数学の思考力の鍛え方

数学

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

数学の思考問題が解けません。どのように勉強すればいいでしょうか?現在、80点くらいの点数はとれています。

思考力をつけて、応用力をつければ、テストで100点を狙うことも可能です。では、どうすれば思考力をつけることができるのでしょうか。

今回は、その方法を解説します。お子さんが数学で95点以上狙っている場合、参考にしていただければ幸いです。

思考力を鍛えるのは9割を超えてから

テスト

今回の相談者さんの場合、テストで8割くらい取れていると書いてあります。もし、点数アップが目的で思考力をアップさせないなら、全教科9割を超えてからの方がいいです。

思考力を鍛えるのにはとても時間がかかるからです。時間をかけて5点上げるよりも、それ以外の教科で点数アップを目指したほうが全体的な成績も上がります。

以前、元東大生のほしみみさんにもこの点を伺いましたが、「東大、京大など理系のトップクラスの大学を狙わない限り、思考力は必要ない」と仰っていました。

時間をかけて思考力を鍛えなくても、問題集を繰り返し解いてパターンを暗記することで、ほとんどの問題に対応できるのです。

そのため今回の相談者さんの場合、まずは全教科9割取れるようにすることが先決でしょう。

最低15分最大1時間悩もう

考える

ただ、この記事を読んでいる方の中には、全教科9割を超えている人もいます。その場合、わからない問題を根気よく悩み続けるといいでしょう。

「思考力=考える力」なので、分からない問題を考え続けることで身につくからです。非効率的な勉強だとしても、最低15分、最大1時間くらい問題を悩みましょう。

参考までに、勉強効率を考えると、5分考えても分からなかったらすぐに解答を見てパターンを暗記してしまうほうが良いです。

パターンさえ暗記すれば、点数は取れるからです。

バランスを考えよう

バランス

私が中学生の頃は、夏休みの間だけ1日30分思考力アップの時間を作っていました。毎日30分だけなら、そこまで負担にならないからです。

思考力アップにばかり時間を注ぎすぎると、他の教科の勉強をする時間がなくなってしまいます。大事なのは、バランスです。

全教科9割超えていないなら、全ての時間を点数アップの勉強(パターン暗記など)に充てる。すでに9割を超えているなら、80%の時間をパターン暗記、20%の時間を思考力。

こういったバランスで進めていくといいでしょう。

本日のまとめ

勉強する

思考力は、分からない問題を悩み続けることで身につきます。ただ、時間のかかることなので、テストで9割以上取れるようになってから行うのがおすすめです。

思考力アップに時間を注ぎすぎると、他の教科の勉強をする時間がなくなって成績が上がりません。バランスを考えて行うようにしましょう。

明日ですが、「高得点が取れる!定期テスト当日の過ごし方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!数学の思考力の鍛え方

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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