言ってしまうと、お子さんが生きづらさを感じたり、苦しくなったりする言葉があります。
ダメとはわかっていても、言ってしまったことがある方も少なくないでしょう。
そこで本日は、そういった言葉と、なぜ言わないほうがいいのかについて解説します。もし言っていたら、今すぐやめましょう。
「お兄ちゃんはすぐにできたよ」
「お兄ちゃんはもっと勉強してたよ」「同じ部活の伊藤くんはオール4なのに、あなたはなんでオール3?」など、言ってしまったことはありませんか?
このように兄弟や友達と比較するような言葉は、言ってはいけません。子どもは、人格を否定されていると感じるからです。
人間はそれぞれ、いい所もあれば悪い所もあります。「成績」などのほんの一部分を切り取って比べてしまうと、本人を否定していることになります。
言えば言うほど自己肯定感が下がり、親子関係も悪くなってしまうでしょう。
「あなたは本当にバカね」
「バカ、ドジ」などという言葉も言ってはいけません。これも上記と同じで、人格を否定する言葉だからです。
そもそもバカな子なんて、一人もいません。子どもがテストで20点を取ったとしても、それは勉強をサボったか勉強方法が間違っていたからです。
悪いことをしたときは、人格を否定するのではなく、行動を叱るようにしましょう。
たとえば門限を破ってしまったら、「門限を守らないのは良くないよね」という感じです。
「あんたなんて生まなきゃよかった」
子育てをしていて、ついカッとなって言ってしまうことがある方もいると思います。しかし、冗談でも言ってはいけません。
子どもの心は傷つき、一生忘れることはできないからです。
特に親子関係が悪い状態で言ってしまった場合、子どもは家出をしたり、命の危険を冒す可能性もあります。
万が一言ってしまったら、すぐに謝りましょう。なお、「あなたのことなんて嫌い」という言葉も、意味合いは同じなのでやめましょう。
本日のまとめ
兄弟や友達と比較するような言葉や、人格を否定する言葉は言ってはいけません。
子どもの自己肯定感が下がり、自信をなくし、親子関係にまで悪影響が出てきます。
何かと比較するときには、子どもの過去と比較するようにしましょう。
明日ですが、「心を閉ざす子どもへの関わり方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもに言ってはいけない3つの言葉
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