今世の中で重要視されているのが、生きる力を育む教育です。最近では公立中学校でもいろいろな取り組みが行われています。
ただその中で、「お金の教育」はまだまだ足りません。そこで本日は中学生向けに、お金を稼ぐ目的とは何かについて私なりの考えをお伝えします。
これが100%正解とは言いませんが、もし「私もそう思う!」と思われたら、お子さんにも伝えていただけると嬉しく思います。※ここからの文章は子ども向けに書きます。
お金を稼ぐ3つの目的は生存、欲、貢献
あなたはお金を稼ぐ目的について、考えたことはありますか?いずれ仕事をしてお金を稼ぐことをすると思うのですが、そもそもなぜ仕事をしないといけないのかということです。
私自身、お金を稼ぐ目的は次の3つだと考えています。
生きるため(生存)
一つは生きるためです。人間が生きていくためには、住む場所、着る服、食べるものが必要です。それらを手に入れるにはお金が必要です。今はあなたのお父さんお母さんがお金を稼ぎ、これらを与えてくれています。だから生きることができるのです。
大人になったら、お父さんお母さんに頼ってはいられません。お父さんお母さんはいずれ働けなくなるからです。
あなた自身が生きるために、お金を稼がないといけないのです。またあなたのお父さんお母さんがしているように、将来結婚し子どもができると、今度は子どものためにお金を稼がないといけなくなります。
欲しいものを買う(欲)
生きるためだけであれば、毎月10万円稼げば十分です。コンビニでアルバイトをすれば稼げます。ただ人間には欲があります。- どうせ住むならいいところに住みたい!
- どうせ着るならブランドのもの服を着たい!
- 高級車や高級料理を食べたい!
欲があるのは悪いことではありません。仕事を頑張ってたくさんお金を稼ぎ、欲しいものをたくさん買ってください。
夢を叶える(貢献)
最後は社会に貢献するための夢を叶えるためです。例えばあなたが高級車に乗りたいという夢は、自分の欲からくるものです。しかし恵まれない子供たちを救う学校を作りたいという夢は社会に貢献するものです。例えばiphoneを作ったスティーブジョブズは、お金を稼ぎたいからiphoneを作ったのではありません。
今よりさらに便利な世の中を作るために、iphoneを作ったのです。ただiphoneを開発するためには、莫大なお金が必要です。
だからパソコンを売って自分でお金を稼いだり、銀行からお金を借りたりして作りました。社会に貢献するための夢を叶えるには、お金が必要なのです。
目的はあなたのレベルによって変わっていく
- 生きるためにお金を稼ぐ
- 欲しいものを買うためにお金を稼ぐ
- 社会に貢献するためにお金を稼ぐ
実は人間というのは、生活すら大変な時期は生きるためにお金を稼ぐ。生活が満たされると自分の欲のためにお金を稼ぐ。
自分の欲も満たされると社会のためにお金を稼ぐ。ように変化していきます。つまり自分のレベルによって、目的が変わっていくのです。
おそらく今のあなたには欲しいものがたくさんあると思います。もしまだ買いたいものがあるなら、しっかりと仕事をして、欲しいものをたくさん買ってください。
それが満たされると、少しずつ社会に貢献できることで、本当に自分がやりたいことが見えてきます。
そうなったら、今度は社会のためにお金を稼いでください。すると日本は今よりさらに良い国になります。
本日のまとめ
人はなぜお金を稼ぐのかというと、生きるため、欲しいものを買うため、社会に貢献するための3つです。一つの目的が満たされると、次の目的のためにお金を稼ごうと思うようになります。
あなたが将来社会に貢献できる、素晴らしい人間になりたいと思うなら、まずは自分が生きるため、自分が欲しいものを買うために一生懸命仕事をしてください。
そこが満たされない限り、社会に貢献しようという気持ちは出てきません。もちろん今すぐ仕事はできません。将来たくさんお金を稼ぐことができる会社に就職できるように、今は勉強を頑張ってくださいね。
明日ですが、「勉強させられる親子関係の基準」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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