高校受験系の悩み相談に対して元中学校教師が解答しました!

受験勉強

「もうすぐ高校入試なのにやる気が出ない」

「受験勉強はどのように進めていけばよいの?」

など、高校受験に対して悩みや不安を持っていないでしょうか?

そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強や受験をサポートする道山ケイが、お父様お母様から頂いたいただいた悩みに対して回答しました。

この記事を読んでいただければ、お子さんの受験に対しる不安は、高確率で消えると思いますよ!なお高校受験の基本的な勉強方法については、こちらの記事にまとめてあります。

>>偏差値がグングン上がる高校受験の勉強の仕方まとめ

まずはこちらを読んでいただいたうえで、うまくいかなかった部分をこの記事を参考に対策をしていくと良いかと思います。

目次

中三の<<受験勉強>>のスケジュールややり方を解説!

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中3の今の時期は、内申点あげるのと受験勉強をする方どちらを優先した方がいいですか?

中学3年生の2学期は、内申点を上げるための定期テスト対策と高校受験当日の点数を上げるための受験勉強の2つを並行しないといけません。

ではどちらに、時間を割いていけばよいのでしょうか?この割合を間違えると、勉強しても合格率が上がらないので注意です。

もしお子さんが3年生であれば、是非この内容をシェアしていただけると、嬉しく思います。

定期テスト対策こそが最優先

テスト
高校受験本番のテストで、出題される範囲というのは、
  • 中1の範囲30%
  • 中2の範囲30%
  • 中3の範囲30%
  • その他10%
みたいな感じです。定期テスト対策というのは、一見すると内申点を上げる目的のように感じるのですが、

中3の範囲が30%出ることを考えるとこれは受験勉強でもあるのです。つまり、一番効率が良い勉強は、定期テスト対策になります。

例え3年生であっても定期テスト対策を最優先で、進めていくべきなのです。

中学3年生の学習スケジュール

スケジュール
では定期テスト対策は、いつからスタートすればよいのか?

3年生というのは全員勉強をがんばります。それを考えると最低でも定期テストの2週間前、できれば3週間前からスタートしたほうが良いです。

※道山流定期テスト勉強法はこちら

>>中学生勉強の仕方をまとめてみました!

3週間あれば、平均80%以上の点数を、取ることができると思います。それ以外の時期や、冬休みなどの長期休みは、高校受験の勉強をすればよいです。

※道山流高校受験勉強法はこちら

>>高校受験の勉強法をまとめました!

2学期以降休む日は1日もない

勉強
このスケジュールを見ると、「道山先生!毎日勉強しろということですか?」と思う子がいると思います。

はい、その通りです。3年生の夏休み以降は、毎日勉強したほうが良いです。

第一志望の高校に、入れなくても問題がなければ、休みを取って遊んでもOKです。

ただ第一志望に入りたいなら、毎日勉強しないと絶対に落ちます。現在余裕があったとしても、これから4か月さぼるとすぐに抜かれます。

受験生というのは、みんな死に物狂いで勉強するので、1日の気のゆるみが命取りになります。

これから受験までは、人生でベスト3に入るくらい、勉強を頑張ると良いと思います。

この相談へのまとめ

桜
今既に定期テスト3週間前なら、今すぐ定期テスト対策を始めましょう。

テストが終わった日くらいは遊んでOKなのですが、翌日からはすぐに受験勉強を始めていきましょう。

泣いても笑っても残り4か月です。この4か月を頑張れば、この先の人生がずっと幸せになります。

一方この4か月さぼると、この先の人生ずっと後悔します。

どちらを選んでも人それぞれだと思うのですが、私個人としては4か月頑張り、一生楽したほうが得だと思います

※入試の面接対策がしたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>道山流!面接の秘訣

道山流!通信制高校の選び方

先日こんな相談をいただきました。

中学3年生の息子がいますが、中学1年の2月から登校出来ていません。

親子関係等も見直し、学校には行けませんが5月から個別指導の塾に通えるようになり、塾だけはまじめに行っています。

ただ、出席日数が足りないため大学進学の可能性も視野に入れた通信制の高校を考えています。

通学範囲に10校ほどの通信制があり、すでに数校の見学会や説明会に参加していますが、形態など様々で何を基準に選ぶべきかがよく分かりません。

もし、アドバイスなどありましたら、よろしくお願いします。

最近の通信制高校と言うのは本当にすごいです。将来的には全ての学校が通信制になってしまうのではないかと思うくらい、サポート体制が充実しています。

ただ選択肢が多すぎるため、親としては逆に悩んでしまうという状態にもなりかねません。そこで通信制を選ぶ基準について私なりにまとめてみたいと思います。

通信制高校の仕組みと種類

学校
そもそも通信性高校とは何かというと、
  • 不登校などで全日制に通えない子
  • 芸能活動などで学校に通えない子
  • 働きながら高校卒業の資格を取りたい子
などのために、学校に通わなくても、レポートやテストなどで単位を取れば、高校卒業の資格を取られる学校です。

ただ実際には、通信制高校に通っている子は少なく、多くは通信制サポート校に通っています。

これはどういう仕組みなのかと言うと、引きこもりの子が一人で自宅で、通信制教育を受けるのってなかなか厳しいですよね?

結局続かずに辞めてしまうことが多いです

そうならないために、週に3回くらい通信制サポート校に登校して、そこで通信制高校のカリキュラムの学習を行い、高校卒業資格を取っていくわけです。

 

例えば先日私は廣岡正幸先生の結婚式に参加させていただいたのですが、廣岡正幸先生が運営している学校もこの形です。

ただその分費用も掛かるので、まずは通信制高校に直接進学するのか、通信制サポート校を通して進学するのかを決めると良いと思います。

※もちろん通信制高校に直接進学しても、学校に登校できるところもあります。

通信制高校を選ぶ基本ステップ1 高校リサーチ

リストアップ
では具体的には、どういった流れで通信制高校を選んでいけばよいのでしょうか?

まず最初に行ってほしいのが高校のリサーチです。例えばこちらのようなサイトから、自宅から通える通信制高校の資料を、10校以上取り寄せてください。

>>通信制高校比較サイト

一つ注意点があって
  • 電話で資料請求をする
  • よく使うメールアドレスを登録する
という形で資料請求を行うと、あとから大量のメールがきたり、営業の電話がたくさんかかってきます。ですのでできるだけ、
  • 電話で資料請求をしない
  • メールアドレスは普段使わないフリーの物にする
という形にしてください。資料を送ってもらうので、住所を書くことは仕方がないのですが、それ以外はできるだけ普段使わないものにする良いです。

通信制高校を選ぶ基本ステップ2 高校見学

学校
たくさんの高校の資料を取り寄せたら、その中から親目線で、
  • 金銭的に厳しいもの
  • カリキュラムに納得できないもの
は省いてしまいましょう。おそらく半分くらいはこれで省けると思います。

そして残ったものの中から、お子さんにどの高校に興味があるかを聞き、(できれば一緒に資料を見ていくと良いです)その中から興味のある学校3校くらいを見に行くと良いです。

スクーリングがない学校であれば、わざわざ見に行く必要はないですが、スクーリングがあるなら、週に何回か高校に通う必要があるからです。また、
  • 通信制高校
  • 通信制サポート校
は学校によって先生の質が大きく変わります。そういったレベルを把握するためにも、親子で一度見に行くと良いです。

良い高校悪い高校って何が違うの?

比較
スクーリングがない学校であれば、
  • 学費
  • 学べる内容
だけで決めれば良いです。ただスクーリングがある学校の場合、
  • 学校の雰囲気
  • 自宅からの距離
  • 先生の質
などが大きく関係してきます。これがお子さんに合う学校が良い学校、合わない学校が悪い学校という感じになります。

だからたくさんの学校の資料を集め、その中から興味のある学校を見に行くことで、高確率で悪い学校に入る可能性が下がります。

まずは、10校以上の高校の資料を集めると言うところから始めてみてくださいね。

なお志望校が見つかった後は、道山流!高校受験の勉強法にそって、偏差値を上げていきましょう!

3年生の2学期以降は現実を見よう

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

僕は中1から学校には行けてません。そんな僕も今年で中3となり、後一ヶ月と少しで受験となります。

僕はどうしても高校に行って硬式野球をやるのが夢です。

だけど僕が受験する公立高校でも、最低で全教科80点以上は取らないと可能性はないそうです。だけど僕は全く勉強が分かりません。

先週受けた最後のテストも20点未満の点数を貰える程しか答案用紙に書けませんでした。

これからどう勉強すればいいですか?

中学3年生の子からの相談なのですが、あなたはこの相談を読んで、どう感じましたか?

私は親か教師のサポートが完全に抜けているなと感じました。このままいくと、この子は100%受験に失敗します。そうなる前に、今できる対策をまとめます。

親か教師が現実を伝えないとダメ

親子会話
この子の夢は、高校に行って硬式野球部に入ることです。素晴らしい夢ですね。是非とも叶えてほしいです。

ただ一つ欠けていることがあります。それは夢と現実があっていないことです。

この子は夢を叶えるために、志望校を決めているのですが、その点数が自分の実力とかけ離れているのです。

もし2年生であれば、まだなんとかなるかもしれません。しかし今は3年生の1月です。まもなく受験です。

ここから成績を大きく上げることは99%不可能です。だから現実を知って、進路を変える必要があります。

そしてそれをサポートするのは、親か教師の役目です。そこが抜けているのです。

実現可能な高校で夢が叶うところを探す

夢
相談者の子に最初にやっていただきたいことは、
  • 硬式野球部がある高校
  • 今の実力で進学できる高校
を探すことです。家の近くで探すと、当てはまる高校がないかもしれません。だから全国から探すことが大事です。必ず見つかります。

お父様お母様は、進路選択をサポートしてあげてください。無理に偏差値の高い高校を狙う必要はありません。

硬式野球部さえあればいいのです。きっと見つかると思います。

過去問だけは徹底的に解く

過去問
もちろん無勉強ではだめです。志望校が見つかった後、最低限の勉強はしてください。

残り1か月で行うとしたら、せめて過去問くらいは3年分解くようにしましょう。

もう少し余裕があるなら本屋に行って、最も薄い高校入試対策の問題集を買ってきましょう。そしてそれをひたすら解きましょう。

高校選びを間違えなければ、これだけで合格できると思います。偏差値を上げるのではなく、志望校を変えるという選択をすることが大事です。

嫌いな子と志望校が同じになったら?

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

子供は中3で受験です。志望校は公立で、通いやすくて成績が見合うところで決めています。ところが昨年からいじめてくる子が同じ志望校ということがわかり悩んでます。

友達に恵まれるかもしれないし、何か引き合うものがあるから縁をもっていると思うので、愛情バロメーターをあげて本人に自信がつく中で、その子との関係性も変わるだろうとの思いもあります。

道山先生なら、どのようにお考えになりますでしょうか?

