先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
娘は、最近テニス部を辞めたいと言っています。理由は、「部活があるとその分やることが夜遅くになり、睡眠時間が減るし、面倒。」らしいです。
空いた時間は何をするのか聞いたら、「早く寝たい。」との事でした。親としては、今から2年生が中心になり頑張る時期なのにと淋しい気持ちがあります。
見守るしかないのでしょうか?
お子さんが「部活がつまらない」「やめたい」と言ったことはないでしょうか?今回はそんな子のために、「やめるとどうなるか」を解説します。
衝動でやめてしまう前に、チェックしていただきたい内容です。今回の内容をお子さんに伝えていただければ、部活をやめてから後悔することはなくせるはずです。
やめるとどうなる?
部活をやめると、一番は「ひま」になります。特に、中学生の場合はみんなが部活をやっているので、遊べる子がいなくて孤独になります。
空いた時間を勉強に充てることができれば良いですが、周りに同じような子がいなければ、勉強に集中することは難しいです。
そこで、やめた後、どういった生活を送るかを事前に考えさせましょう。衝動的にやめてしまうと、後悔する可能性が高くなります。
やめたいならやめればいい
部活をやめたいと思うのには、理由があります。多くの場合、つまらないとか、何か嫌なことがあるからです。
こうなると、無理に続けていてもストレスが溜まるだけです。やめたいなら、やめればいいと私は思います。
ただ、孤独になってしまうのが嫌なら、休部や転部という選択肢も視野に入れて考えたほうが良いでしょう。
高校受験に影響はあるのか?
部活をやめると高校受験に影響があるかもしれないと思っている子が多いです。しかし、高校受験への影響はほとんどありません。
もちろん、同じ部活を3年間続けると多少プラスにはなります。ただ、それよりも成績を上げたほうが確実に合格率は上がります。
受験のために部活を続けなければいけないなどと考える必要は、まったくありません。部活を続けるストレスや、他にやりたいことがあるかどうかで決めたほうが良いです。
本日のまとめ
中学生の場合、周りの子がみんな部活をやっています。そのため、部活をやめてしまうと遊べる子がおらず孤独になります。孤独が嫌なら、休部や転部も視野に入れて考えさせましょう。
部活をやめてしまっても、高校受験には影響しません。成績を上げることのほうが合格率に直結するので、ストレスが溜まるくらいなら部活はやめてしまって良いと思います。
明日ですが、「スマホ依存が解決した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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