不登校の子向け!中学生の勉強法まとめ

不登校

あなたが今学校に行っていない状況で、高校に進学するために勉強を頑張りたい!と思った場合、

勉強をどのように進めていったら良いか、悩むのではないでしょうか?そこでこのページでは、不登校の子でもできる勉強方法をまとめます。

もし今不登校ではない中学生の場合は、中学生の勉強法のまとめの記事を参考にしてください。

ステップ1 可能であれば家庭教師をつける

家庭教師
これはお父さんお母さんに、読んでいただきたい内容にもなるのですが、

不登校の子の場合、授業を受けていない状態で勉強を進めていかなければなりません。

これって想像以上に大変なことなのです。例えば先生がいない状態で、医者になるための勉強をするようなものです。非常につらいですよね?

少しでもわからないところが出てくると、おそらく諦めてしまうと思います。これを解決するためには、家庭教師を雇うのが良いです。

週1回でも良いので、わからないところを質問できる環境を整えてあげてください。家庭教師の選び方については、こちらのマニュアルで解説しています。

 

>>【無料】道山流!家庭教師の選び方マニュアル

ステップ2 0点から20点までの勉強で土台を作る

0点
家庭教師を雇うのはお勧めなのですが、お金がかかることなので、全ての家庭で雇えるとは限りません。

でも安心してください。これから説明する不登校の子向けの勉強方法は、仮に家庭教師を雇えなかったとしても、進めていける方法になります。

家庭教師はあくまでも、勉強のスピードを上げる手段だけで、いなくても勉強はできます。

ここで大事なのは、まずは20点取れる実力をつけるということです。

国語は漢字だけを覚える

国語
国語で20点取ろうと思ったら、漢字だけに絞るのが良いです。

漢字は高校でも社会人になっても使いますし、定期テストには必ず10~20点出題されます。

やり方は簡単です。学校で使っている漢字のワークやノートを、ひたすら覚えるだけです。よく出題されるのは、
  • 熟語
  • 送り仮名がややこしいもの
の2つです。これらは絶対に抑えるようにしましょう。1回の定期テストで覚えなければならない漢字は、せいぜい30から50個ほどです。

これをしっかり覚えるだけで、誰でも20点まで取れるようになります。

20点取れるようになった後は、国語の勉強方法のまとめでお伝えした方法を順に試してみてください。

数学の勉強方法は教科書の例題だけに絞る

数学
次に数学です。数学はできる限り、最初にお伝えしたように家庭教師を付けることをお勧めします。

なぜなら、自分一人で進めていくことは、なかなか大変だからです。

もし家庭教師を雇えない場合は、まずは教科書の例題だけを解くようにしてください。ここができないと、それ以外の問題を解くことは難しいです。

いろいろな例題がある中で、解けそうなものだけを解けば十分です。もし連列方程式が全く分からなければ、図形だけ解けばよいということです。

教科書の例題ですら、まったく解けなかったら、数学は捨ててしまってOKです。

他の教科で、覚えるだけでできる問題があるので、そちらから先に進めていきましょう。

もし例題がきちんと解けるようになったら、数学の勉強方法にまとめた流れで、勉強を進めていってください。

社会は一番力を入れるべき教科

社会
不登校の子が一人で勉強を進めていくとき、一番力を入れるべき教科は社会です。

なぜなら社会は覚えるだけなので、一人で黙々と勉強することができるからです。

家庭教師がいなくても、進めていくことができます。授業を聞いていなくても、勉強できる教科なのです。

勉強方法は非常に簡単で、学校で使っている問題集をとにかく繰り返し説くだけです。

授業を聞いていない場合、1回目は1問もわからないと思います。この場合答えを写せばOKです。

なぜこうなるかを考えるのではなく、答えをそのまま覚えるようにしましょう。

あと余裕があれば「学習漫画日本の歴史」などを読んで歴史の流れをとらえると良いです。

理科は計算問題を捨てて問題集を解く

理科
理科も社会と同じで、学校の問題集を繰り返し解くだけです。ただこの時一つポイントがあります。それは、覚えるだけの問題に絞ることです。理科は、
  • 計算問題
  • 語句問題
の2つにわかれます。計算問題はわからないとき、家庭教師の先生などに、教えてもらう必要があります。

語句問題は、ただ覚えるだけで、解くことができる問題なので、一人で黙々と進められます。

最初の段階では、語句問題だけに絞って進めたほうが、成績が上がるスピードがはなくなるのでおすすめです。

英語は英単語だけをしっかり覚える

英語
最後は英語です。英語も数学と同じで、一人で進めるのが難しい教科です。

特に文法などは、誰かに解説してもらわないと、進みが遅くなります。

ではどうしたらよいのかというと、不登校の子の場合、まずは英単語と英熟語を、しっかり暗記する勉強から始めると良いです。

なぜなら、英単語と英熟語を覚えておけば、最悪文法がわからなくても、問題の意味が理解できるからです。

定期テストの場合、英単語と熟語さえ覚えておけば、20点くらいは取れます。

英語の学習の基礎ともいえるので、まずはこの2つを覚えるところから、始めていきましょう。

保護者向け!子どもの不登校を解決する方法

オール2
子どもが不登校になったときは、上記の方法で勉強を進めてみてください。

最低限の基礎ができるようになるため、上手くいけばオール2くらいの成績までは、上げることができます。

ただ高校に進学することを考えると、やはりどこかのタイミングで、学校に戻れるようにしてあげることが大事になります。

ではどうしたら、子どもの不登校を解決することが、できるのでしょうか?

この方法については、私が現在無料で配信している、思春期の子育てメール講座の受講特典でお配りしているマニュアルで解説しているので、

良かったらこちらも参考にしてみてください。子どもが不登校になる本当の原因と、解決ステップが理解できるかと思います。

>>思春期の子育てメール講座はこちら

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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