大嫌いな子と志望校が同じになったら、判断に迷うと思います。その時の考え方をお伝えしますね。

愛情バロメータを上げても改善しない

愛情
最初に大事なことをお伝えします。

愛情バロメーターをあげて本人に自信がつく中で、その子との関係性も変わるだろうとの思いもあります。

とあるのですが、これはなかなか厳しいです。

もちろんそうなったら理想なのですが、現実問題、過去にいじめられた子と仲良くなるのは厳しいですね。

これは不登校の解決策と同じなのですが、愛情バロメータを上げていけば、子どもの気持ちは前向きになります。

しかし学校の環境が悪いと、いつまでたっても不登校は改善できないのです。それと同じです。

同じクラスになる確率は39%

クラス
ではどうしたら良いのかというと、状況だけ伝えたうえで、子どもに決めさせるのが良いです。まず伝えるべきことは、その子と同じクラスになる確率です。

8クラスある学校であれば、1年目に同じクラスになる確率は13%です。

それが3年間あるとすると、39%の確率でどこかのタイミングでクラスが同じになる可能性があります。これをお子さんに伝えます。もちろん、
  • 高校生になると大人になるから、中学の時のようないじめになる可能性は少ない
  • 高校の先生に違うクラスにできるように頼むつもり
という点も伝えます。その一方で、
  • 高校の場合義務教育ではないから、いじめがきっかけで不登校になったら退学
  • 中学校ほど先生が助けてくれない
という事実も伝えます。そのうえで子どもに決めさせます。

逃げることはカッコ悪いことではない

褒める
上記の話をした結果お子さんが、「じゃあ他の学校を受ける」という選択をしたとします。

すると、「いじめっ子のせいで、自分の進路を変えるなんてもったいない」と思われる方がいるかもしれません。

私も同じタイプなので、その気持ちはよくわかります。しかし80年ある人生のうち1度や2度逃げることは誰でもあります。

それはカッコ悪いことではありません。むしろ自分を守るために行う勇気のある決断です。

ですのでお子さんがもし、進路を変える決断をしたなら、褒めてあげてください。

不登校生徒の高校受験対策

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

こんばんは。いつも拝見させて頂いております。高校受験を控えている息子がおります。息子はようやくリビングにも居る様になりました。

ただもうすぐ入試だと言うのに、ここに来て行きたい学校が無いと言い始めて受験勉強を今一つしようとしません。

目標が見つからないからかと思います。その時親はどの様に息子に接したら良いでしょうか?

1月に入ってから、頂いた相談なのですが、なかなか厳しい相談だなと感じました。通常受験を成功させるためには、夏休み前から進路選択を進めていく必要があるからです。

1月の時点で、まだ進路が決まっていないのは、正直手遅れです。とはいえ、ここで諦めるわけにもいかないと思うので、今できる最善の受験対策をお伝えします。

子どもが不登校なら最低1年は必要

不登校
今回の相談者の方のお子さんが、どういった状態かはわかりません。ただ、

息子はようやくリビングにも居る様になりました。

という部分を読む限り、部屋に引きこもっていたことが予想できます。仮に不登校気味で、親と会話ができなかった状態だと仮定して話を進めます。

この場合、最低でも1年間かけないと、受験を成功させることは厳しいです。

  • 最初の3か月
親子関係を良好にし不登校を改善する
  • 3か月目~6か月目
進路選択を進める
  • 6~9か月目
1,2年生の基礎問題の復習
  • 9~12月目
過去問などの受験対策

というステップで、進めていく必要があるからです。もし今お子さんが2年生で、不登校状態だとしたら、上記の流れをイメージしてください。

※不登校についてはこちらのページで詳しくまとめていますので、参考にしてみて下さい。

>>不登校の原因と親の対応法

3か月しかない場合は親子関係の回復のみ

親子
今回の相談者の方が、どのタイミングで私のメルマガを読むようになったかはわかりません。ただ仮に、昨年の10月ごろから、読み始めたとしたら、できることは全て出来ています。

なぜなら、受験まで残り3か月しかなければ、その3か月にすべきことは、親子関係の回復だけだからです。

仮に10月ごろから、道山流思春期の子どもへの対応法を実践していただいて、今回ようやく子どもの引きこもりが解消されたなら素晴らしいです。親としてやるべきことは、きちんとできたからです。

残り1か月でやるべきことは進路選択のみ

進路選択
では最後1か月にやるべきことは、何かというと「進路選択のみ」です。ここでのポイントは、今の実力で進学できる学校に絞るということです。

今から進路を決めて、そのために勉強を頑張るのは厳しいです。だからこそ今の実力でも進学できる学校を探しましょう。そのためにやるべきことは、
  • 資料請求
  • 担任や進路の先生との相談
  • 高校見学
です。これをひたすらやってください。資料を集めるときは、定時制、通信制、県外の学校も視野に入れることが大事です。こういったサイトを使うと便利です。

>>通信制高校比較サイト

勉強させるのではなく、進路を決めることだけに集中しましょう。

道山流!高校の学科の決め方

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しています。

私は将来何になりたいか決まっていません。OLにだけはなりたくないです。

高校は、学んでみたかった経済学が学べる高校に行こうかと思い始めているのですが、もし将来何になりたいか見つかった時に大学に行かないといけなくなったら、

普通科に行かなかったせいでその職業につけなくなるっていうことにはなりたくないです。正直どっちに行けばいいのか分かりません。

相談をくれた子は、まだ中学2年生です。この時期から自分の将来を考えられるのは、本当にすごいことだと思います。上記の子のように、

  • なんとなくやってみたいことがある
  • 確信がないから進路を決められない
と悩んでいるなら、本日お伝えする進路選択法で進めてみてください。最も失敗する確率が、少なくなると思います。

頭よりも心の方が判断が正確

心
これは私の考え方なので、受け入れるかどうかはあなたが決めてください。私自身、頭で決めた判断よりも、心(魂)で決めた判断の方が正確だと思っています。
頭で決めた判断
今回のケースでいうなら、将来のことを考えると普通科を選んだ方がよいのではないかという考えから、普通科を選ぶこと。
心で決めた判断
なんとなく行ってみたい、やってみたいという理屈では理解できない気持ちから決める判断。今回のケースでいうなら、経済学を学ぶ道を選ぶこと。

心で決める判断の方が、正確である可能性が高いので、今はいったん経済学を学べる道に進んだ方がよいということです。

なんとなくの心に従うと道が開ける

道
なぜ心で決めた判断の方が正確なのか?

あまり細かいことをお伝えすると、オカルトちっくになってしまうので、ここでは割愛します。一つ伝えらえる理由があるとすれば、自分の過去を振り返ってみるということです。

なんとなく「まずそうだな」とか「うまくいきそうだな」と感じた時は、その通りになっていることが多いのではないでしょうか?

一方頭で理屈的に考えて、下した決断はうまくいかなかったことが多いのではないでしょうか?

これはたぶん、人間にしかもっていない力だと思います。直観というやつです。

最後どうするかを決めるのはあなたです。ただ私なら自分の直感を信じて、経済学を学ぶ道に進みます。

それすら見えないときは普通科か総合学科

学校
今回の相談者のように、なんとなくでも行きたい進路が見えているなら、後先考えずそこに進むのがベストです。

ただそれすら見えていないなら、とりあえず普通科か総合学科に進むことをお勧めします。この2つの学科に進んでおけば、後で進路が見つかった時、どの道にも進むことができるからです。

一番よくないケースは、特に行きたくない専門学科に行くことです。これをすると99%後悔します。お金の問題、距離の問題、いろいろあると思います。

ただ進路選択で学科だけは、間違えないようにしてくださいね。

朝が苦手な子におすすめの進路

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

今、中3の息子が以前いじめにあい、人が恐くなり不登校になって精神病になってしまいました。

私立高校に落ちてしまい、公立は近くの公立で倍率ぎりぎり入れそうな通いやすく知りあいも20人位来そうな高校。

家から1時間20分かかる遠くて通信制に似ていて先生も優しい高校で倍率も低い高校。どちらが良いのでしょうか?

息子は、薬のせいか朝は苦手で早く起きれなくて朝起こすのがとても大変です。

  • もともと不登校だった
  • 薬の影響で朝が苦手
という子の場合、進路選択を間違えると大変です。高校が合わなければ、すぐに不登校になり退学になります。

ではこの場合どういった点に気を付けて、進路を選んでいけば良いのでしょうか?大事なポイントをお伝えします。

※本日は少し厳しいお話も書きました。もしそれが気分を害してしまうようであれば、無理に読まないでいただければと思います。

家から近くサポートが手厚い私立がベスト

高校

あくまでもベストな進路にはなりますが、
  • 家から近い
  • サポートが手厚い私立
というのがおすすめです。朝が苦手な子の場合、それが原因で遅刻する可能性があります。遅刻が続くといずれ退学になります。

ですのでできる限り家から近く、朝ギリギリまで寝られるところがベストです。また公立高校よりも、サポートが手厚い私立高校がおすすめです。

私立高校とひとえに言っても、高校の雰囲気によっていろいろあります。できれば不登校の子でも通いやすいところを選ぶと良いと思います。

引っ越しや定時制、通信制も考える

引越し

今回の相談者のケースでいうなら、既に私立という選択はできない状況です。公立高校から選ばざるを得ないです。

この場合、母親のみ引っ越しをして、子どもと二人暮らしをしながら、1時間20分の学校に通うのが良いと思います。

慣れてきたら、一人で生活もできると思います。そうなったら、月、水、金だけは子どもと2人暮らしをして、それ以外は実家に戻ればよいです。

そうでもしないと朝起きられず退学になる可能性が上がるからです。もしくは定時制や通信制を選ぶというものありかもしれません。

一番の問題は計画性が欠けていること

計画

最後に一つ、少し厳しいことをお伝えしようと思います。上記の方の相談が来たのは2月に入ってからです。正直遅すぎです。

さらに無料相談だったので、回答できたのもこの時期になります。つまり既に受験は終わっている可能性が高いです。

無計画すぎるというのが、ご理解いただけますでしょうか?私ならお子さんが不登校で今年受験があるなら、遅くとも9月ごろには進路の相談をします。

たまたま私のウェブサイトを見つけたのが2月で仕方なく相談されたという方なのかもしれませんが、もしそうだとしたら調べるのが遅すぎです。

子どもの受験というのは、人生を決めるともいえる大事な時期です。それを少し甘く見ている気がしました。

私はあまりメルマガやブログでは、厳しいことは書かないのですが、さすがに「無責任すぎる」と感じたので、久々に厳しいお話を書きました。

小中学校の先生になる具体的なステップ

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。

質問があるのですが、僕も教師になりたいと思っています。道山さんの通った進路を聞きたいです。どんな思いで高校に入っただとか、そんな話が聞きたいです。

教師になりたい!という想いを聞くと、なんだか私もすごくうれしい気持ちになります

そこで本日は私がどうして教師になったのかと、教師になる具体的なステップをお話しします。

道山が教師になった2つの理由

目標
私が教師を目指そうと思ったのは、実は高校に入ってからです。中学生の時点では、まだ明確な夢が決まっていなかったので、とりあえず普通科高校に入りました。

そこで自分の進路を考えていた時、
  • 学校がとにかく大好き
  • 子どもがとにかく大好き
という自分の特徴に気付きました。今でこそ一人で黙々と、自宅やカフェで仕事をしているのですが、当時の私は一人で勉強をするのが苦手で、毎日学校に残って勉強をしていました。

自宅にいる時間よりも、学校で友達と過ごす時間の方が100倍楽しかったです。また私は昔から、小さい子どもと遊ぶのが好きでした。

こういった理由があったので、私は「俺は教師になるのが良いのでは?」と思い始めました。

その後自分が進学する大学を見たのですが、これが本当に楽しそうな大学でした。

つまり私は、小さい頃は教師になりたい!と思って教師になったというよりも、自分に合っている職業って何だろう?

