子どもが全く勉強をしないと、このままで大丈夫か不安になりますよね。ただ、子どもが勉強しない原因は親の習慣にあるかもしれません。
そこで今回は「勉強ができる子に育つ親の習慣」をお伝えしましょう。勉強できる子を育てるために、親が身につけるべき習慣についてまとめました。
これらを意識することで、自ら机に向かって勉強できる子になります。成績も上がり、受験の合格率も上がるはずです。
なぜ勉強しない子になるのか?
親の言動や家庭環境が次の3つに当てはまると、子どもは勉強しなくなります。当てはまっていないかを、チェックしてみましょう。
1つ目は「親が勉強を否定的に語る」ことです。
「勉強なんて将来使わない」「嫌なら無理しなくていい」このような発言は、子どものやる気を奪ってしまうでしょう。
2つ目は「家庭に学びの環境がない」ことです。
テレビがつけっぱなし、勉強できる場所がないなどの状況では、意欲は高まりません。
3つ目は「やる気を奪う親の態度」です。
結果だけを求める、努力を褒めない、少しでも悪いとすぐに叱る、他の子と比べるなどは、子どものモチベーションを下げます。
勉強できる子の親がしていること
一方、勉強ができる子を育てる親には、共通する習慣があります。
1つ目は、「上手に知的好奇心を刺激すること」です。
たとえば、食事中にニュースを話題にしたり、休日に博物館や書店に連れていったりします。
子どもが興味を持ちそうなテーマについて一緒に調べることで、知的好奇心を育てることができるからです。
2つ目は「親も学ぶ姿勢を見せること」です。
親が読書したり、新しいことに挑戦(資格取得やスキルアップ)したりすることで、学ぶ楽しさを子どもに伝えることができます。
3つ目は「勉強する姿勢をしっかり褒めること」です。
できたらシールを貼ってあげるなどして、ゲーム感覚で勉強を進める工夫をするとやる気が出ます。
勉強しやすい環境や学習で結果を出そう
やる気が出た後は、維持するためのサポートも大切です。そのためには、家庭での学習環境を整えましょう。特に、
- 子どもがやりやすい場所を選ぶ(リビング、自分の部屋、塾や図書館の自習室など、子どもが集中しやすい場所)
- 集中しやすい環境を整える(片付いた机、必要な文具、適度な明るさや温度を確保)
- わからない問題の解き方を教えるサポート環境づくり(家庭教師や塾の活用も含む)
そのため、効率的な勉強法を教えてあげましょう。努力が結果に結びつくと、勉強が好きになるはずです。
本日のまとめ
勉強しやすい環境づくりや、知的好奇心を刺激する活動を取り入れることで、子どもが自主的に学ぶことができるようになります。
「頑張ったね」と褒める姿勢も忘れず、子どもの努力をしっかり評価してあげましょう。
親も一緒に学び、子どもの成長を楽しむことが、成績UPにつながります。
明日ですが、「学校のタブレットどこまで監視すべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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