先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの子は友達に変にかまわれて、怪我をして来たり、喧嘩してきたりします。相手の子は、家庭環境が悪く一人親家庭です。
うちの子だけでなく、クラスの色々な子が被害に遭っています。先生とも相談はしているのですが、変化がないです。
関わりたくないと子どもも言いますが、どう対応してあげたらいいのでしょうか?
クラスには喧嘩を吹っ掛けてきたり、ちょっかいをかけたりしてくるような子がいることは珍しくありません。
学校生活でのトラブルは、子どもたちだけで解決するのは難しいです。先生たちがうまくサポートすることで、早期解決につながります。
ただし相談しても何も変わらない場合、今からお伝えする方法で解決していきましょう。きっと学校生活も勉強も、頑張れるようになるはずです。
大前提!学校の問題は先生の仕事
学校で起こった問題は、先生が解決するというのが大前提です。子どもが安心して学校で勉強できる空間をつくるのが、先生の仕事だからです。
しかし先生が頑張ってくれているけれど、うまく改善できないこともあります。先生の年齢や性別、実力によって、指導力が異なるからです。
担任に相談しても解決しない場合は学年主任、教頭、教育委員会というように、より力を持った先生や組織に相談しましょう。
いじめられていたり、手を出されているなど、状況が深刻な場合、警察へ依頼することも考えることが大切です。
ただし、相談するときには子どもと話をしてからにしましょう。いきなり親が先走ると、親への信頼をなくしてしまうからです。
親が家でできることとはストレス解消
上記でお伝えした通り、学校の問題は先生の仕事です。そのため、親が介入するには限界があります。では、親は何ができるのでしょうか?
答えは、「ストレスを解消できるような家庭をつくること」です。お父さんやお母さんがしっかり話を聞いて共感するだけで、子どもの心は楽になるからです。
今後も、高校、大学、職場、どこでも嫌な人は出てくるでしょう。しかし、すべてを子どもに合う環境にしてもらうことはできません。
そのため、学校や社会でのストレスは家で発散するという意識を持ちましょう。よっぽどトラブルがひどくない限りは、気持ちを切り替えて、頑張ることができます。
ただし、あまりにひどい場合は、休ませるなど別の対応をとった方がいいケースもあります。
悩んでいるのが自分だけなら?
今回は、いろいろな子が被害にあっているとのことです。そのため、問題は相手にあると考えられるでしょう。
しかし状況によっては、悩んでいるのが子どもだけという場合もあります。そのときは、子ども側に問題がある可能性もあります。
たとえば、クラスでいろいろな子の悪口を言ったため、クラスメイトから嫌われてしまった場合です。この場合、非がある部分を親が直しましょう。
子どもが非を改めることで、解決できるからです。それでもクラスにいづらい場合は、転校して再スタートを切るなどの方法もあります。
本日のまとめ
学校で起こった問題は、先生が解決するというのが大前提です。担任に相談しても解決しない場合は学年主任、教頭、教育委員会というように、より力を持った先生や組織に相談しましょう。
親ができることは、ストレスを解消できるような家庭をつくることです。しっかり話を聞いて共感するだけで、子どもの心は楽になるでしょう。
明日ですが、「不登校を解決するために行った声かけ法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!クラスにいる問題児の子の対応法
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