「テスト前は睡眠時間を削ってでも勉強したい」
「短時間睡眠でも、翌日の頭の回転を良くしたい」
という悩みを持っていないでしょうか?実は、短時間睡眠を効果的に行う方法があります。
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、短時間睡眠をする際に重要なポイントについて解説します。
この方法でテストを受ければ、1日くらいはしっかり乗り越えられると思います。
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注意!中学生にはお勧めしない
今回の記事を読むにあたって、1点だけ意識してほしいことがあります。それは、基本的に睡眠時間を削る事は、思春期の子にはオススメしないということです。
なぜなら、睡眠時間を減らすと翌日の授業中に眠くなってしまうからです。結果的に、勉強が悪循環になってしまいます。
また、短時間睡眠が続いていくと体に不調が出てくることもあります。たとえば、顔にニキビができる、イライラしやすくなる、身長が伸びにくくなるなどです。
最低でも、中学1年生は8時間、中学2年生は7時間、中学3年生は6時間ほどは寝た方が、次の日のパフォーマンスは上がると思います。
できればたくさん寝ることを意識しましょう。
どうしてもの場合は、テスト前日のみにしよう
では、どういったタイミングで短時間睡眠を行えば良いのでしょうか。基本的には、テストの前日だけにしてください。
テストが木、金だけの場合、木曜日の夜だけ短時間睡眠を使っていいということです。
水曜日の夜に短時間睡眠をするのはやめましょう。次の日のテストは乗り越えられるかもしれませんが、結局お昼から夕方まで寝てしまうからです。
その状態で勉強を始めても、頭がぼーっとしてします。また、本来昼間にできることを夜中にやっているだけなので、実際の勉強時間は変わりません。
木曜日なら多少生活リズムが崩れても、土日で復活できます。それに、テスト最終日の前日なので、翌日のテストが終わった後寝てしまっても大丈夫です。
こういった理由から、もし短時間睡眠をするなら、定期テスト最終日の夜にしましょう。
なお、これまでしっかり勉強しているのであれば、定期テスト最終日の夜も睡眠を削らない方が良いです。
睡眠時間を削ると、どうしてもテスト当日のパフォーマンスが落ちてしまうからです。「今まで全く勉強していない」という場合限定で、実践するようにしましょう。
なお、次のページでは理想的な定期テスト前日の過ごし方を解説しています。前日に行うだけで、定期テストの点数が大きく上がるテクニックをまとめたので、参考にしてみてください。
>>各教科10点UP確実!定期テスト前日の勉強法に進む
徹夜する前に、まずは最大限睡眠の質を高めよう
短時間睡眠をする場合、まずは短い時間でも睡眠の質を高めるように努力しましょう。睡眠の質が悪いと、一睡もしてないような状態で迎えることになってしまうからです。
すると頭がぼーっとしている状態で、定期テストを受けることになります。これでは、いい結果は得られないですよね。
では、どうしたら睡眠の質を上げることができるのでしょうか。一番大事なことは、部屋の明かりを真っ暗にすることです。
人間は真っ暗な状態になると、体が「睡眠モード」になるため、ぐっすり寝られるからです。
次に、どれだけ睡眠時間を削るとしても、22時から2時の間の4時間は寝るようにしましょう。この4時間は、最も睡眠の質が高まる時間帯だからです。
次に、寝る前にスマホは見ないようにしましょう。スマホやテレビ、ゲームなどからは、ブルーライトが出ています。それを見ると、人間は覚醒するため、寝つきが浅くなるからです。。
最低限、寝る30分前からブルーライトが出るものを見ないように気をつけましょう。
どれだけ睡眠時間を削っても、最低3時間は寝るようにしよう
睡眠時間を削ったとしても、最低3時間は寝るようにしましょう。それよりも睡眠時間が短くなると、頭が回らなくなり体調も悪くなるからです。
中学生の場合は、できる限り4時間半は寝た方がいいです。そこまで寝れば、翌日のテストくらいは乗り切れます。睡眠時間を減らし過ぎるのもやめましょう。
起きたら頭を覚醒させてから、勉強しよう
朝起きてからの話をします。起きた瞬間からいきなり勉強しようと思っても、頭がぼーっとして進まないと思います。
そこで、勉強する前に、頭を覚醒させることから始めましょう。オススメは、熱いシャワーを浴びることです。
44度から45度位のシャワーを頭から浴びれば、熱さで目が覚めます。その後で、冷たいシャワーを浴びればばっちりです。
このように、起きてから30分ほどは頭を覚醒させる時間に使うようにしましょう。また、シャワーを浴びた後には朝食も食べると良いです。
人間は、何か食べることでエネルギーが出るからです。それでも眠かったら、外を散歩するのもおすすめです。
最後の手段はカフェイン入りの栄養ドリンク
それでも無理な場合、最後の手段は栄養ドリンクかコーヒーなどでカフェインを摂ることです。
ただし、カフェインは高校生以降になってからのほうがいいです。成長を止める作用もあるからです。
こういった理由から、できる限り高校生になってから使用するようにしましょう。
頭を目覚めさせる時、もう一つやっていただきたいことがあります。太陽が出てきたら、光を浴びることです。人間は太陽を見ることで、頭が覚醒するからです。
ここまでの流れをしっかりやれば、徹夜明けでも乗り越えられると思います。
保存版!授業中眠くならない方法
今回お伝えした内容を意識して、短時間睡眠をおこなえば、普通に一夜漬けするよりも高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。
ただ、中間テストは何とか頑張れるけど、普段の授業中も眠いという子もいるでしょう。この場合は、次のページで解説しているテクニックを使えば、睡魔が無くなると思います。
私が教師時代、教え子に伝えていたテクニックです。参考にみてください。
>>元教師が解説!授業中眠くならない方法
また、そもそも徹夜してしまうのは、計画を立てて勉強ができていないからです。しっかりと計画を立て、2週間前からテスト勉強を始めていれば、徹夜しなくても高得点が取れるからです。
そこで次のページでは、定期テストで高得点が取れる勉強スケジュールの立て方について解説しました。私が教師時代、子どもたちに伝えていた計画の立て方です。参考にしてみてください。
>>元教師が解説!勉強スケジュールの立て方はこちら
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最後になりますが、そもそも徹夜で勉強しなくても、効率良くテスト勉強をすることができれば、定期テストの点数を上げることができます。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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