私自身、元々公立中学校で教師をしていました。現在は、思春期の子育てアドバイザーとして、年間3000組くらいの親子の勉強や子育てをサポートしています。
すると、子育てがうまくいく人と行かない人の違いが色々見えてきます。そこで本日はその中のひとつ「一呼吸戦略」について解説します。
子育てがうまくいく人は必ず行っていることです。もし今やっていなければ、今すぐ実践していただければと思います。
子どもが荒れる特徴は、すぐにパニックになること
子どもが荒れてしまう方というのは、すぐにパニックになる特徴があります。例えば、子どもがある日学校に行かなくなると、すぐにパニックになるのです。
酷い方だと、私のところに毎日メールを送ってくる方もいます。
月曜日:「道山先生!うちの子、今日突然学校を休んだのですが、どうしたら良いのでしょうか?」
火曜日:「道山先生、昨日送ったメールって読んでくださいましたか?」
水曜日:「道山先生、何度もすみません。うちの子が月曜から学校に行っていなくて、、、」
みたいな感じです。もちろん有料相談であれば、代金をいただいている以上、48時間以内に返信します。ただ、無料相談の場合、個別には返信しておりません。
にもかかわらず、連日連絡をされるのです。これは、お父様お母様が悪いというわけではなく、一種のパニック状態になっているからです。
子育てが成功する秘訣は、とりあえず落ち着くこと
人間はパニックになってしまうと、冷静な判断ができません。
通常、子どもが学校を休むと言ったら、「学校に連絡する」「仕事を休む」「家で親子で過ごす」という対応をするのですが、それができなくなります。
その結果、ますます子どもが荒れてしまうのです。そこで、まずは「落ち着く」ことが大事です。冷静にならない限り、子育ては100%うまくいかないからです。
ではどうしたら、落ち着くことができるのでしょうか?私が一番お勧めする方法は「一呼吸戦略」です。
一呼吸戦略とは、ゆっくり呼吸をすること
一呼吸戦略と聞くとなんだか難しい感じがしますが、やり方は非常にシンプルです。子どもが普段とは違った行動をしてパニックになったら、いったんその場から離れます。
おすすめは、トイレに行くことです。そこで、10秒間目をつぶり、ゆっくりと呼吸をしましょう。これだけです。
人間というのは、ゆっくり呼吸をするだけで気持ちが落ち着きます。10秒でも心が落ち着かないなら、1分に伸ばしましょう。1分でもダメなら、5分にしましょう。
また、トイレでは落ち着かないなら、自分の部屋や外に行きましょう。場所を変えるだけで気持ちが落ち着きます。落ち着いてから対応をすることで、冷静な判断ができるようになります。
本日のまとめ
子育てというのは、想像を超える出来事がたくさん起こります。すると、パニックになってしまう人もいるでしょう。
ただ、パニック状態で判断をするのは危険です。高確率で、後悔する判断をしてしまうからです。そこで、本日お伝えした「一呼吸戦略」を試してみてください。
冷静な状態で、どうすべきか判断するだけで、子育ての成功率は大きく上がります!
次回ですが、「生徒会役員や学級委員は積極的にやるべきか」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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