定期テストまで残り1週間の勉強法

スケジュール

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

今週の木曜日定期テストです。それまでの計画の立て方が分かりません。これからの計画の立て方どうすればいいですか?

テストまで残り1週間しかないと、焦りますよね?もう、無駄だとあきらめてしまう子もいると思います。でも安心してください。

今回お伝えする方法を実践していただければ、テスト1週間前からでも間に合う「効率的な勉強計画の立て方」が分かります。

この計画通り勉強を進めていけば、定期テストの点数がぐんぐん上がっていくのを実感できるでしょう。

最終的には、高校受験の合格率も大幅にアップするので、参考にしていただければ幸いです。

ステップ1 優先順位を決めよう

順位

定期テストまで残り一週間となると、時間は限られています。限られた時間の中で最大限の効果を引き出すのにいちばん大事なのは、優先順位を決めることです。

定期テストにおける優先順位1位は、「課題を終わらせること」です。課題は内申点に影響するからです。期日までに、必ず提出しましょう。

優先順位2位は、「基本問題を理解すること」です。優先順位3位は、「応用問題を理解すること」です。今挙げた順に、勉強を進めていくことが大事です。

それぞれどれくらいの量があるのか、まずは書き出してみて、やらなければならないことを把握しましょう。

ステップ2 優先順位1位から順に計画を立てよう

計画を立てる

優先順位が分かったら、次は1位から順に計画を立てていきます。いちばん優先すべきなのは課題を終わらせることなので、まずはそれを計画表に書きましょう。

定期テストの課題は、うまくいけば3日ほどで終わります。このとき、答えを写しても構いません。とりあえず、確実に課題を終わらせることが大事だからです。

できる限り、3日ほどで課題が終わるように計画を立てます。残りの4日間で、基本問題を解きましょう。各教科それぞれに、基本問題を解くための勉強時間を取るのが良いです。

基本問題を解き終わったあと余裕があれば、漢字や英単語、英熟語などを覚える時間に充てましょう。残り一週間しかない場合は、無理に応用問題までやろうとしないようにしましょう。

※もちろん、時間があれば応用問題まで勉強してOKです。

ステップ3 前倒しで進めよう

チェックする

計画表が完成したら、いよいよ実行に移していきます。このとき大事なのは、なるべく前倒しで進めていくことです。

たとえば、3日間で終わらせる予定だった課題が1日で終わったら、残りの2日休もうと思うのではなく、4日目にスタートするはずだった基本問題に取り掛かってください。

大事なポイントは、基本問題は最低3回解くことです。課題は1日で終わらせてOKですが、基本問題は3回解き終わるまで応用問題に進んではいけません。

3回解こうと思ったら、頑張っても3~4日はかかりますが、基礎を固めることは確実に点に結びつくので、しっかりやるようにしましょう。

本日のまとめ

勉強

定期テストまで時間がないときは、優先順位をつけて計画を立てていきます。課題を終わらせる、基本問題を理解する、応用問題を理解するという順番です。

課題は答えを写しても良いので、3日ほどで終わるように計画を立てましょう。基本問題は最低でも3回は解くようにします。

下手に応用問題に手を出すよりも、基本問題を3回しっかり解いて理解しておくほうが確実に点に結びつきます。

もし余裕があれば、漢字や英単語、英熟語を覚える時間に充てて、限られた時間を有効に活用するようにしましょう。

明日ですが、「実験から発見!運動神経を良くする方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!定期テストまで残り1週間の勉強法

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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