と考え、自分の好きなことや生活習慣を見ていき、「俺の天職は教師だ!」とわかったという感じです。

教師なる具体的なステップ

進路
教師になるためには、
  • 総合大学の教育学部で教員免許を取る
  • 教育大学の教育学部で教員免許を取る
という2つのステップがあります。あくまでも私の感覚なのですが、もしあなたが高校の先生になりたいなら、総合大学の教育学部を卒業した方が良いです。

一方、小中学校の先生になりたいなら、教育大学の教育学部を卒業した方が良いです。

なぜか!?これは小学校、中学校、高校の先生の学歴を調べていくとわかります。高校の先生と言うのは、一流大学の教育学部を卒業している人が、かなり多いです。
  • 東京大学
  • 大阪大学
  • 筑波大学
  • 名古屋大学
  • 広島大学
  • 千葉大学
などの総合大学の教育学部を卒業して高校教師になる人が本当に多いのです。一方小、中学校の教師と言うのは、その地域から最も近い教育大学を卒業している先生がかなり多いです。

私もある教育大学を卒業したのですが、私が働いていた学校の先生の3割くらいが同じ学校の卒業生でした。

採用の段階でどれくらい学歴が関係するのかよくわからないのですが、基本的には確率が高い学校を卒業した方が、教師になれる確率も上がると思います。

女子レスリング日本代表は全員至学館大学卒業

レスリング
今年のリオオリンピックの女子レスリングの日本代表の選手は全員至学館大学の卒業生です。

さすがにオリンピックは、コネで決まるわけないのですが、こういった事実を考えると、もしあなたが女子レスリングでオリンピックに出たいなら、至学館大学に入った方が確率は上がるわけです。

結局夢を叶える一番簡単な方法は、一番確率が高いステップを調べて、そのステップに進んでいくということなのです。

だからもしあなたが教師になりたいなら、あなたがなりたい教師の学歴をいろいろ調べ、最も確率が高い学校を目指して勉強を頑張るのが良いのかなと私は思います。

公立高校受験まであとわずかの時の学習法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

道山先生おはようございます。長女が中学に入学して、今まで山あり谷あり色々な事がありましたが、

そのたびに道山先生のメルマガを読み返して勇気をもらい、決断し、実行して、親子でここまでくる事ができ心から感謝しております。

今回道山先生にお聞きしたいのは、受験生の長女がやっと受験勉強にとりかかりはじめ(遅いですが…)、

過去問題集は何冊かあるのでもういらないそうですが、とにかく問題を解きたいので問題集が欲しいと言われました。

公立高校受験まで100日きった今、おすすめの問題集があれば教えていただきたいです。どうかよろしくお願いします!

長い間、私のメルマガを読んでくださっている読者の方からの相談です。こういった相談が来ると、私としても非常にうれしくなりますね。

そこで本日は、高校受験まで残り僅かとなった時に、やるべきこととおすすめの問題集を紹介したいと思います。

過去問は最低3年は解きましたか?

過去問
まず最初にこの相談者の方に、お聞きしたいのは、きちんと過去問を3年分解いたか?ということです。

過去問題集は何冊かあるのでもういらないそうですが、

と書いてあるので、既に持ってはいると思うのですがもしそれを3年分解いてなければ、まずはそれを解き直すのが先です。

なぜなら過去問を解いてみて、もし苦手な分野が見つかったら、そこを重点的に対策すれば、点数が上がるからです。

苦手分野の克服をしよう!

復習
相談いただいた内容から推測すると、おそらく相談者の方のお子さんは、今まで勉強はほとんどしてこないで、最近ようやく勉強を始めた形だと思います。

この状況だと仮定して、アドバイスをしていくのですが、仮に今まで全く勉強をしていないなら、おそらく苦手分野がたくさんあると思います。

過去問を解くことでそれが見つかるので、そこを重点的に復習していきましょう。この時に使う問題集は、学校の問題集や教科書で十分です。

新たに購入する必要はありません。もし学校の問題集がないなら、書店に行って受験対策用の問題集を買ってもいいです。

面接練習を徹底的に行おう

面接
おそらく上記の、
  • 過去問を解く
  • 苦手分野の対策をする
という2つのステップだけで、時間が足りなくなってしまうと思うのですが、万が一少しでも時間が余ったら、最後は徹底的に面接練習をしてください。

※面接の練習をする場合はこちらの記事に詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。

>>道山流!面接の心得

というのは、今回相談をくれた方は、
  • 最近ようやく勉強を始めた
という方です。実際に成績がどれくらいかわからないのですが、仮にオール2くらいだとします。

このレベルの学校というのは、とにかく面接を重要視します。なぜなら問題行動を起こす生徒を、入学させたくないからです。

だからこそ、最後は徹底的に面接練習をすることで、合格率がぐんと上がります!

受験まで残り僅かと言う状況で、勉強をスタートした子は、上記で説明した流れで、受験勉強を進めていきましょう。

高校受験の学科選択法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

4月の勉強会に参加させて頂きました。ありがとうございました。進路選択について相談です。

将来的な夢は未だ漠然としていますが、高校でハングルか英語に特化して学びたい!と言っています。

志望校選びの際にハングルと英語特化した学校を探せばいいのか、将来の夢が決まってないので普通科を探せばいいのか、アドバイスをよろしくお願いいたします。

4月に行った、高校受験やる気UP勉強会に参加していただいた方は、この時期から進路選択が可能になります。

>>高校受験やる気UP勉強会2018

その結果、他の子以上に早いタイミングで、受験勉強に取り掛かることができます。また来年も4月に行う予定ですので、来年度受験がある場合、是非参加いただければと思います。

志望校選びは奥が深いです。特に学科選びでミスをすると、取り返しがつかなくなります。そこで本日は、学科選びのポイントをお伝えします。

このポイントを押さえておけば、失敗する確率をかなり下げられると思いますよ。

ハングルを学べる学科を探すのは大変

英語

今回の相談者のお子さんは、ハングルか英語を学びたいと思っています。そこでお母様は、これらが学べる学校を探しています。

英語を学べる学校は、世の中にたくさんあります。しかしハングルを学べる学校となると、非常に少ないと思います。

どうしてもハングルじゃないと嫌だ!というのであれば、全国から探せばよいと思います。

しかし今回の相談者の子のように、英語かハングル語という感じなら、あえて探さなくても良いと思います。

まずはたくさんある英語を学べる学校を探すのが良いと思います。

留学できる学校を選ぶと良い

留学

今回のお子さんは、ハングルと英語に興味を持っています。まだ夢は明確になっていませんが、海外、国際というキーワードに興味を持っているわけです。

こういったタイプの子の場合、留学プログラムがある学校を選ぶと良いです。実際に留学することで、国際系の道に進むべきかどうかが明確になるからです。

留学を支援していない学校だと、高校を休学して、留学しないといけません。すると留学後に下級生と一緒に、授業を受けていかないといけなくなります。

一方留学プログラムがある学校だと、留学中にも単位を取得できるため、休学する必要がなくなることが多いです。

そういった意味でも留学プログラムがある学校をおすすめします。

学科は国際科でも普通科でもどちらでも良い

学校

今回の相談者のお子さんは、まだ夢が明確になっていないため、普通科にしようか国際科にしようか迷われています。

英語は何にでも活用できる教科なので、正直どちらの学科に行っても問題ありません。

どちらの学科も候補に入れておき、最後は偏差値で決めればよいと思います。それよりも、
  • 留学プログラムがあるかどうか
  • 他の条件(距離や部活動など)
で決めるのがよいと思います。

不登校傾向がある子の進路選択法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

現在中3の娘ですが、中学1年の後半に仲の良い友達からいじめにあい不登校になりました。

相談員、担任の先生は、こちらから相手親との話しあいを要求しても、何故か動いてもらえず、今でも後悔だけが、残っています。

中学2年生になる際、フリースクールに通ったのですが、続かず行けなくなりました。

当初は精神的にも非常に危なく、とにかく寄り添う事が難しく、時間はかかりましたが、今では、愛情バロメーターは高く、リアルな友達がいないぶん母親が頼りです。

高校選択で同じような間違いをしたくないです。通信制でなく、普通に学校へ行きたいようですが、高校の選び方について、先生のご意見も参考までにお聞きしたいのでお願いいたします。

わが子が中学校で不登校になると、親として「高校に進学した後は、他の子と同じように学校に通わせてあげたい」と考えると思います。

仮に中学校は通うことができなくても、上手にサポートすれば高校からはきちんと通えるようになります。

そこで本日は、高校からきちんと通学できるようにするための進路選択法をお伝えします。このポイントさえ押さえておけば、高校生からやり直しができますよ。

最も大事なのは愛情バロメータを上げ続けること

愛情

今回の相談者の方は、

当初は精神的にも非常に危なく、とにかく寄り添う事が難しく、時間はかかりましたが、今では、愛情バロメーターは高く、リアルな友達がいないぶん母親が頼りです。

と書いてあるので、現状は愛情バロメータが高いところまで来ていると思います。ただ、油断は禁物です。

一度愛情バロメータが下がってしまった子というのは、同じような経験をするとすぐに下がります。そうならないように、今よりさらに愛情バロメータをあげておくことが大事です。

特に高校に進学した直後は子どもは疲れやすいです。そこできちんとサポートできるような親子関係を作っておきましょう。

愛情バロメータを上げる方法はこちらを参考にしてみてください。

>>思春期の子育てメール講座

子どもの性格にあった学校を選ぶことが最重要

起きれない

高校進学後に、二度と不登校にならないために最も大事なことは「子どもの雰囲気に合った高校を選ぶ」ということです。

例えば、お子さんは朝起きるのが苦手だとします。そういうタイプの子が、家から1時間かかる高校を選んでしまったらどうでしょうか?

朝起きるだけで、ものすごいストレスがかかります。すると、徐々に疲れがたまってきていずれ朝起きられなくなるからです。

次に大事なのが、子どの雰囲気に合った学校を選ぶこと

体育祭

もう一つ大事なことは、お子さんの雰囲気にあった学校を選ぶということです。

以前「高校受験やる気UP勉強会」に参加された方には、細かいことをお伝えしたのですが高校にはその高校特有の雰囲気があります。

この記事は多くの方が読んでいる記事なので、あまり細かいことは書けないのですが、お子さんの雰囲気にあった高校を選べるかどうかで、学校に行く楽しさが変わってきます。

例えば、ワイワイしている雰囲気が好きな子であれば、そういった校風の学校を選ぶべきです。落ち着いた雰囲気が好きな子であれば、そういった校風の学校を選ぶべきです。

校風を意識せず、進路選択をする子が多いのですが、不登校傾向がある子の場合、校風を必ず意識してください。

迷った時の第一志望を決める方法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しています。

志望校は二校に絞れました。二校の志望校で自分にとって良いところをピックアップしたり、口コミを見てみたり、本の学校紹介を見たりなどしました。

それでも、第一志望をどちらにするかを決められないんです。どちらも良いところが同じ数ぐらいで…こういう時はどうやって決めるのが良いのか教えてください。

生きていると、どちらにしようか本当に迷うことってたくさんあると思います。

私も最近、新しいmac book proを買おうと思い、どのモデルにしようかすごく悩みました(笑)

この考えても考えても、答えが見つからない時の考え方とその理由についてお話しします。

同じくらい良いと思う理由とは?

アイフォン
もしあなたが携帯を買い替えるとして、iphone7にするか、メーカーなしの3000円くらいのボロ携帯にするかどちらがいいですか?と質問をしたら、

そりゃ誰でもiphone7の方が良いって思いますよね?

要するに、2つの選択肢に差があれば、人間は迷わずに決められるわけです。

一方迷ってしまう時と言うのは、2つの選択肢が同じくらい良いからこそ迷ってしまうわけです。

例えば、iphone7のシルバーとゴールドだとほとんど同じですよね?だから迷うわけです。

どちらを選ぶのが正解か?

時間
じゃあどっちを選べばよいのかと言うと、答えは「どちらを選んでもOK」になります。

なぜならどちらも同じくらい良いわけなので、どちらを選んでも後悔しないわけです。

もちろん仮にiphone7のシルバーを選んだとして、1か月で壊れてしまったら、「あの時にゴールドを選んでおけば、壊れなかったかもしれないのに…」と後悔するかもしれません。

でもそれって結局、後にならないとわからないわけです

高校も同じで、A高校とB高校が同じくらい良くて、A高校に決めた所友達ができなかったらきっと後悔すると思います。

でもそれって、入ってみなければわからない事なので、今の時点で悩んでも解決できないのです。ですので、
  • どちらを選んでも正解
  • 失敗を気にして悩む時間の方が無駄
だと考えるようにしましょう。

最後は直感を信じるのが一番!

迷う
ではこういった状況の時、道山本人はどうやって決めるのかと言うと、「最後は直感」で決めるようにしています。

人間は基本的に5感と言われている、
  • 目 ・耳
  • 鼻 ・舌 ・肌
で物事を決めているのですが、第6感と言われるのが、いわゆる「直感」というやつです。

これが結構すごくて、私も過去に直感を信じて行動したら、上手くいったというケースがたくさんありました。

だから最後は、「自分の直感」を信じて、判断するようにしています。ということで、今回の相談者の方も、最後どうするかを決めるのは、
  • お父さん
  • お母さん
  • 友達
  • 先生
アドバイスではなく、自分直感を信じるのが良いのかなと思います。

なお進路が決まったら、最後は公立高校まであとわずかの勉強法の記事が参考になると思います。

志望校は校風と部活のどちらで選ぶべき?

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

最近息子が、志望校を変更しました。当初の志望校は偏差値が低いのですが、やりたい部活があり、専門の先生もいます。

しかし先輩から、不良が多い学校と聞いたため、いじめのターゲットになると嫌だと、第2志望の高校にしました。

第2志望の高校ではやりたい部活がないわけではないのですが、専門の先生がいません。

親として絶対行く!と決めていた高校を不良がいるらしいという理由で変える気持ちが理解できません。

高校受験は子どもにとって、人生を決めるかもしれない大事なテストです。だからこそ、最後まで進路で迷うのは、当たり前のことです。

では校風と部活動では、どちらを優先して志望校を決めるべきでしょうか?

私なりのアドバイスをまとめます。この視点さえブレなければ、志望校で迷うことはなくなります。

何を優先すべきかは子どもに決めさせる

高校
結論を言います。校風と部活動、どちらを優先すべきかは、子どもに決めさせるのが良いです。なぜなら、
  • 校風よりも部活動の方が大事
というのは親の価値観だからです。これが正しいという真理ではなく、人によって異なる価値観だからです。

子どもが部活動よりも校風を優先したいなら、それを応援してあげればよいと思います。もし親の想いを伝えるなら、強制してはいけません。

「お母さんなら部活を優先するけど、最後どうするかは自分で決めればいいよ」と伝えるのが良いです。

想像で決めるのはもっと良くない

手順
ただ今回の相談者の場合、進路選択をするうえで大事な点が抜けています。それは「高校見学」です。

相談者のお母様が言うように、先輩からの情報だけで、進路を決めるのは危険です。実際に見学してみたら、それほど荒れていないということはよくあるからです。ですので、
  1. 一度親子で高校を見学に行く
  2. そのうえで進路を決める
という手順が大事になります。実際にあれている学校なら、お母様自身も「この高校に入れるべきではない」と思うかもしれませんので。

高校進学後の生活に不安がある場合

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

初めまして、道山さん。私は今中学3年生で受験生です。そのことについて悩みがあります。

今更そんなこと…って思うかもしれませんが、少しでも見てくださると嬉しいです。

私が行きたいと思っている学校はたくさんの学科がある学校で、私はその中の理工科(理数科)に行きたいと思っています。

ですがその学科は理数の授業が多く、たくさんある学科の中で1番大変な学科だそうです。私はそこまで頭が良い方ではないし、数学が特に苦手です。

受験までの残りの時間、自信が持てるようになる勉強ができるのか不安です。私は正直言って、時間の使い方が下手くそです。

今できなくても後で、明日、明後日……と、どんどん引きずってしまいます。それでも残りの時間、もし頑張れば自信を持つことができますでしょうか?

そんなの自分の頑張り次第だ、と言ってしまえばそれまでなんですが、どうしても不安になってしまって…怒ってくれても構わないです。

高校受験というのは、中学生にとって初めて訪れる、不安だと思います。今回の相談者の子は、高校入学後に学科についていけるかという不安を抱えています。

この場合、唯一できる解決策について、お話しします。

肉じゃがを作る自信はありますか?

肉じゃが
最初にあなたに質問をします。あなたは肉じゃがを作る自信ってありますか?私自身、「レシピを見てよいなら」肉じゃがを作る自信があります。

なぜ自信があるのかというと、過去に何度も失敗をしながら、肉じゃがを作ったことがあるからです。

さすがに今でも、調味料の量などは覚えていないため、レシピなしで作る自信はありません。ただレシピを見れば、作れる自信があります。

あなたはどうでしょうか?普段から料理をしている方であれば、おそらく自信はあると思います。

ただ一度も料理をしたことがない方は、自信がないのではないでしょうか?

最初からできる人なんて誰もいない

失敗
では今料理をしている人って、最初から料理ができたのでしょうか?

それは絶対にありえません。最初は何度も失敗をしているはずです。失敗を重ねていった結果、少しずつ包丁が使えるようになり、肉じゃがが作れるようになったわけです。

その結果、肉じゃがを作ることができるという自信がわいてきたわけです。つまり、生まれた瞬間から、料理ができる自信がある人って、一人もいません。

誰でも何度も失敗をしながら、努力を重ねていった結果、自信が生まれてくるわけです。

自信は努力からしか生まれない

勉強
これは勉強も同じです。今回の相談者の方は、理数系が苦手なのに理系の学校に行って、ついていけるか不安と言っています。

これは結局、理数系の勉強に対する努力が足りないからです。もしこれから1年間、毎日3時間理数系の勉強ばかりしたら、「理数系ならできる」という自信が生まれます。

今から勉強を始めて、受験までに自信が生まれるかは、やってみないとわかりません。でも継続して勉強していけば、絶対に生まれます。

私自身、もともとパソコンの知識は、全くありませんでした。ただ独学で、ホームページの作り方を学びました。その結果ホームページが作れるようになりました。

今では、ホームページを作ることができる自信があります。なんでもがむしゃらに努力すれば、どこかのタイミングでできるようになり、それが自信につながります。

まずは難しいことは考えずに、受験までがむしゃらに勉強を頑張ってみてください!

1年生で欠席が多いと受験に影響するの?

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で内容の一部を変更しております。

子供は2年生なのですが、1年生の時に欠席や遅刻が合わせて10日以上ありました。内申が、だいぶ下がってしまってるのではないかと思いますが、大丈夫でしょうか?

子供には、定期テストや、検定合格等でカバー出来る所は、やるしかないと話してますが実際の所どうなのか、学校の先生には聞きずらくて。

道山先生に教えて頂けたらと思います。

1年生や2年生で欠席が続くと、3年生になってからの受験で不利になるのでは?と悩まれている方が非常に多いです。

実は欠席がどれだけ受験に響くかは、明確な基準があります。あらかじめこれを理解しておけば、高校受験の合格率も上がります。

現在お子さんが学校に遅刻したり、欠席したりし始めている場合参考になるかと思います。

高校受験の影響は都道府県や学校ごとに異なる

電話する

最初に大事なことをお伝えします。1年生や2年生の欠席が受験に影響するかどうかは都道府県ごとに違います。

1,2年生の欠席日数を内申書に記入する都道府県もあれば、3年生の分しか記入しない都道府県もあります。

また私立高校だと、学校ごとに必要な場合と要らない場合があります。だから一概に1,2年生の欠席日数がどれだけ影響するとは言えません。

そこで大事なのが、担任の先生に質問するということです。こういったことを聞くと内申点が下げられるのでは?と思われるかもしれませんがそんなことはありません。

わからないことは遠慮なく聞いてもらって大丈夫です。言えないこともあるのですが、その場合やんわりと教えてくれるはずです。

欠席10日、遅刻30日がボーダーライン

面接

仮に影響すると言われた場合、どれくらいのラインから悪影響が出てくるのでしょうか?一つの基準として、欠席10日、遅刻30日というのがあります。

1年間の欠席日数が10日を超えると受験に響くという基準です。遅刻3日で、欠席1回分とカウントされることが多いため、遅刻だと30日になります。

このラインを超えると、私立の確約がもらえなかったり、面接のときに理由を聞かれることがあります。まずはこのラインを超えないようにするのが大事です。

ただこれも都道府県や学校ごとに異なるので、詳しくは担任の先生に聞いてみることが大事ですね。

既に超えている場合は、影響の少ない学校を探す

学校

ここまで読んで、「ヤバいです。既に欠席が10日以上あります」と思われた場合、安心してください。まだ秘策があります。

実は学校によって、合否に欠席日数がほとんど関係しないところもあるからです。そういった学校を探していけば、高校受験は合格できます。

ただし、欠席日数が少ないに越したことはありません。それは昨日お伝えしたように、学校に行く目的は友達に会うためだからです。

もし今、お子さんの欠席や遅刻が続いているなら早い段階で改善するようにサポートしてあげてください。具体的な解決ステップは、思春期の子育て講座で説明しています。

>>思春期の子育てメール講座

多少遅刻が始まった程度であれば、改善までにそこまで時間はかかりません。

不登校が悪化し、部屋から出てこなくなると改善までに時間がかかります。そうなる前に対策を進めていきましょう。

国語と英語の長文読解力を付ける方法

先日こんな相談をいただきました。

中学3年生です。私立高校の入試まであと20日ほどなのですが県立と違ってマークシート方式のため、国語と英語の長文読解に苦戦しています。

どのような勉強を残りの期間でしていけばいいのですか。

国語や英語の長文読解と言うのは、正直成績を上げるのに時間がかかります。

ですので3年生向けに、残り1か月でできる方法をお伝えし、1,2年生向けに、これから1年以上かけて、実力を付ける方法をお伝えします。

最後の1か月でやってほしいこと

赤本
国語も英語も同じなのですが、最後の1か月で長文読解の力を伸ばす一番効果的な方法はとにかく練習問題を解くことです。

私は高校生の時、大学入試のセンター試験対策で、国語の過去問題を解きました。

その時私は、過去30年間分の入試問題を解きました。その結果最初のころと比べ200点満点で50点点数が上がりました。

中学生も同じです。最後はとにかく練習問題をたくさん解いた方が成績は上がります。部活でも同じですよね。

大会の1か月前になったら、とにかく練習試合をたくさんしていくと思います。

勉強でも同じです。
  • 時間を決めて
  • 死に物狂いで
  • 長文読解問題をひたすら解く
これが一番成績が上がります

1年かけてやってほしいこと


せっかくなので中学1,2年生向けに、これから長い時間をかけて、力を付ける方法も紹介します。

まず国語ですが、国語の場合とにかく読書をたくさんするようにしてください。

※詳しい勉強法はこちらの記事を参考にしてみてください。

>>国語の成績を上げる方法

長文読解で躓く一番の原因は、読む速度が遅いことと、読んでも文章が理解できないことです。これは読書をたくさんしていくと、少しずつ改善されていきます。

最初は好きな本からで良いので、1週間に1冊くらいは読んでいきましょう!英語の場合は、とにかく英単語をしっかり覚えましょう。

正直文法が多少わかっていなくても、英単語をたくさん知っていれば長文問題は解けます。

1年生の英単語と2年生の英単語を、できる限り覚えていきましょう。これだけで長文読解力がかなり上がります。

高校受験に失敗してしまった時のフォロー方法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

今日は公立の高校入試でした。思うように出来なかったらしく、駄目だ落ちた…と号泣する息子にかける言葉がありません。

3年の秋まで自己学習、冬から塾に入り、彼なりに頑張っていたと思ってたので、親としても、まさかの出来事です。なんと励ましたらいいのか…困ってます。

最近ありがたいことに、たくさんの合格報告を頂くのですが、もちろん何人かの方からは、不合格の連絡もいただいています。

もし子どもが受験に落ちてしまったら、親としてどう支えるべきかについて、まとめます。

※また、高校受験の詳しい勉強方法についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

>>高校受験の勉強方法

大前提!受験に失敗は存在しない

成長
まず大前提として、高校受験に失敗という言葉はありません。なぜなら子どもたちは、失敗という体験から必ず成長しているからです。

例えば勉強をさぼった結果、第一志望に不合格になったとします。するとその子は初めて、「努力しないと夢はかなわない」ということを理解するのです。だからこれは成長なのです。

まれに無勉強で、第一志望に合格する子もいます。こういった子は必ずどこかで苦労します。それが早く体験できたということは、むしろラッキーとも言えるわけです。

自分で心の整理をするもの勉強

心の整理
では受験に失敗した子に、上記の話をすれば良いのかというと、やめた方が良いです。なぜなら、まだ心の整理ができていないからです。

心の整理ができていないタイミングで、「失敗は成長だから大丈夫だよ」と伝えても、「うるさいだまってろ!」と言われるのがおちです。

だから何も言わずに、子どもの心の整理ができるまで、ひたすら待ってあげてください。子どもたちにとっては、自分で自分の心を整理するのも、成長なのです。

落ち着いたタイミングで伝えよう!

一週間
どんな子でも、1週間くらいすると、少しずつ落ち着いてきます。そして自分の方から、前向きな言葉を出すようになります。

意外と私立の方が良かったのかも、自分がサボったのがダメだったんだね

という感じです。こういった言葉が出てきたら、事実を伝えるタイミングなので、「失敗はなくて全て成長なんだよ」と教えてあげてください。

そして、大学入試や就職試験では、同じ失敗をしないように頑張ろうね!と励ましてあげてください。

愛情バロメータが高ければ、第一志望に落ちてしまっても、それで荒れてしまうことはまずないので、安心してください。

高校受験に対して親が意識すべき2つのこと

うちの息子は中3で親子関係も良好ですが、勉強(進路)についてはイライラさせられます。

行きたい高校がない(将来像が見えない)からやる気が出ないと言うので通えそうな高校の見学会に連れて行っていますが無いと言います。

成績もだだ下がりで塾も嫌、こちらから声かけしないと何もしないし目を離すと昼寝かゲームする始末。

こんな状態でも愛情バロメーターは十分だからって放っておいてヤル気スイッチ入るのでしょうか?

それでも彼が選んだ人生だから幸せだと考え、だらだらしているのを受け入れるべきなのでしょうか?

高校受験をサポートするうえで、大切なポイントが2つあります。この相談者はそのうちの1つができていないため、今受験がうまく進んでいないのです。

この2つについて、まとめています。

高校受験サポート1 愛情バロメータを上げる

愛情
最初にやるべきことは、受験のサポートというよりも、親としてやるべきことになります。愛情バロメータを上げるということです。これができていないと、
  • 子どもはわざと受験しないと言い出す
  • そもそも受験のサポートができない
  • 受験どころか問題行動を起こす
状況になります。親として何も助けてあげることができなくなってしまうのです。

愛情バロメータが低い状態で、高校受験の進路を決める12月になったら、もうどうにもなりません。

そうなってからでは遅いので、今からしっかり愛情バロメータを上げるように努力していきましょう。

愛情バロメータを上げる方法については、こちらで解説しています。

>>思春期の子育てメール講座

※404エラーがでるときは、最後のスラッシュが抜けていないかチェックしてみてください。

高校受験サポート2 進路選択と求められた学習サポート

学校
次にやるべきことは、進路選択を進めることです。今回の相談者の場合、

行きたい高校がない(将来像が見えない)からやる気が出ないと言うので通えそうな高校の見学会に連れて行っていますが無いと言います。

といっています。つまりまだ志望校が見つかっていないため、

成績もだだ下がりで塾も嫌、こちらから声かけしないと何もしないし目を離すと昼寝かゲームする始末。

という状態に、なっているわけです。親としては子どもを体験入学に連れて行っていると思っているのですが、数校見学に連れて行っても見つからないなら、見つかるまで連れて行かないといけないのです。

いきなり高校見学に行くよりも、まずは資料請求をし、候補を決めた後で見に行った方が効率的です。

志望校が見つかれば、こどもは自然にやる気が出るので、後は子どもから求められたサポートをしていくことになります。

それでも勉強しない時にかんがえること

人生

それでも彼が選んだ人生だから幸せだと考え、だらだらしているのを受け入れるべきなのでしょうか?

という相談についてなのですが、ここまで説明した2つのことをしっかりやったのに、それでも子どもが勉強しないなら、彼が選んだ人生を受け入れてあげればよいです。

私は日ごろから、

  • 偏差値が上がれば入れる学校
  • 今の偏差値だったら入れる学校
  • 偏差値が下がっても入れる学校
の3つを決めておきましょうとアドバイスしています。仮にお子さんの第一志望が、偏差値が上がれば入れる学校だとします。

これが決まっているのに、勉強をさぼってしまうなら、
  • 今の偏差値だったら入れる学校
  • 偏差値が下がっても入れる学校
のどちらかを選べばよいだけです。それで高校進学後に後悔したとしても、親としてやるべきことは、すべて行ったからです。

その後悔をばねにして、大学受験では勉強を頑張れば良いからです。人生のゴールは高校受験ではありません。

やるべきことをしっかりやって、あとは長い目でお子さんを見てあげてください。

※なお受験勉強の細かい勉強方法は、こちらの記事にまとめていますので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

>>受験対策勉強法のまとめ

塾の先生に志望校を否定されたときは?

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

 新中3です。志望校に逆転合格したいです。

でも塾の先生には、「絶対無理、次元が違う」的なことを言われます。どうすればよいでしょう?

メールを読んでいて、そんな酷いことを言う先生がいるんだと呆れてしまいました。

少し厳しい話ですが、真実をお伝えしたいと思います。

無理な志望校に合格させるのが塾の役割

合格
そもそも学習塾の役割って何だと思いますか?それは志望校に合格させることです。今の時点では入れない志望校にきちんと合格させることが、塾の役割なのです。

にもかかわらず、子どもが行きたい志望校に、入れないと言ってしまったら、塾の存在意義がなくなってしまいますよね。

であれば、この塾にいる必要はないと思います。今すぐ塾を変えるか、自宅学習に切り替えた方が良いですね。

なぜ酷いことを言ってしまうのか?

自信ない
ではどうしてこの塾の先生は、子どもに対して酷いこと、言ってしまったのでしょうか?

おそらく先生としては、悪気はなかったのだと思います。ただ、志望校のレベルが高かったため、その高校に合格させられる自信が無かったのだと思います。だから、

次元が違う

という言い方をしてしまったのだと思います。

子どもに現実を伝えるのは12月で十分

受験勉強
「では道山先生、明らかに次元が違う高校を、子どもが志望している時って、どうしたら良いのでしょうか?」

もしかしたらあなたは、こう思われるかもしれません。この時は次の3つのステップを、踏んであげてください。
ステップ1 大丈夫だと伝える
まず最初に、「絶対に大丈夫!一緒に頑張ろう」と伝えてあげてください。心の中で、「ちょっと厳しそうだな」と思っていても問題ありません。

「あなたなら大丈夫よ!」
「お母さんの子なんだから!笑」

と言ってあげてください。無条件に応援をしてあげることが、親や教育者としてやるべきことです。
ステップ2 保険の学校を探す
夢を追い求めて、最後に叶わなかったら、人生が台無しになってしまいます。さすがにそれはまずいです。

ですので、第一志望を応援しつつ、絶対に受かる第二志望を、子どもと一緒に探してあげてください。
ステップ3 12月に事実を伝える
その後はひたすら勉強を頑張らせていけば良いのですが、もし志望校のレベルまで、実力が上がらなかったらどうするのか?

この時は、中学3年生の12月になったら、「今の実力だと厳しそうだけどどうしたい?」と伝えてあげてください。

それでも子どもが、第一志望を受けたいというなら、受けさせてあげれば良いです。

いきなり否定してしまうと、子どもは勉強にやる気をなくします。それは一番ダメです。

※今回の塾の先生の失敗。

そうではなく、まずはできる限りサポートをします。そして最後偏差値が上がって来なかったら、そこで事実を伝えるようにしてください。

中3なのにやる気がでない3つの原因

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

息子が中三なのですが、受験生の自覚がありません。先日のテストでは、五教科で300いきませんでした。

部活も頑張って、夏休み中は高校にも練習に行きました。高校からも、「うちに来て欲しい」というお話をもらっています。

希望の公立には一般入試では厳しいですが、推薦ならいけそうです。あとは校内推薦をもらえるようにテスト頑張らないといけません。

ただ、全く勉強せず、部活ばかりです。どうしたら気づいて勉強してくれるのでしょう?

今年中学3年生で、まもなく受験を迎えるお父様お母様の5割くらいが、同じような悩みを持っているのではないでしょうか?

こういった状態になるのは3つの原因があります。どこに当てはまるかをチェックして、対策していくことで、お子さんはすぐにやる気になります。

そして、第一志望に合格できるようになりますよ!

原因1 親子関係が良好でない

スマホ

一番多い原因は、親子関係です。お子さんが受験生なのに、全く勉強せず、毎日部屋に引きこもってスマホやゲーム依存という状態なら、おそらく親子関係が原因です。

なぜなら、子どもというのは、親子関係が良好ではないと自分の人生に希望を持てないからです。

また、自己肯定感も上がらないため、「どうせ勉強しても受からない」「やっても無駄」という意識になります。

その結果、勉強から目を背けてしまうのです。この場合、まずは親子関係が良好になるようにするのが最初のステップです。

※親子関係が良好にする場合、思春期の子育て講座(無料)を読んでみてください。

>>思春期の子育てメール講座

※現在中学3年生で、のんきに講座を読んでいる時間がないという場合は、勉強会への参加がおすすめです。

>>思春期の子育て勉強会

原因2 志望校が明確になっていない

高校

今回の相談者の方は、おそらくこれが原因だと思います。

なんとなく「この高校良さそう」という高校は決まっているのですが、「心の底から行きたい」というレベルに達していないのです。

例えば、A高校は校則がかなり厳しく、入学と同時に男子は丸坊主、女子は肩にかからない長さの黒髪にしないといけません。携帯も禁止で、家から電車で2時間かかります。

一方B高校は、校則がかなり緩く、髪型も自由。携帯もOK、自宅から自転車で15分の距離です。もしこの世にこの2つのしか高校がなかったら、何が何でもB高校に進学したいと思いますよね?

そういった高校が見つかると、子どもはやる気が出るのです。そのためには、もう一度高校の資料を集めたり、体験入学に行くなどして、進路を探しなおすことが必要になります。

原因3 志望校と自分のレベルがあっていない

勉強

もし、心の底から行きたい志望校が決まっているのにやる気が出ていないなら、おそらく自分のレベルと志望校のレベルがあっていないのが原因です。

上記の例で言うと、B高校の偏差値が70で、お子さんの偏差値が40だったら、B高校に入るために頑張ろうとは思えないのです。

こういったときは、自分のレベルでも進学できそうで、行きたい高校の条件を満たすC高校を見つけることが大事になります。校則が緩く、家から自転車で40分で通えるC高校を見つけるのです。

B高校ほど良い条件ではないとしても、C高校の偏差値が45だったら、「少し頑張れば進学できるかも」と子どもは感じます。だからやる気が出るのです。

全日制の通信高校、定時制高校はありか?

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

全日制の通信高校、定時制高校は、進学の選択肢として有りでしょうか?

先生の教え子で通信高校、定時制高校に進学した生徒は居ましたか?よろしくお願いいたします。

通信制高校や定時制高校と聞くとどうしてもマイナスなイメージを持ってしまいがちです。

しかしこれは大きな誤解で、これからの時代通信制高校はかなり増えてくると思っています。

そこで本日は通信制高校や定時制高校に行くという選択肢はありかどうか?というお話をさせていただきたいと思います。

通信制高校のメリットデメリット

郵送
まず通信制高校ですがメリットとデメリットがあります。メリットとして学校に登校する回数を選ぶことができるという点です。
  • 週に1回登校する学校
  • 週に3回登校する学校
  • 毎日登校する学校
様々なタイプがあります。学校によっては1度も登校をせず宿題や課題を郵送するだけで卒業できるところもあります。

このため人間関係が苦手な子や朝起きることができない子にとっ通信制高校は非常に大きなメリットがあります。

一方デメリットとしてあまり通わなくていい分、人間関係の力を伸ばすことができなくなります。

学校に通う一番のメリットは、人間関係を養うことだと私は思っているので、そういった点で全日制高校に比べ、少し劣る部分があります。

※通信制高校を選ぶ場合、こういったサイトで資料を請求し、その中からお子さんに合う学校を探していくと便利かと思います。

>>通信制高校比較サイト

定時制高校のメリットデメリット

学費
次に定時制高校のメリットとデメリットを話します。定時制高校のメリットは、仕事をしながら学校に通うことができるという点です。

例えば家庭がお金に恵まれておらず、学費を払うことができない状態だとします。この場合昼間は自分で仕事をして、夜に高校に通い高校卒業の資格を取ることができます。

また通信制高校と同じで、朝起きるのが苦手な子も、定時制高校であれば遅刻せず登校することができます。

あと通信制高校の場合、全日制高校よりも様々な年齢の人が学校に来ています。そのため様々なタイプの方と、人間関係を養う力を育むことができます。

もちろんデメリットもあります。それは全日制高校に比べ退学率が高いということです。昨日まで仲良く遊んでいた友達が翌日に学校辞めてしまうということがあるわけです。

※私の教え子でも、定時制に進学して、結局やめてしまった子がいます。

それに流されあなたのお子さんも学校辞めてしまう可能性があるわけです。

大事なのは子供に合うかどうか

朝起きれない
以上の点から定時制高校も通信制高校も、メリットデメリットがあるというのがわかるかと思います。では定時制、通信制、全日制、どれを選べば良いのでしょうか?

答えは子供によって決まります。子供がどうしても朝起きることができず、全日規制に通うのが厳しいのであれば、定時制を選びきちんと卒業したほうが、卒業後の進路が明るくなると思います。

また通信制や定時制は、どうしても部活動が活発でないため、部活で全国を狙いたい子にとっては全日制の強豪校を選んだほうが良いと思います。

通信制や定時制が全日制に比べ悪いというわけではなく、大事なのは子供にあっているかどうかという点で学校を探していくと良いと思います。

不登校でも公立高校に入ることはできるのか?

先日こんな相談が来ました。

中1です。不登校になり2ヶ月になります。担任の先生とも、カウンセリングの先生とも会いたくないというので、学校関係者とは会っていません。

不登校の子に前向きに学校に行かせるにはどうしたらいいのでしょうか?不登校でも、公立高校には入れますか?

ここ最近、不登校に関する相談が本当にたくさん来ます。

おそらく2学期までなんとか頑張っていたお子さんが、3学期の始業式に行きたくないと言っているケースが多いのだと思います。

不登校の解決策

不登校
まずこの相談者の方のメールを読むと、

不登校の子に前向きに学校に行かせるにはどうしたらいいのでしょうか?

という文章になっています。まずこの考え方を持っている以上、不登校が解決することはありません。なぜなら、子どもが不登校になってしまう原因は、

  • 親の過干渉
  • 親の放任
のどちらかだからです。上記のような相談をされる方は、間違いなく過干渉タイプです。なぜなら
  • 子ども⇒学校に行きたくない
  • 親⇒学校に行かせたい
という感じで親子の意見が異なっています。不登校を解決するには、
  • 子ども⇒学校に行きたくない
  • 親⇒無理に行かなくていいよと保護する
形にしないといけないのです。こういった形で、親の考え方が変わってくると、子どもは前向きに学校に行けるようになります。

詳しくは、伊藤先生のDVDを見てください。私がいろいろ文章で説明するよりも、上記のDVDを見て考え方を変えた方が絶対に早く解決します。

※不登校の原因についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

>>不登校の原因について

不登校の子でも公立高校に入れるのか?

保健室
次に高校に入れるのかなのですが、これはきちんと入れるので安心してください。ただ公立高校に入るためには、出席日数が必要になります。

ただこの出席日数には実は大きなからくりがあります。それは何かというと、「授業に出なくても問題ない」ということです。つまり、
  • カウンセリング室
  • 保健室
  • フリースクール
など学校と関連のある場所に、きちんと登校していれば、出席したことになるわけです。

私の教え子にも、2年生からずっとカウンセリングルームに通い、テストだけ教室で受けている子がいました。

その子は独学で勉強していたので、成績はオール3くらいでした。その結果きちんと公立高校に進学しました。

もっと言うと、毎日学校には来るのですが、授業を受けずに毎日授業エスケープする生徒もいました。世間一般には問題児なのですが、
  • 遅刻せずに学校に来る
  • 欠席はしない
という条件を満たしているので、高校に送る資料だけみると、きちんと授業を受けている子と変わらないです。

その子もきちんと公立高校に合格しました。もちろん細かいことを言うと、
  • 都道府県
  • 学校
によって入試の条件が異なるので、上記の例が100%当てはまるわけではありません。

ただきちんと出席して、ある程度の成績を収めることができれば、公立高校に合格できるのは間違いないです。

根本的な原因を解決しないと再発する

DVD
最後に一つ重要な話をします。上記の方法を使ってなんとか公立高校に進学できたとしても、親子関係が改善していないと、不登校は再発します。

だからまずは、伊藤先生のDVDを見るなどして、親の正しいあり方を学び、子どもへの接し方を変えていくことが、必要なのです。これだけは意識しておいてくださいね。

>>伊藤先生のDVDの公式サイト

スポーツ推薦で進学するリスク

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で内容の一部を変更しています。

スポーツ推薦って高校へ入ってから後悔するのでしょうか?スポーツ推薦を受けるべきかどうかの判断方法も教えていただければと思います。

シンプルな相談なのですが、他にも悩んでいる方が多そうなトピックです。

部活動を頑張っている子だと、スポーツ推薦で進学出来たら楽なのに…と思う子が多いです。しかしスポーツ推薦で進学を目指す場合、リスクもあります。

そこで本日は、スポーツ推薦で進学するリスクと進学を目指すべきかどうかの判断方法をお伝えします。

スポーツ推薦をもらうために必要な最低条件

バレーボール

最初にスポーツ推薦をもらおうと思ったら、どれくらいの結果を出さないといけないのかについてお伝えします。

目指す学校や競技によっても異なるのですが、県大会に出場しているかどうかが一つの目安になります。

よほど目立つ選手でない限り、市内大会で優勝した程度ではスポーツ推薦をもらうことはなかなか難しいということです。

市内大会で優勝できれば、とりあえず内申書に書くことはできます。ただそれだけで合格できるほど高校受験は簡単ではありません。

スポーツ推薦で進学するリスク

赤点

運よくスポーツ推薦をもらうことができたとします。この場合、どういったリスクが出てくるのでしょうか?一番のリスクは勉強です。

プロ確実と言われるレベルの実力があるなら、勉強が全くできなくても監督の力で高校卒業させてくれます。

しかしそのレベルまでいっていない限り、勉強についていけなくなると退学になる危険があります。せっかく入ったのに、退学になったら辛いですよね。

もちろん通常の試験で進学した子に比べたら、多少赤点の基準を下げてくれたりすることはあるかもしれません。ただそれでもしっかり勉強しないと進学できなくなります。

進学を目指すかどうかの判断方法

勉強

もしお子さんがスポーツ推薦で進学を目指そうと考えている場合、勉強とスポーツの両立ができているかどうかで判断すると良いです。

サッカー日本代表の大迫選手や中日ドラゴンズの松坂大輔選手のように、高校生の時からずば抜けた実力があるなら別です。勉強できなくても、おそらく監督が助けてくれます。

しかしそこまでの実力がある子は少ないと思います。そういった状況でスポーツ推薦を目指すなら、ある程度は勉強を頑張る習慣をつけておくことが大事です。

もしくは、偏差値が低い高校のスポーツ推薦を目指した方が無難です。

やりたいことが見つからない時の進路選択術

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

進路についてです。私は将来なりたいもの、やりたいことが見つかりません。高校選びにも困っています。

もうすぐで三者面談で高校を早く決めないと…というふうに言われます。ですがどこの高校に行きたいなどもないので困っています。どうしたらいいですか?

私の感覚だと、7割の子は中学生の時点で、やりたいことが見つかっていません。

でも全く問題ありません。やりたいことが見つからないなら、見つからなくても問題が起きない高校に進学すればよいのです。

これがしっかりできれば、人生の選択肢が狭まることがありません。しかしこの進路選択ができないと、後でかなり苦労すると思います!

もしお子さんが現在、やりたいことが見つからず、進路選択に悩んでいたら、このお話をシェアしてあげると良いと思います。

なぜやりたいことが見つからないのか?

夢
そもそも、なぜやりたいことが見つからないのか、本当の原因をご存知でしょうか?

