レベル別!定期テストの対策法

勉強

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

定期テストの勉強では、基本をしっかりするか、難しい問題をやりまくるかどっちの方が良いのでしょうか。

私の元には、さまざまなレベルの子から定期テストに向けた勉強法の相談が寄せられます。そのとき必ずお伝えしているのが、「自分のレベルに合った対策法」です。

自分のレベルに合っていないやり方で勉強をしても、成績は上がりません。そこで、今回は各レベルに合わせた定期テストの対策法について解説します。

自分のレベルに合った勉強法で進めていけば、効率よく対策ができるので、参考にしてみてください。

結論:目指すレベルによって勉強方法は異なる

60点以上

今回の相談者への答えから、お伝えしていきます。結論からいうと「目指すレベルによって、勉強方法は異なる」ということです。

相談者の方のレベルが書いてなかったので、とりあえず2つのレベルに分けて解説します。また、教科も書いてなかったので、とりあえず数学で説明します。

現在60点以下の場合は、基本問題だけでOK

例えば、数学のテストの点数が現在60点だとします。その場合は、基本問題だけをやっていればOKです。

具体的には、学校の問題集を繰り返し解いて、基本的な部分をしっかりマスターしましょう。

学校の問題集というのは、基本問題が載っています。それをマスターできれば、大抵どこの学校でも60点くらいは取ることができます。

基本問題を押さえて、まずは60点を取れるようにするというのが、最初のステップです。

既に60点以上取れているなら、応用問題もしっかり解く

今回の相談者が、数学のテストで60点以上取れているなら、学校の問題集はしっかりできていると思います。

学校の問題集を日頃から繰り返し解くようにしている今の習慣を、やめてはいけません。これをやめずに、+αの勉強で「学校以外の問題集」を解いていきましょう。

書店へ行けば、さまざまなレベルの問題集が並んでいます。それを1冊買ってきて、問題を繰り返し解くことが重要です。

新しく買ってきた問題集には、学校の問題集には載っていないような難しい問題が載っています。そういう問題を繰り返し解くことで、応用力をつけていきましょう。

基本ができていないのに、応用だけ解くのは最悪

問題集

補足ですが、基本がしっかりできていない段階で応用問題に手を出してしまうのは最悪です。よくやってしまいがちなミスですが、この勉強をしても成績は上がりません。

どんな子が、このようなミスに陥ってしまうかというと、塾に通っている子です。基本がまだしっかり理解できていない状態で、塾のハイレベルな問題ばかりを解いても、成績は上がらないのです。

このような場合は、塾で難しい問題を解く前に、学校の問題集を繰り返し解いて、先に基本を完璧にしておきましょう。

その上で、塾へ行って難しい問題を解くようにすると、スムーズに80点くらいまで点数が上がります。「基本→応用」という順番を間違えないようにするのが大切です。

本日のまとめ

ポイント

定期テストの対策は、目指すレベルによって勉強法が異なります。数学の場合、「定期テストで60点以上取れているか否か」がポイントです。

現状で60点取れていないのなら、学校の問題集を繰り返し解くという方法で、勉強していきましょう。

学校の問題集というのは、基本問題が多く載っているので、基本的な部分を押さえるのに適した教材だからです。

60点以上取れているのであれば、学校の問題集を繰り返し解く習慣をそのままに、新しい問題集を1冊用意します。

学校以外の問題集には、難しい応用問題も載っているので、そちらも繰り返し解いて、応用力をつけていきましょう。

明日ですが、「ゲーム依存症を乗り越え推薦で志望校に合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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