子どもが勉強しないと、親として悩みますよね。そこで今回は、子どもにどんな声かけをすれば勉強するようになるのかを紹介します。
私がこれまで1万組の親子をサポートしてわかった、子どもが自ら勉強したくなる言葉です。そのまま伝えていただければ、子どものやる気がUPすると思います。
子どもが勉強しない3つの理由
子どもが勉強しないのには、3つの理由があります。1つ目は、楽しくないからです。その証拠に、好きなゲームの勉強は自分からすると思います。
2つ目は、他に悩みがあるからです。友達と喧嘩したり、親子関係が悪いなどの悩みがあると、勉強する気になれません。そちらに意識が行くからです。
3つ目は、メリットがないと思っているからです。子どもは、勉強した結果どんな良いことがあるかをイメージできません。
そのため、「なんのために勉強が必要なの?」と考えてしまいます。そこで、これらの問題を解決する言葉をかけるといいです。
中学3年生にかける言葉
中3の子には「中学校卒業したらどうしたい?」と聞いてみましょう。「高校いきたい」と言えば、どこの高校かを聞きます。決まっていないなら。一緒に探しましょう。
行きたい高校が見つかれば、勉強するメリットが見つかるからです。すると、勉強できるようになります。
このとき、親が行かせたい高校を勧めるはやめましょう。子どもからすると、勉強するメリットがなくなってしまいます。
中学1,2年生にかける言葉
中1、2なら、「次のテストで何点くらいならとれそう?」と聞いてみましょう。その後で、目標の点数がとれたら、何らかのごほうびを買ってあげる約束をするのです。
こうすると、勉強するメリットができます。ただ、ごほうびを設定しても、勉強するかどうかは子どもに任せることが大切です。
無理やりやらせようとすると、親子関係が悪くなります。一つのごほうびに向かって、親子で一緒に前進する形を作るといいでしょう。
小学生にかける言葉
小学生には、「一緒に宿題やろうか」と言ってみましょう。ほとんどの子は、やり方がよくわかっていません。
一緒にやってあげることで、やり方がわかります。すると、少しだけ勉強が楽しく感じられるからです。
小学生に限らず、中学生でも1人でできない子はいます。そういう子も、同じように親が一緒にやってあげるようにしましょう。
悩みを解決しよう
ここまでに紹介した言葉を使うと、高確率で子どものやる気を引き出せます。ただ、なにか悩みがあると、勉強できません。
たとえば親子関係が悪いなら、まずはそこを解決しましょう。愛情バロメータを上げることが、大切です。
学校でトラブルが起きているなら、先生と協力して解決しましょう。何かトラブルを抱えたままでは、勉強どころではないからです。
本日のまとめ
中学生なら、卒業後の希望進路、次回のテストでの目標点数を聞いてみます。志望校が見つかったり、ごほうびを設定することで勉強するメリットができるからです。
小学生なら、一緒に宿題をやってあげましょう。また、悩みがあると勉強どころではありません。まずは、それを解決させることが先決です。
明日ですが、「これって、スマホゲーム依存症?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強しない子にかける言葉TOP3
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