を見つける3つの視点

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. イライラ

    子どもにイライラしてばかりでつらい人へ

  2. 頭がいい子

    頭がいい子の親の習慣TOP3

  3. 勉強

    勉強しているのに成績が上がらない理由

  4. 起立性調節障害が治った成果報告

  5. くじ引き

    PTA役員はどのように決まっているのか?

  6. 過干渉

    過干渉をやめる3つの方法

  7. やる気

    子どものやる気がUPする声かけ法

  8. 父親

    子どもの父親嫌いはどうする?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP