高校受験終了後の過ごし方

考える

先日このような相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校受験が終わりました。入学までの間、1か月ほど時間があります。それまで、どのような勉強をすればいいのかわかりません。

ぼんやりした毎日なので落ち着かないのです。今、私がすべきことを教えてください。

私立高校ならば約2か月間、公立高校ならば約1か月間、高校入学までの時間があると思います。

相談者は、受験が終わった後なのに、さらにどのような勉強をすればいいのかわからず、落ち着かない様子です。努力し続けている子どもは、この空き時間がとても不安になりますからね。

そこで、本日は「高校受験終了後の過ごし方」について解説します。入学日までに意識しておきたいポイントがあります。

それを実践すれば、すんなりと高校生活へ入っていけます。そして充実した毎日を過ごせるようになります!

※なお本日は中学生向けに記事を書いていきます。よかったらお子さんにもシェアしていただけると嬉しく思います。

最優先すべきは勉強ではない

友達

今回の相談者は、受験が終わり一段落する子どもが多い中、さらに勉強をしようとしています。素晴らしい考え方だと思います。

今までもコツコツと努力を積み重ね、実績を築いてきたのだと想像できます。だからこそ、歩みを止めることに戸惑いがあるのかもしれません。

しかし、今すべきことは、クラスメイトや部活動の友達と思い出を作ることです。勉強は、入学してからいくらでも頑張ることができます。

でも中学時代の友達とは、卒業するとなかなか会えなくなります。ですから、今仲のいい友達と一緒に、思い出をたくさん作ることが大事です。

全力で遊んで思い出を作ることが大事

旅行

つまり、「何をしたらいいか?」という相談者の問いに対する私の答えは、「思いっきり遊ぶこと!」です。

たとえば、普段行けなかった遠い場所へ友達と出かけてみる、今まで時間がなくてやれなかった遊びを行ってみる、というように受験のために我慢していたことを実行してみましょう。

中学時代、最後の思い出作りとして、思い切り友達と楽しんでください。親からすれば「最後まで勉強をしてほしい」と思ってしまうかもしれません。

しかし、この時期に思い切り遊んだ子どもほど、高校生になると気持ちの切り替えがうまくできて、頑張れるのです。中学卒業後、家族で旅行に出かけるのもいいと思います。

※家族で旅行に行く場合、こちらのマニュアルをご活用いただければと思います。

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推薦・確約で合格した場合も、勉強0時間でいいの?

勉強

ただし、勉強時間が0で良いのか?というと、それは極端です。例えば、推薦で合格したなら、多少は勉強したほうが良いです。

なぜなら、一般入試で合格した子は、中3の後半まで必死に勉強して学力を上げてきたはずです。

彼らが勉強を頑張っているとき、1人だけ遊んでいたら、その生徒たちに学力を抜かれていることも考えられます。そこで、最低限1日1時間ほどは勉強をしてください。

どのような勉強がいいかというと、高校受験の問題集を繰り返し解くことです。それだけで、受験組の生徒に追いつける、もしくは今までの実力を維持できると思います。

補足勉強もお薦め

英単語

受験勉強だけでは物足りない!という場合、「英単語、英熟語、漢字」の3つを勉強すると良いです。これを行えば、高校生活がスタートしてからも、かなり楽になると思います。

中学の範囲を反復することは、基礎力を付けることになります。多くの時間を費やす必要はありません。毎日数10分程度でOKです。

さらに補足勉強をしたいときは、数学の例題を解いておきましょう。中学で習った基礎の上に、高校の数学を積み上げるからです。

公式がしっかり頭に入っていない場合や、数学を苦手とする場合は、もう一度例題を解いておくことが大事になります。余裕があれば、加えてみてください。

本日のまとめ

遊園地

高校入学まで、意識してほしいことは、勉強ではありません。中学時代の友達と一緒に遊び、思い出をたくさん作ることです!

この時期にいっぱい遊んだ子どもほど、高校生になると気持ちをうまく切り替えて、勉強を頑張ることができます。受験のために我慢していたことを、思い切り行うときが今。

ちょっとした冒険、電車を使った遠出など、友達と一緒にワクワクしながら行動してください。また家族と旅行に出かけるのもいいかと思います。

ただし、推薦や確約で合格を決めた子どもは、受験組から実力を抜かれないようにするため、1日1時間ほど勉強しましょう。

明日ですが、「中高生向け!春休みの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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