実は私自身も、教師になりたいという夢が見つかったのは、高校2年生の時でした。

当時私の担任をしていた先生が、本当に良い先生で、その先生みたいになりたい!という想いからが見つかりました。

もしあなたが現在、夢が見つかっていないとしたら、それは「経験不足」なだけです。私の夢は、良い先生に出会ったという経験があったからこそ見つかりました。

今サッカー選手になりたいという夢を持っている子は、
  • 小さいころにサッカーを見に行って感動した
  • みんなでサッカーをしたら楽しかった
  • ウイニングイレブンにハマった
みたいな経験があったからこそ、サッカー選手になりたいという夢が見つかったのです。

もしあなたが今、将来やりたいことが見つかっていなくても、今後いろいろな経験をしていくと必ず見つかるので大丈夫です。

普通科高校に進学することが最重要

高校
やりたいことが見つかっていない時、どういった進路に進むのかは、非常に大事です。

なぜなら進路選択を間違えると、やりたいことが見つかっても、その夢を叶えられなくなるからです。

ではやりたいことが見つかっていない子の場合、何を基準に高校を探せばよいのかというと、「普通科」という基準で高校を探しましょう。

工業科や商業科などの、いわゆる専門学科に行ってしまうと、その後は専門系の進路にしか、進むことができなくなります。

一方普通科の場合、卒業後に改めて進路を決めることができるため、どんな道にでも進むことができます。

高校3年間、5教科の勉強をしないといけないという代償を負うことにはなるのですが、その後夢が狭くならないのです。

夢を見つけるためには経験を積もう

夢
やりたいことが見つかっていない子の場合、高校3年間の間にやってほしいことがあります。それはいろいろな経験を積むということです。

上にも書きましたが、やりたいことが見つかっていない原因は、経験不足です。やりたいことを見つけるためには、経験を積んでいくしかないのです。

普通科高校に進学すると、3年間やりたいことを探す時間がもらえます。この間に、できるだけたくさんの経験を積んで、やりたいことを探しましょう。

可能であれば、小学生、中学生のうちから、意識しておくと良いと思います。

本日の宿題

挑戦
ということで、もし今やりたいことが見つかってない子は、まずは普通科という基準で、興味のある学校を探しておきましょう。

次に今から少しずつ、いろいろな経験を積むという意識で、毎日の生活をしていきましょう。

興味がないことでも、友達から誘われたり、テレビを見ていて気になったことには、何でも挑戦してみましょう。

高校に進学できないと言われたら?

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。

息子は中学3年生で、全く成績が上がりません。85人中68位とこれでも頑張ったようですが行きたい高校に入れそうにないと三者面談で言われてしまいました。

夏休みを控え勉強方法もわからず途方に暮れてしまいました。親としてどうしたら良いかもわかりません。

上記の方以外にも子どもの成績が悪く、このままだと志望校に行けない!という相談を良くいただきます。この場合最初にやるべきことは、進路を見直すということです

進路が明確にならないとやる気が出ない

志望校
今回の相談者の方が、このケースかどうかはわからないのですが、私の経験上3年生なのにやる気が出ない子と言うのは、志望校が明確になっていないことが多いです。

例えば今回のケースで言うと、なんとなく「ここに行こうかな」程度の気持ちになっているため、なかなかやる気が出ないのです。

※もしやる気が出ているとしたら、50位くらいまでは成績が上がるはずなので。

ではどうしたら良いのかと言うと、まず最初に進路の見直しをすることが大事です。
  • 今の時点で手が届く学校
  • 少し頑張れば手の届く学校
に焦点を絞って、
  • 学校の雰囲気
  • 部活の有無
  • 自宅からの距離
などが行きたい学校の条件に合っている高校をたくさん探しましょう。そして高校リストを作る様にします。

できるだけたくさんの高校を見に行く

高校見学
行きたい高校の候補が見つかったら、次にやるべきことは、できるだけたくさんの高校を見学に行く、ということです。

なぜ見学に行く必要があるのかと言うと、人間は実際に体験しないことには、感情が動かないからです

例えばあなたがEXILEが好きだとします。ただyoutubeのライブ動画を見ても、それほど感動はしないと思います。

しかし実際にライブ会場に足を運び、それを見ることで、「うわーかっこいい!」と感動するはずです。そして、「来年もまた絶対に見に来るぞ」とやる気になるわけです。

高校も同じで、実際に足を運ぶからこそ、「この高校に行きたい」という強い思いが沸いてくるわけです

無理に偏差値の高い高校に行く必要はない

進路選択
今回の相談者の方は、今志望している高校への進学が厳しいと担任の先生から言われています。

今すぐそこをあきらめる必要はありません。夏休みにしっかり勉強していけば、合格できる可能性もあると思います。

ただ無理にその学校にこだわるよりも、同じような条件で、もう少し楽に入れる学校を探した方が良いというのが私の考えです。

今の時代、無理に偏差値の高いところに行って、毎日勉強ばかりの人生を送るよりも、自分のレベルに合った学校に行って、高校生活を楽しんだ方が良いと思うからです。

ですので一旦進路の見直しをして、他の候補をたくさん出しておく。そして最後12月の時点で、どの高校に行くか最終決定する。

という流れが、今やるべきことなのかなと、私は感じます。

今から勉強して高校に合格できるの?

先日こんな相談をいただきました。

最近成績は少しずつ上がってきているのですが、本当に少しずつなので受験に間に合うかどうかわかりません。

第一志望の高校が倍率がとても高いので入れるかもわかりませんし…。まだまだ間に合いますよね?

この時期と言うのは、中学3年生の子にとっては、第一志望の学校に合格できるかどうかかなり悩むタイミングだと思います。

勉強
私なりのアドバイスをしてきます。まず上記の相談に対する私の回答なのですが、

「今の時点では判断はできません。だから自分を信じてひたすら勉強をしていくしかないです。ただ○○だけはやっておいてください」

という感じになります。正直合格率と言うのは、受験者数によって大きく変わるので、願書受付が完了してからでないと、判断できません。

だから、今の時点で、「受かるかな?受からないかな?」と悩んでいるのは時間の無駄です。受かると信じて、ひたすら勉強するのみです。

で、最後に、必ず○○だけはやっておいてください。と書いているのですが、この○○って何かわかりますか?


これは何かというと、「上がらなかったときに進む進路を決める」です。

要するに、現時点の第一志望がA高校だとしたら、もし上がらなかったらB高校を受験する。もし下がったらC高校を受験する。

という感じで、自分のレベルに合わせた進路選択をしておくことが大事になります。

ここまで終わったら、後はひたすら自分を信じて勉強して、最後願書を出す直前になったら、担任の先生と相談してAかBかCかを決める。

という感じになります。絶対にAに入る!と自分を信じて、B高校とC高校を決めないのは危険です。

高校受験は人生を決めるかもしれない大切な試験になるので、イチかバチかで受けるべきものではありません。

必ず第2候補と第3候補を、親子で話し合っておいてくださいね。

高校入試本番の試験と面接で緊張しない方法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

僕は明後日月曜日が公立推薦です。なので今相当緊張しています。

どうか緊張が解れていつも通りの自分で面接に行けるよう勇気の出るアドバイスを頂けると嬉しいです。お願いします。

私自身、実はほとんど緊張しないタイプです。

100人を超える勉強会の時も、緊張しませんし、教師の採用試験の時も、全く緊張しませんでした。これには、ある秘密があります。

緊張する理由は失敗してはダメという気持ち

緊張
そもそも緊張という気持ちは、どうして生まれるのでしょうか?

これは一言で言うと、「失敗してはいけない」と思っているからです。例えば高校入試の面接で緊張するのは、
  • もし志望動機を間違えたらどうしよう
  • 練習していない内容が出てきたらどうしよう
という気持ちからです。志望動機を間違えて、高校受験に失敗するのが怖いから、緊張してしまうわけです。

もしあなたが、「この高校には行きたくないから落ちたら嬉しい」と思って面接に臨んだとしたら、おそらく緊張しないと思います。

なぜなら、面接で失敗することができたら、その高校に行かなくても良くなるからです。

神様は努力した姿を必ず見ている

神様
「でも道山先生、落ちたらまずいんです」
「私は絶対にこの高校に行きたいんです」
とあなたは思うかもしれません。はい、その気持ちよくわかりますよ。だからこそ今までたくさん勉強したり、たくさん練習をしてきたはずです。

しっかり練習をしてきたなら、神様はきっとあなたのことを応援してくれるので合格できます。だから不安になる必要はないのです。

「自分はしっかりやってきた」
「だから神様が絶対に味方になってくれるはず」

だと信じて今までの自分自身で、面接を受けていけば良いのです。

失敗ではなく運命だと考えよう

受験勉強
しっかりと勉強と準備をしてきたのに受験に落ちてしまう子もいると思います。

この場合「失敗した」と考えるのではなく、「自分はこの高校に行かない方が良かったんだ」と考えるようにしましょう。

もちろん勉強をさぼって落ちるのは、自分自身の責任です。ただ全力で努力をしたのに落ちたのは、あなたのせいではありません。

神様がわざとあなたをその学校に入れなかったのです。だからその学校に行かない方が良かったわけです。

こういった思考で受験を見ることができたら、高校受験本番で緊張することはありません。なぜなら、
  • 合格した⇒その高校に行くべきだった
  • 落ちた⇒その高校に行かない方が良かった
というのがわかっただけだからです。

完璧を目指さない方が上手くいく

進路
あなたが今までに、しっかりと努力をしてきたのであれば、100%神様があなたの人生において、一番ベストな進路に導いてくれます。

だから受験を恐れることなく、「神様はどの高校に入れてくれるのかな?」という気持ちで受験に望んでみてください。

それくらいラフな気持ちで臨んだ方が、面接の印象も良くなりますし、テストでも実力が発揮されると思います。

あとあなたがお父さんお母さんという立場だったら、お子さんにプレッシャーをかけすぎないようにしてくださいね。

それくらいの方が、受験は上手くいくものです!

※面接対策はこちらの記事が参考になると思うので一度読んでみてくださいね。

>>高校受験の面接対策

偏差値が高い高校に行かせたいというのは親のエゴ?

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更させていただきます。

中学三年の息子がいます。そろそろ志望校もいくつか決めていかないといけない時期ですが、悩みは息子があまり高い目標を持たないことです。

目標を明確にしてそこを目指すことから始まると思うのですが、今あまり努力しなくても入れる高校を志望校にしています。

頑張った結果、最終的にその高校でも仕方がないとは思います。でも今はもっと上を目指してほしいと思うのは親のエゴでしょうか?

目指すレベルに関する質問なのですが、人によって答えが違うと思います。だから100%私の考えを受け入れる必要はありません。

ただたくさんの子どもたちを見てきた結果、最も受験が上手くいく親の特徴があります。それをお伝えします。

勉強、部活、友達…どれが大事?

中学生
最初にあなたに質問をします。もしあなたが中学生という立場なら、勉強、部活、友達、、、どれが一番大事ですか?

おそらく多くの方は、「時期によって違う」と思います。例えばテスト前日なら、勉強が一番大事だし、部活の大会の前なら、部活が一番大事だと思います。

それ以外の時期は、おそらく友達が一番大事なのではないでしょうか?

ではここでもう一つ質問です。テスト前に勉強よりも友達の方が大事という子がいたとします。この考えって、間違いなのでしょうか?あなたはどう思いますか?

