これまであまりお話してきませんでしたが、実は私自身、高校生になって最初のテストで学年最下位(320人中319位で1名欠席)を取りました。
そこから頑張って成績を上げ、現役で国立の教育大学に入学し、教員試験にも1発で合格しました。今回は、その方法をお伝えします。
これから大学受験を目指しているお子さんがいる場合はもちろん、小中学生の子がいる方も役立つ内容です。参考にしていただければ幸いです。
自分の基準を変える
私は、中学生の頃はオール5を取ったこともあるくらい、成績は常に上位でした。当時は、テストの2週間前から勉強すれば十分だったのです。
しかし、高校生になると、テスト前に詰めて勉強するだけでは足りません。毎日コツコツやらないと、授業が分からなくなってしまうことがあったのです。そこ結果、学年ビリになりました。
それ以降、1日30分くらいは予習をするようにしたことで授業の理解度がアップしました。予習の方法は、数学の例題を解く、国語の教科書を1回読むなどです。
つまり、これまでの方法でうまく行かないときや、今上手くいっていないことがあるときは「自分の基準を変えさせる」ことが大切です。
使うツールを変える
次に、使うツールを変えさせましょう。ツールとは、自分の勉強をサポートしてくれるものです。私は、中学生までは分からない問題を塾の先生に質問していました。
高校に入ってからは、それでは対応できなくなりました。当時の塾長の学力では、高校の問題が難しすぎて解けなかったからです。
そこで、高校の先生や優しい友達に質問するようにしました。高校の先生は説明がとても上手なため、分かりやすかったからです。
優秀な友達も、分かりやすく教えてくれました。このように、使うツール(私の場合は質問する人)を変えたことで、成績はアップしました。
あなたのお子さんも、勉強のサポート体制が整っていない場合は、そこを改善すると上手くいくことがあります。
必要な教科を絞る
高校では、志望大学に必要な教科に絞って勉強することも必要です。私は中学生の頃、公立高校を目指していたので9教科の内申点が重要でした。そのため、全ての教科を頑張っていました。
しかし、高校ではその後の進路に必要のない教科は赤点ギリギリを取るくらいの勉強しかしないようにしました。これにより、必要な教科に多くの時間を充てられるからです。
中学生でも同じです。私立高校を狙うなら、9教科すべての成績を上げる必要はありません。受験に必要な教科を重視した勉強をすればOKです。
本日のまとめ
これまでの方法でうまく行かないときは、自分の中の基準とやり方を変えてみることが重要です。使うツールも変えてみましょう。
その後の進路に必要な教科に絞って勉強することで、大事な教科により多くの時間を充てられるようになります。必要のない教科は、赤点ギリギリの点数でもOKです。
お子さんが、今上手くいっていないことがあるなら、この3つの視点をサポートしてあげてください。必ずうまくいきます。
明日ですが、「高校生の子どもはどこまで関わるべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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