効率のいい問題集の解き方

勉強

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

先生は、定期テスト対策でワークを5回解こうと言われます。ただ、数学などワークの場合、範囲が80ページくらいあります。

この場合、どう考えても5回もできません。効率よく進めるにはどうしたらいいでしょうか?

時間をかけて勉強していても、効率の悪いやり方だと成績は上がりません。一方、やり方を少し変えるだけで、成績はどんどん伸びていきます。

今回は、効率の良い勉強法と問題集の解き方についてお伝えします。この内容を実践していただければ、目に見えて成績はアップします。

その結果、テスト対策はもちろん、高校受験でも合格率がかなり高くなります。お子さんの将来がますます明るくなるはずです。

勉強の基本は問題集の繰り返し

問題集

成績がなかなか上がらない子の多くが、問題集を1回しか解きません。1回で分かる子は天才です。普通は、繰り返し解かないと頭に入りません。

また、学校の問題集と塾の問題集をそれぞれ1回ずつ解くという子もいます。このやり方も、効率が悪いです。1冊の問題集を何回も解いたほうが、深い知識になるからです。

最低でも3回、できれば5回は繰り返すようにしましょう。時間のかかる子は、5回では足りないかもしれません。頭に入るまで、繰り返し解くことが大事です。

2回目は間違えたところのみ

時計

今回の相談者さんの場合、問題集が80ページあります。この場合、戦略的に進めていかないと終わりません。そこで、1回目は全ての問題を解きますが、2回目は1回目に間違えたところのみにします。

3回目は、2回目に間違えたところのみやりましょう。時間がなければ、ここまででOKです。これだけでも、全てのページを3回解きなおすことに比べたら、はるかに短時間でできます。

もし時間があれば、4回目にもう1度80ページを解きましょう。さらに時間があれば、5回目に4回目で間違えたところのみ解きなおしたら完璧です。

基本問題に絞るのもコツ

勉強

80ページなんてそもそも解けないという場合は、応用問題は捨てても良いです。基本問題だけに絞って解きましょう。

全部で80ページなら、基本問題はおそらく50ページくらいだと思います。この50ページに集中するほうが、成績アップにつながります。

応用問題は、時間があるときだけでOKです。提出物があるなら、答えを写して出しましょう。全ての問題を1回解くくらいなら、基本問題を3回解いた方が成績は上がります。

本日のまとめ

やる気

問題集を繰り返し解くことで成績は上がります。広く浅い知識よりも、1冊の問題集を徹底的に繰り返すほうが効果的です。最低でも3回、できれば5回は解きましょう。

時間がないときや、量が多いときは基本問題だけに絞りましょう。応用問題は余裕のあるときだけでOKです。

明日ですが、「オール3の子の受験対策法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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