いじめの対策方法の基本

いじめ

もしお子さんが学校でいじめられたら、あなたはどのような対応をしますか?

最近いじめが原因で、中学生が自殺するというニュースがたくさん報道されています。

これ以上いじめが原因で、を落としてしまう子が増えるのは絶対に食い止めないといけません。

気合を入れてブログに書いたので、ママ友コミュニティなどで、シェアしていただけると嬉しく思います。

そもそもなぜいじめは起きるのか?

いじめ
そもそもなぜいじめが起きるかあなたはご存知でしょうか?実はいじめは人間ならだれもが持つ心理が関係しています。

それは「いじめられたくない」という心理です。一言で言うと、自分がいじめられたくないから、予め誰かをいじめてしまうのです。

その証拠に、いじめは中学校だけではなく、会社、友達関係、家族など、様々なところで起きます。

誰かをいじめることで、加害者が仲良くなります。その結果自分がいじめられるのを防ぐことができるわけです。

子どもがいじめられる前にできる予防策

愛情
つまり親がどれだけ頑張っても、お子さんがいじめられる可能性が0になることは絶対にないわけです。

じゃあ親としてどうしたら良いのか?

親ができる唯一の予防は、親子関係を良好にしておくことです。そのために日ごろから、愛情バロメータを上げておくことなのです。

なぜ親子関係を良好にすることが、いじめの予防につながるのかというと、親子関係が良好な子どもは、いじめられた時すぐに親に相談できるからです。

最近ニュースで報道されているような、いじめが原因で自殺してしまう子。

こういった子って親子関係がよくないため、親に相談できず、一人で悩んでしまった可能性が高いのです。

そうなってからでは遅いので、日ごろから愛情バロメータを上げる努力を怠らないようにしましょう。

なお愛情バロメータを上げる方法については、こちらのメール講座で詳しく解説しています。

 

>>思春期の子育てメール講座

愛情バロメータが低いときは?

連絡

道山先生!うちはまだ愛情バロメータが低いです。そのためいじめが起きても、私に相談をしてこないと思います。

もし今いじめが起きたらどう対処すればよいのでしょうか?

もしかしたら、こういった状況の方もいると思います。この場合、今できることは次の2つです。

子どもに何か変化がないかを日ごろからチェックする

子どもから親に話してこない場合、まずはこちらから子どものことを、しっかりと観察するようにしましょう。
  • 顔にけががないか
  • いつもより落ち込んでいないか
  • 最近急にお金を使うようになっていないか
  • 学校の帰りが遅くなっていないか
こういった変化に注意して、子どもを見るようにしましょう。

学校の先生と小まめに連絡を取るようにする

もう一つは、日ごろから学校の先生に連絡をして、小まめに様子を聞くようにしましょう。

学校での様子は、学校の先生に聞くのが一番です。できれば週に1度くらいは連絡を取り、何か変化がないか聞くようにしてください。

もし担任の先生が信頼できなければ、学年主任の先生や部活の先生に、様子を聞くとよいです。

いじめが発覚したときの解決ステップ

親子
子どもから告白されたり、先生から聞いたりする形で、いじめが発覚したとします。

この時どういった対応をしていけばよいのでしょうか?

私がお勧めするのは次の3ステップです。

子どもにどうしたいかを聞く

最初に確認すべきは子供の意見です。子どもが様子を見てほしいと言うのか、すぐに学校に相談をしてほしいと言うのか、意見を聞くようにしてください。

もし様子を見てほしいというなら、一旦は様子を見ればよいです。

ただほおっておけないほどひどい状況なら、子どものためだと思って親が動いて良いです。
  • 恐喝されている
  • 暴力を受けている
  • 犯罪をさせられている
  • 我慢するレベルを超えている
ようないじめであれば、「お母さんは見ていられないから、先生に言いに行こう」と言ってください。

この時、子どもが一番恐れるのは、先生に伝えたことが原因で、さらにいじめを受けることです。

もしこうなりそうであれば、「もし何かあったらすぐに警察に言うし、それでも無理なら一緒に引っ越ししよう」と伝えてあげてください。

学校で相手の親を呼んで話し合いをする

恐喝や暴力であれば、学校を通り越して、警察に被害届を出したほうが良いです。

ただ子どもの喧嘩レベルのいじめであれば、学校の先生を通して解決をしたほうが、子どもにとっても良いです。

この時、学校の先生と相手の親、加害者の子どもと5人で、話し合いの場を設けてください。

ここであなたから、「次同じことがあったら、私は容赦なくあなたの家族にやり返す」と伝えてください。

これくらい本気で言わないと、いじめは改善できないので、遠慮なくいってしまってOKです。

また先生に対しても、「次学校で同じことが起きたら、守れなかった学校も訴えます」というくらい言ってOKです。

改善できなかったら教育委員会と警察へ

もしこの約束をしても改善できなかったら、子どもを守るために教育委員会と、警察に連絡をしてください。

道山先生、それはやりすぎなのでは?

もしかしたらあなたは、こう感じるかもしれません。しかし世の中を見渡してみてください。

いじめが原因で、命を落としてしまう子がたくさんいます。そうなってからでは遅いんです。

だから改善できなければ、すぐに教育委員会と警察に連絡をしましょう。もし大事になってその地域に住みにくければ、引っ越しをすればよいのです。

子どもを守るために、親は必死になってください。

地域で守っていく仕組みを作ろう!

昭和の風景
昔は、もし誰かがいじめられていたら、その地域の怖いおじいちゃんが叱ってくれました。

地域全体で、子どもたちを守っていくという組織が出来上がっていたのです。

しかし今の時代、いじめが起きていても、見て見ぬふりをする大人が多いです。だからどんどん悪化するのです。これではダメです!

そこで一つお願いがあります。もしあなたが地域で他の子がいじめられているのを見たら、一声かけてあげてください。

もし声をかけるのが怖ければ、地域の学校に連絡をしてください。遠くから写真を撮っておいて、学校に写真を送ってください。

あとは学校の先生が、対応をしてくれるはずです。

一人でも地域の子どもを守るという意識の方が増えたら、いじめがきっかけで命を落とす子が少なくなると思います。

現在全国に2万人いる、私のメルマガ読者の方と、1万5000人いるLINE友達の方、

そしてこのブログを、毎日読んでくれている、2000人の方の力で、少しでもいじめを減らすことができたら幸いです!

なおこちらのページではさらに細かいいじめの解決ステップをまとめていますので、よかったら併せて参考にしていただけると幸いです。

>>最短でいじめが解決する3ステップ

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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