私自身の考えとしては、間違いではないと思っています。なぜなら人によって、大事なものが違うからです。

テスト前だろうが、部活の大会前だろうが、友達が一番大事という子がいても、それは悪いことではないのです。

どのレベルの学校に行くかもその子次第

野球部
今回の相談って、実はこれと同じなのです。もし今お子さんが偏差値50で、偏差値40の学校を志望しているなら、おそらく勉強しなくても進学できます。

勉強しなくてよいので、空いた時間を部活や友達との遊びに費やすことができます。

一方偏差値60を目指すとしたら、部活や友達との遊びを削って、勉強をしないといけないと思います。私たちは知らないうちに学校で、
  • 勉強は良いこと
  • 遊ぶことは悪いこと
という洗脳を受けています。だから偏差値60を目指す子は良い子、偏差値40を目指す子は悪い子、と感じてしまいがちです。

でも冷静に考えると、偏差値40の学校を目指す子は、勉強よりも「中学生という時間」を大切にしていて、

中学生でしかできない部活、中学生でしかできない遊びを大事にしているかもしれないんです。

想いを伝えるのはOK,強制させるのはダメ

受験
もちろん、高校受験も人生で1度しかありません。そこに全力で向かうことは、非常に重要なことだと思います。

だから私自身も、できることなら受験の前くらいは、受験一本で頑張ったほうが良いと思っています。

ただそれを強制するのはダメなのです。自分の想いを伝えることは良いのですが、強制はダメなのです。

もしあなたが今回の相談者の方と同じような状況だとしたら、

「お母さんとしては人生1度しかない高校受験で全力を尽くしてほしいけど、まああなたが今の遊びの方が大事だと思うなら、そっちを優先すればよいよ」

伝えるのが良いと思います。なかなか受け入れがたい概念ですが、この考えがある方のお子さんは、不思議なくらい受験が上手くいっています。

模試の点が悪い時、志望校は変えるべき?

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

直前模試で過去にない最低点数をとってしまいE判定。12月の模試まではB判定でした。志望校をかえたほうがいいのでしょうか?

過去問をといてみると、模試よりは20~30点くらいアッブします。

最近受験の進路に対する相談がたくさん来ています。詳しい状況を聞かないと、進路を変えるべきかどうかの判断はできません。

ただ基本的な考え方を知っておけば、ほとんどのケースで対応ができます。その結果高校受験の失敗率を大幅に下げることができます。

そこで本日は、模試の結果で進路を変えるべきかどうかに対する私なりのアドバイスをします。

模試は参考程度にするのが良い

受験

本日一番伝えたいことはこれです。模試の結果に振り回されるな!ということです。なぜなら模試というのは、出題される範囲によって、点数が大きく変わるからです。

だから前回は偏差値50なのに、今回は偏差値45というのは、よく起こりうるのです。また判定というのも本当にあてになりません。

私は中学生のころ、A判定だった高校に落ちたという経験があります。判定があてにならないのは、模試をしている会社が悪いのではなく、
  • 当日の受験者数
  • 当日のテストの出題傾向
まで予測して、判定を出すことができないためです。

志望校を変えるべきかどうかの判断方法

進路

まず大事なことは、模試の結果に振り回されないということです。

とはいえ、なかなか偏差値が上がらなかった時、志望校を変えるべきかどうかに悩むことがあると思います。

上にも書きましたが、志望校を変えるべきかどうかの判断は、一言で伝えられるものではありません。
  • 子どもの気持ち
  • 内申点
  • 他の高校の合否
などによって、変わってくるからです。だからもし細かいアドバイスが欲しいという場合は有料にはなりますが、こちらから状況を送ってください。

>>道山ケイへの直接相談

ただ今回の相談者の子の場合、

12月の模試まではB判定でした。

とあるのでおそらく変えなくていいと思います。たまたま今回出題された範囲が、自分の苦手分野だったためと考え、入試に臨めばよいと思います。

お父様お母様に伝えたいこと

親子

最後にこの記事を読んでいる方の多くは、思春期の子どもがいるお父様お母様という立場の方が多いと思います。

もしあなたもその状態なら、一つだけ意識していただきたいことがあります。それは「親が不安になったらダメ」ということです。受験生の子は日々、
  • 模試の結果
  • 定期テストの結果
  • 学校の先生や塾の先生からの声
 

などによって、気持ちが不安になりがちです。

この時あなた自身も不安になり、「やばいかもしれないね」と言ったら、お子さんはどうなるでしょうか?ますます不安になりますよね。

どれだけ不安になっても、親だけは自信をもって、子どもに接してあげることが大事です。受験直前で最も大事なことは、子どもに自信を持たせることです。

オール1から高校受験の勉強を始める方法

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。

中学3年生女の子の保護者です。中学1年の3学期から中学2年の1学期まである病気のの闘病生活の為、学校に行けず、今年受験ですが、本人も何から行えばいいのかわかりません。

私自身も生きてくれてるだけでもと勉強を強要しなかったために、本人に逆に苦しい思いをさせることになってしまいました。

夏休みに本人も頑張りたいと思ってますが、ほんとにどう計画していいのか、勉強のやり方もわからず親子で途方にくれてます。

勉強の計画の立て方をご指導いただければと思っています。よろしくお願いします。

上記の相談をくれた方の成績が、今どれくらいなのかわからないのですが、

仮にあなたのお子さんが不登校や病気でオール1だとしたら、これからどのように受験勉強を進めていけばよいのかまとめます。

ステップ1 家庭教師を探す

家庭教師
まず最初にやるべきことは家庭教師探しです。と言うのは、数学や英語などの教科を、一人で全て勉強するのは厳しいです

もちろん時間をかければ少しずつ理解することは可能です。ただ受験は時間との戦いなので、ここはお金を使って勉強効率を上げた方が良いです。

家庭教師の選び方については、こちらのレポートを参考にして見てください。

>>道山ケイのおすすめ家庭教師業者

 

※もちろん個別学習塾でもOKですし、保護者の方が直接教えられるならそれでもOKです。

ステップ2 一番基礎の受験対策問題集を買う

 

問題集
次にやるべきことは、受験対策問題集を購入してきて、それを繰り返し解いていくことです。例えばこういう問題集です。

>>高校入試 合格でる順 5教科 改訂版

こういった問題集を12月までに、できるだけたくさん解くようにします。

わからない問題はどんどん飛ばしてOKなので、簡単な問題や覚えるだけ問題だけ、繰り返し解くようにしてください。

難しい問題を時間をかけて解くよりも、簡単な問題を繰り返し解いて基礎力を高めるのが良いです

あと社会や理科は教科書などを使って、答えを調べるのは時間の無駄です。そのまま問題集の答えを覚えてしまいましょう。

数学は基礎をマスターするために教科書の基本問題を解くのはOKです。

ステップ3 12月になったら過去問を解く

過去問
12月までできるだけ基礎力を高め、最後は過去問を解くようにしましょう。全く分からなくてもOKです。とにかく問題に慣れるのが目的です。

授業を受けていないので、完璧を求めようとしても無理です。5教科全て30点以上取れるように、基礎力を高めるのが大事です。

普通に学校に通っていた子と比べると、どうしても偏差値の低い高校に進学する事になってしまうとは思いますが、別にそれを悲観する必要はありません。

人生は最後死ぬときに、「楽しい人生だった」と思えるかどうかが大事なので、まずは今できる最高の勉強をして、最高の高校に進学できるように頑張りましょう!

高校受験の進路選択が失敗する一番の理由

先日中学生本人から、こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。

私は行きたい高校が出来ました。お母さんに言ったらあなたには向いていないこっちに行きなよと言われて、いつもなんやかんやで言い争いになります。

進路って親が決めるものなのですか?今とても悩んでいます。

この相談は中学生本人からのものなのですが、読んでいて本当に胸が苦しくなりました。

今日はこういった中学生が一人でも減るように、記事を書いていきたいと思います。

中学卒業後の進路は親が決めるものではない

親子喧嘩
きっと今回相談をくれた子のお母さんは、いろいろ考えた末に、「こっちの進路の方があなたには合うよ」と教えてくれたのだと思います。

だからこのお母さんを、私は否定するつもりは少しもありません。ただこういった子どもとの争いを続ける、子どもは勉強するのが嫌になります。

これは仕事に例えると良くわかります。例えばあなたは将来、人とかかわる仕事に就きたいと考えているとします。

※例 教師 看護師 保育士など

こういった職業に就くために、必死に勉強を頑張ろうと思っているとします。そんな時にお母さんから、

「あなたは人と関わると問題起こすからやめなさい」
「毎日パソコンに向かっている仕事の方が楽でいいの」

と言われ、無理やり将来パソコンに関わる仕事に就かされてしまうとします。こんな人生、あなたはどう思うでしょうか?私なら絶対に嫌ですね。

受験において親は選択肢を増やすのが仕事

夢
今度の高校受験やる気UP勉強会でもしっかりお話しする予定なのですが、受験で親がすべきことは、子どもの進路を決めることではありません。

子どもの進路は、子ども自身が決めるものです。親がすべきことと言うのは、進路を決めるための選択肢を増やすなどのサポートをしてあげることです

ここを間違えると、進路選択は絶対に失敗します。親と子では進むべき道が全く異なります。同じ血が流れていても他人なのが親子なのです。

子どもの人生は子どもに決めさせてあげる。これが私は大事だと思っています。

親が変わってくれないと悩んでいる中学生本人へ

ラインモバイル
もしあなたのお父さんお母さんが、無理やりあなたの進路を決めようとしているとしたら、まずは学校の先生に相談をしてください。

きちんとあなたのことを考えてくれる先生なら、上手にお父さんかお母さんに話をしてくれるはずです。あと、おじいちゃんおばあちゃんに相談をしてみるのも一つの手です。

お父さんお母さんにとっての親なので、上手に話をしてくれるかもしれません。あともしあなたがLINEをやっているとしたら、

>>こちらからLINEで友だち追加

から道山を友達登録してください。この記事と同じ記事を、タイムラインにも投稿しているので、それを共有してください。

あなたがこの記事を共有することであなたのお父さんやお母さんのLINEのタイムラインにも自然にこの記事が表示されます。

※もちろんあなたが共有したことはわかりません。

その結果、少しだけ考え方を変えてくれるかもしれません。

自分が望まない進路に進んでしまうと、後で必ず後悔してしまうので、進路選択だけは自分の意志を貫くこと私は大事だと思っています。

高校受験の合格率が3倍上がる道山流学習法


私は現在、年間3000組以上の親子の勉強や受験をサポートしています。ありがたいことに、高校受験に関わる勉強会を実施すると、定員100名以上の会場でもすぐに満席となります。

毎年たくさんの子どもたちの受験をサポートしていると、受験がうまくいくこと行かない子の違いが明確にわかります。

一番大きな違いは、目の前の定期テストで良い点数を取れているかどうかです。定期テストで高得点が取れると、内申点が上がるため、合格率が上がるからです。

ではどうしたら、目の前の定期テストで高得点を取ることができるのでしょうか?実は、少し工夫して勉強するだけで、すぐに5教科合計100点ほど上がります。

そこで現在私は、この方法について無料で解説する講座を配信しています。題して7日間で成績UP無料講座です。この講座では、
  • オール5の子どもが当たり前に行っている超効率的勉強テクニック
  • 子どもが勝手に勉強を始める声掛け法(親向け)
  • ストレスなしで勉強量が3倍増えるスケジュール管理法
などを無料でお伝えしています。以下のページで詳細をまとめていますので、よかったらこちらも活用して、受験の合格率をUPさせていただけると嬉しく思います。

>>7日間で成績UP無料講座の詳細はこちら

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

関連記事

  1. 夫婦喧嘩

    夫婦の子育て方針が合わない場合の考え方

  2. 高校生がアルバイトするのはアリか?

  3. 子ども

    子どもの性格は親の言葉で決まる

  4. 散らかった部屋

    だらしない子どもを治す方法

  5. 勉強計画

    誰でもできる勉強計画の立て方

  6. 起きられない

    朝起きない子どもへの対応法

  7. プロゲーマー

    プロゲーマーになりたい子どもへの対応法

  8. 過去問

    高校受験の過去問を解くときの注意点

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP