子どもがテストでカンニングをしたら?

カンニング

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

長男が英語のテストでカンニングをしました。学校から連絡があり、後日保護者面談ということになりました。

カンニングをしたことについて、怒りの気持ちはありません。ただカンニングをしてしまうほど、気持ちが追い詰められていたのかと、息子の気持ちに気づかずな情けないのと、息子のことが心配な気持ちです。

カンニングをした理由は、英語の勉強をしてなかったから点数が欲しくてとの理由でした。息子にどう対応するべきか、先生とはどのように話すとよいのか教えてください。

子どもがカンニングをしてしまったら、親としては非常に辛いですよね?今後の進路についても、非常に不安になると思います。

そこで本日は、子どもがカンニングしてしまったときに親がすべき対応法をまとめます。この対応法を理解しておくと、他のトラブルが起き、将来が台無しになることを防げるようになります。

このお母さんスゴイ!まさに神対応

心配する

最初にお伝えしたいことがあります。今回の相談者のお母様は素晴らしいです。

カンニングをしたことについて、怒りの気持ちはありません。ただカンニングをしてしまうほど、気持ちが追い詰められていたのかと、息子の気持ちに気づかずな情けないのと、息子のことが心配な気持ちです。

通常カンニングをしてしまったら、怒りが出てくると思います。しかし先に子どもを心配する気持ちが出てきています。

こういった思考ができるようになると、子どもは荒れなくなります。実は上記の相談以外にも、

昨年1月に道山先生のブログを知り、教材を購入し愛情を注ぐことに努力してきました。おかげ様で、無駄外泊やは徘徊は無くなり、会話も増えて、一緒に食事をしたりできるようになりました。

進路のことを自ら相談してくるようにもなりました。

というメッセージも頂いています。無断外泊していた子が改善しています。これはお母様が努力されたからだと思います。

ダメなことはダメと伝えればOK

叱る

上記の様子を聞く限り、愛情バロメータはかなり高いところまで、上がってきていると思います。であれば、

「カンニングはルール違反だから絶対にダメだよ」「そんなんで良い点数をとってもお母さん嬉しくない」「もう二度とやらないでね。」と伝えればOKです。これで子どもは理解します。

また学校の先生に対しては、涙を流して謝ればよいです。「本当にすみませんでした。今後二度とこういったことがないように、私からもきちんと伝えます」と言えばOKです。

言うことを聞くかどうかは愛情バロメータ次第

愛情

このお母様は約半年間努力して、コツコツ愛情バロメータを上げてきました。だからこういった大きな問題が起きた時に、「それは絶対にダメなことだよ」と一言伝えれば子どもは言うことを聞きます。

一方今まで愛情バロメータを上げることをサボってきた場合、こういった大きな問題が起きた時に子どもを叱ると、「うるせえ!お前に何がわかるんだ!」「もう学校なんてやめてやる!!」と逆ギレされます。

大事なことは、どのような対応方法をするのかではなく、これまでにどのような接し方をしてきたかということなのです。

もし今愛情バロメータが低いなら、大きな問題が起きる前に対策しておきましょう。起きてからでは手遅れです。

※愛情バロメータを上げる方法はこちら

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本日のまとめ

約束

長い間学校に通っていれば、1度や2度カンニングすると思います。私自身も学生時代、数えられないほどカンニングしたので、その気持ちはよくわかります。

大事なことは、見つかったときに、二度とやらないと約束できるかどうかです。約束できるかどうかは、お子さんがあなたのことをどれだけ信じているかで決まります。

明日ですが、「偏差値39から70にUPし第一志望合格」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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