先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
> 冬休みの宿題多いのですが、子どもにとって宿題は勉強になりますか?ただ宿題だからやる感覚だと思うのですが?
> ちなみに答えを渡されて答えを丸写しそれで宿題をやった感覚?なんか違うような気がします。今の宿題役に立つのか不安です。
冬休みの宿題って、どれだけ気合を入れてやるか迷うと思います。勉強になるなら気合を入れてやった方が良いですし、役に立たないなら答えを写した方が良いからです。
そこで本日は「冬休みの宿題の効果と進め方」について解説します。「宿題が終わらない」と悩んでいる場合の対処法も併せて解説しますので、よかったらお子さんにもシェアしていただければと思います。
冬休みの宿題の上手に活用すれば、3学期の成績を大きく上げることができます。参考にしてみてください。
冬休みの宿題は、成績UPに効果的なのか?
最初に、「冬休みの宿題って成績UPに効果的なのか?」という問いに対する回答からお伝えします。この問いに対する私の答えは「非常に効果的」です。
なぜ効果的なのかというと、冬休みの宿題は1,2学期に習った内容の総まとめだからです。つまり、しっかり行えば、わずか2週間で1,2学期の勉強を復習できるのです。
ここまで勉強をさぼってしまった子でも、冬休みの宿題をしっかり行うだけで、頑張って勉強してきた子と同じ学力になるわけです。
こういった理由から、冬休みの宿題をしっかり行う=非常に効果的な勉強法です。できる限り、全力で取り組むことをお勧めします。
最も大事なことは期限内に提出すること
冬休みの宿題は、1,2学期の勉強を一気に復習できるので、非常に効率の良い勉強です。できる限り頑張った方が良いのですが、気合を入れすぎない方が良い子もいます。
なぜなら、気合を入れて勉強しようと思った結果、最後まで終わらなくなる可能性があるからです。冬休みの宿題で最も大事なことは「期限内に提出すること」です。
期限内に最後まで終わらず、中途半端で提出するくらいなら、答えを写した方が良いです。とりあえず提出だけできれば、提出点はもらえるからです。
終わらせるだけで精一杯ということであれば、まずは答えを写してでも終わらせてしまいましょう。その後余裕があれば、わからないところをやり直すなどして、しっかりと勉強していくと良いです。
3学期の実力テストの点数を上げたいなら、冬休みの課題を3回繰り返そう
中学生の場合、1月に実力テストが行われることが多いです。実力テストの3~4割は、冬休みの宿題から出題されます。
もし実力テストで高得点を取りたいなら、最低でも3回は冬休みの宿題を繰り返すようにしましょう。それだけで、どんな学校でも4割は点数が取れます。
学校によっては6割ほど出題するところもあります。仮に全く同じ問題が出なかったとしても、冬休みの宿題をしっかり行えば取れる問題がたくさんあります。
実力テストは内申点にも含まれる学校が多いです。できる限り、3回は繰り返すようにしましょう。
本日のまとめ
冬休みの宿題をしっかり行うことは、非常に効率の良い勉強法です。1,2学期の復習になり、なおかつ実力テストの点数も上がるからです。可能であれば、答えを写さずに頑張りましょう。
ただ、最も大事なのは「期限内に確実に提出すること」です。答えを写さずに行うと間に合わなくなるなら、答えを写してでも提出した方が良いです。
子どもの状況に合わせて、どのように進めるか考えながら勉強してみてください。
明日ですが、「学年順位が1桁になった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
本日の記事が参考になった!という場合は、下記のボタンをクリックをいただけると嬉しいです!1位になって少しでも多くの方に「思春期の子育て法」を伝えられるように、日々記事の更新を頑張ります!
この記事へのコメントはありません。