先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
兄弟2人とも、発達障害グレーゾーンです。2人は幼稚園の頃から登校しぶりがよく見られます。定形発達の中間子は登校しぶりをした事はなく、学校大好きっ子です。
発達障害の有無に関わらず、登校しぶりは愛情バロメーターが低いのが原因なのでしょうか?
グレーゾーン、発達障害傾向の子どもが安心して学校にいけるようには親は何をしたらいいでしょうか?
発達障害の子は、近年増えています。そして発達障害であることが、不登校の原因のひとつとされることもあります。
しかしその特徴を理解し、正しい対応をすれば、きちんと学校に行くことができます。勉強も頑張ることができ、受験もうまくいくでしょう。
親ができるサポート方法をまとめたので、参考にしていただければ幸いです。
発達障害=学校に行けないは間違い
そもそも、発達障害だから学校に行けないということはありません。発達障害でも、きちんと学校に通えている子もいるからです。
ただし通常の子と比べると、学校でのトラブルやストレスは増えることがあります。
そこで、子どもの特性に合わせたサポートをすることが大切でしょう。
タイプ別!起こりやすいトラブルとは?
発達障害には、様々なタイプがあります。ADHDタイプの場合、授業中に落ち着いて席に座っているのが難しいことがあります。
アスペルガー症候群タイプの場合、人の気持ちを理解しづらいため、友達関係のトラブルが起こりやすいという特徴があります。
学習障害タイプの場合、勉強が苦手です。授業が理解できず、苦痛に感じることもあるでしょう。
このような特徴で起こったトラブルにより、ストレスが限界に達すると、不登校になりやすいので注意が必要です。
きちんと学校に通えるようにする方法
以上の特徴を踏まえ、やるべきことは3つあります。
1つ目は、愛情バロメータUPです。愛情バロメータが高ければ、行動エネルギーも高くなるため、嫌なことが起きても乗り越えられるからです。
2つ目は、学校の先生と連携することです。先生に上手にサポートしてもらうことで、友達関係がうまくいったり、勉強がわかるようになったりします。
3つ目は、特別支援学級を検討することです。発達障害にはレベルがあります。上記の方法でも難しい場合は、専門の先生の指導を受けた方が子どものためでしょう。
本日のまとめ
発達障害だから学校に行けないということはありません。ただし通常の子と比べると、学校でのトラブルやストレスが増えるかもしれません。
きちんと学校に通えるようにするには、愛情バロメータを上げること、学校の先生と連携すること、必要に応じて特別支援学級を検討することが大切です。
明後日ですが、「ゲームにイライラする子の対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!発達障害は不登校になりやすいのか?
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