なぜ子どもは逆ギレするのか?

キレる子供

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↑ 道山はいま何位?

本日は
中学生とその保護者向けに、
「なぜ子どもは逆ギレするのか?」
というお話をします。

先日こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。

母子家庭で、
中学1年の男子と高校1年の女子。

中学の男子に注意などすると
逆ギレして連日言い合いになり
穏やかに会話ができません。

これも私の過干渉と
言い方のせいでしょうか?

私が教師をしていた時、
教師Aが注意をすると素直に従い、
教師Bが注意をすると逆ギレをする
と言う子どもがいました。

そういった子を見ていると、
子どもが逆ギレをするのには、
2つの原因があることがわかります。
詳しく解説します。

子どもがキレる理由1 愛情バロメータが低い

愛情 同じように叱られたにもかかわらず、
なぜ教師Aの言うことには従い、
教師Bには逆ギレをするのかと言うと、
愛情バロメータのレベルが違うからです。

 

要するに教師Aは日頃から、

 
  • 子どもとたわいもない話をしたり
  • 子どもの相談やお願いを聞いてあげたり
  • 一緒に校庭で遊んだり
 

していました。

 

しかし教師Bは、
普段その子と話したり遊んだりすることはなく、
子どもが悪さをした時だけ叱るタイプでした。

 

つまり子どもは教師Aに対しては、
愛情を感じていて、
教師Bに対しては全く愛情を感じていない
というわけです。

 

だから同じ叱り方をしても、
教師Aの言うことはきちんと聞き、
教師Bには逆ギレをするわけです。

 

子どもを叱ったり注意したりする上で、
最も大事なこと愛情バロメータを上げておく
と言うことになります。

子どもがキレる理由2 子どもの話を聞かない

キレる子供
例えば子どもを注意するときに、
「何やってんだ!いい加減にしろよ!」
といきなり上から目線で叱ってしまった、
子どもも必ずぶつかってきます。

 

逆に、
「おいおい。急にどうしたんだよ。
ちょっと落ち着きなよ。何があったの?」
と冷静に話を聞いた後で、

 

「それはお前が悪いと俺は思うけど、
どう思っているの?」
と諭してあげれば子どもは素直に、
「確かに今回は俺が悪い」と言います。

 

人間と言うのは非常に単純で、
いくら自分が悪いとわかっていても、
頭ごなしに「お前が悪い」と言われると、
「うっせー!お前は黙ってろ!」と言い返したくなります。

 

しかしこちらも冷静に対応をすると、
自分が悪いということを認められます。
だからまずは子どもの話を聞いてあげてください。

 

今回の相談者の方の場合は、
おそらくこの両方が原因になっていると思うので、

 
  • 日頃から愛情バロメータを上げる努力をする
  • 叱り方を変えてみる
 

2つを並行していく良いと思います。

 

明日ですが、
「朝食は何を食べるがいいのか?」
というお話します。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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