先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
一人娘、通信制高校の1年生です。性格はとても良いのですが、今は1週間に2日くらいしか行けません。個別授業と、体育はクラスの皆とやってます。
単位はとれますし、卒業もできると思いますが、就職が心配です。
夏休み、アルバイトしましたが、スーパーの野菜コーナーで疲れるらしく、1ヶ月で辞めました。他の不登校の方よりは軽い方かも知れませんが心配です。
この気持ちはよくわかります。私自身も、学生時代に1ヶ月でアルバイトをやめた経験があるからです。しかし、大丈夫です。
ある条件を満たせば、不登校だろうが将来仕事を続けることはできます。また学校になじめない場合でも、おすすめの就職先があります。
これを知っておくだけで安心してお子さんに向き合うことができ、将来の不安がなくなるでしょう。
愛情バロメータが高ければ問題なし
結論からお伝えすると、現在学校に行けていなかったとしても、愛情バロメータが高ければ就職は問題ありません。
子どもは、親からの愛情を感じると行動エネルギーが高くなります。その結果、仕事を頑張ることができるでしょう。
また仕事をしていて悩みが出てきても、愛情バロメータが高ければ親に相談できます。
つまり、現在不登校だったとしても、愛情バロメータさえ高ければ社会人としてやっていけるので大丈夫です。
子どもに合った仕事を選ぼう
今回の相談者のお子さんは、1ヶ月でバイトをやめてしまいました。これは、子どもが悪いわけではありません。
選んだ仕事に、合わなかっただけでしょう。スーパーの野菜コーナーは、常に人がいてザワザワしています。
接客が必要な仕事でもあるため、人混みやうるさい場所が苦手な子、人間関係が疲れる子には向いていません。
不登校の子がすべてそうではありませんが、お子さんが上記のようなタイプであれば接客業は合わないでしょう。
要するに、子どもに合った仕事を選ぶことが大切なのです。
学校が苦手な子におすすめの仕事
では、学校が苦手な子は、どんな仕事がいいのでしょうか。おすすめの仕事を、5つ紹介します。
- 家でできる:外に出ると疲れてしまう場合、家でできる仕事だと続けやすいでしょう。(ライター、動画編集など)
- パソコンでできる:人と向き合う必要がないので、人間関係が苦手な子に向いています。(プログラミング、翻訳など)
- フレックスタイム制:働きやすい時間帯を選んで働けるので、自らの生活を守ることができるでしょう。(漫画家、IT関連など)
- 得意が生かせる:得意、好きに近い仕事であれば、楽しく仕事をすることができるでしょう。(プロゲーマー、イラストレーターなど)
- 自由にできる:指示される、ルールに縛られるのが嫌なタイプは向いているでしょう。(自営業、インフルエンサーなど)
本日のまとめ
愛情バロメータが高ければ、就職の心配をする必要はありません。ただし、子どもに合った仕事を選びましょう。
人混みやうるさい場所が苦手な子、人間関係が疲れる子には、接客や騒がしい場所での仕事は向いていません。
子どもに合う仕事が見つかるまで、いろいろやってみることが大切です。
明日ですが、「子どもの気持ちがわからないときにすべきこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校の子のおすすめ就職先TOP5
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