先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の息子がいます。面倒くさがり屋を治す効果的な接し方を教えて下さい。中学入学時、成績は悪くなかったのですが、徐々に成績低下。
とにかく面倒くさくて宿題も勉強も後回し。部屋はもちろんカバンの中も部屋もぐちゃぐちゃ。普段は会話も多く優しい子ですが、何事にも面倒くさいと言って、取り組みができません。
めんどくさがり屋な性格の子って多いですよね。宿題も後回しで、部屋もカバンも整理されていない状態では、親として心配になると思います。
そこで本日は、めんどくさがり屋の治し方をお伝えしていきます。正しいステップで対応していけば、必ず改善できます。
子どもが宿題をやらないと悩んでいる場合、参考にしていただければ幸いです。
まずは愛情バロメータチェック
はじめに、愛情バロメータをチェックしましょう。
片づけられない原因が「めんどくさがりな性格」ではなく、「部屋を整理するエネルギーがない状態」である可能性が考えられるからです。
愛情バロメータは、子どもが行動を起こすためのエネルギーになります。これが低い状態では、この後お伝えするテクニックを実践しても効果がありません。
子どもの要求を聞いたり、過干渉をやめたりして、まずは愛情バロメータをUPしましょう。
次に簡単にできることから練習させる
愛情バロメータが上がってきた段階で、簡単なことから練習させましょう。たとえば、
- カバンの中のプリントはこの箱に入れる(最初はぐちゃぐちゃでもOK)
- 部屋のゴミは、このゴミ箱に入れる(最初は分別はなしでOK)
この時、いきなり難しいことをやらせてはいけません。誰でもできる簡単なことから、一つずつ練習させていくのがポイントです。
これでもできない場合は精神科と連携
ここまで解説したように、愛情バロメータを上げ、簡単なことから練習していけば、通常少しずつできるようになってきます。
ただ、どれだけ練習してもできない場合、一度、児童精神科医に相談しましょう。発達障害の可能性もあるからです。
発達障害の場合、親だけで対応するのは難しいです。専門のサポートを受けながら、無理のないペースで進めていきましょう。
本日のまとめ
子どもがめんどくさがり屋で宿題をしない、部屋を片付けないという場合、愛情バロメータが低いか、やり方がわからないかのどちらかであることが多いです。
親子関係が悪い場合、まずは他愛もない話ができるレベルまで改善しましょう。その後、親も手伝いながら少しずつ練習させることが大切です。
明日ですが、「受験合格のために親ができる3つのこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!めんどくさがり屋の子どもの治し方
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