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子供が勉強に対してやる気にならない
という悩みを持っている家庭の特徴の一つに、
「親が問題集や参考書を買っている」というものがあります。
要するに、親が本屋さんやアマゾンで参考書を買い、
「これをやりなさい」と言って、
子どもに買い与えているわけです。
もちろん選んでいる参考書は、
私がおすすめしている参考書なので、
内容自体は悪くないと思います。
でもこれだと、絶対に成績は上がりません!
その理由を説明します。
人間は自分で決めるからこそ実践できる
そもそも親と言うのは、
子どもにあれしろこれしろとは絶対に言ってはいけません。
もちろん絶対にダメなことである
- 非行
- いじめ
- 他人に迷惑をかけること
などは仕方がないですが、
それ以外は基本的に言わない方が良いです。
じゃあどうやって導くのかと言うと、
●選択肢を与えてあげる
●お母さんならこうするけどと自分の意志を言う
●一度失敗させて自ら学ばせる
という感じで進めた方が良いです。
問題集選びも全く同じです。
親が買ってきて渡したところで、
その問題集は子どもが選んだものではありません。
だから子どもはやる気が出ません。
こういった形にするのではなく、
親子で一緒に本屋さんに行って、
●道山先生はこの本がおすすめって言ってたよ
●でもあなたが使いやすいものを選べばよいと思うよ
と言う感じで、一つはおすすめの物を教えてあげて、
最後は子どもに決めさせるのが大事です。
またもしこの方法で変な参考書を選んだ場合、
成績は思うように上がりません。
そうなったタイミングでその理由を伝えてあげると、
●一度失敗させて自ら学ばせる
の原則で子どもは学ぶことができます。
意志のない人間になってしまう
もし親があれこれ決めてしまうと、
子どもはどうなってしまうのか?
まず最初に起こるのが、
自分で物事を決められなくなるということです。
普段会社で働いているお父さんであれば
すごくわかると思うのですが、
今の社会人と言うのはとにかく
指示がないと動けない人が多いです。
これは完全に、親があれこれ支持をし続けて育ててしまった
ことが原因だと思います。
当たり前ですが自分で
物事を決められないということは、
●いらないものを買わされる
●適当に就職先を決めてしまう
●人に振り回せる人生を歩むことになる
という状態になります。
自分で物事を決められなくなるくらいであれば、
まだ社会で生きていくことができるのですが、
もっとひどくなるといわゆる
「無気力人間」になってしまいます。
●引きこもり
●ニート
などになってからでは本当に遅いので、
普段から親があれこれ指図するのは、
絶対にやめてくださいね。
子どもの人生は親が決めるものではない!
子ども自身が決めるものだ!
と考えるようにしましょう。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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