先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
すべて平均点以下でした。本人は、それなりに勉強してるのに、50点台ばかり。もう少し頑張りがほしいですが、初歩的ミスもあります。なおせますか?
子どもがテストで平均点に届いていないと、親として少し悲しい気持ちになりますよね。平均点を取れていない場合、勉強方法が間違っている以外にも理由が考えられます。
今回は、その見極め方も含めてお伝えしていきます。今回の内容をしっかり押さえていただければ、お子さんの成績は平均を超えるはずです。
その結果、将来進みたい道を自分で選べるようになります。参考にしていただければ幸いです。
平均点以下になる理由
テストで平均点に達しない理由は、3つです。1つ目はやる気がないこと、2つ目は勉強時間が足りないこと、3つ目は勉強効率が悪いことです。
今回の相談者さんの場合、「初歩的なミスをしている」とあります。ワークを繰り返す回数が少なかったりすると、初歩的なミスも増えてしまいます。
そこで、なぜワークを繰り返す数が少なくなってしまったのかを考えることが大切です。
7割取るために必要な要素
そもそも平均点以上(テストで7割以上)を取るためには、どれくらいの勉強が必要でしょうか。最低でも、定期テストの2週間前からスタートすることです。
勉強時間は、平日なら3時間、土日なら8時間くらいはがんばらせましょう。勉強内容は、学校のワークを完全にマスターすることが最初のステップです。
マスターするためには、同じワークを繰り返し解く必要があります。その後、応用レベルの問題集を数回解くことができれば、間違いなくテストで7割取ることは可能です。
※ほとんどの学校では、応用レベルの問題集は解かなくても平均点以上取ることは可能です。
できていないときの考え方
もしお子さんがこれらの勉強をできないとき、考えられることは3つです。やる気が出ていない、勉強を始めるのが遅い、効率が悪いのどれかでしょう。
勉強のやり方を間違えていると、2倍以上の時間がかかります。テスト2週間前から勉強を開始しても、余計な時間がかかっていては本番に間に合いません。
また、やる気がなければそもそも勉強しません。お子さんに足りない要素を見極め、改善するようにサポートしましょう。
本日のまとめ
テストの2週間前から勉強を開始し、平日3時間、土日8時間の勉強時間を確保して学校のワークをマスターできれば、必ず平均点は取れます。
これができないときは、やる気がないか、勉強を始めるのが遅いか、勉強効率が悪いのいずれかです。原因を突き止め、そこを改善できるようにサポートしましょう。
明日ですが、「おすすめの子育て本TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!平均点以下から脱出させる方法
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