子どもからのSOSのサインに、すぐに気付く自信ってありますか?いちばん身近な親が気付くことができれば、早急に対応できます。
ただ見逃してしまうと、子ども自身も悩みが深くなり、手がつけられない状態になってしまうので注意が必要です。
そこで今回は、子どもからよく出るSOSサインを紹介しましょう。子どもの変化にすぐに気付くことができると、トラブルが大きくなる前に解決できるはずです。
サイン1.部屋にいる時間が増える
年齢が上がるにつれて、リビングよりも自分の部屋にいる時間は長くなっていきます。しかし、突然時間が長くなったら注意しましょう。
部屋で隠れてリストカットをしている、Twitter(x)で知らない人とやり取りをしているなど、
親を避けていたり、親に見られたくないものがある可能性があるからです。親のことを避けているなら、まずは親子関係を改善しましょう。
子どもから話をしてくれる関係になったら、否定やアドバイスをせずに聞き役に徹するとなんでも話してくれるようになります。
サイン2.友達や学校の話をしない
急に、友達や学校の話をしてくれなくなったら注意しましょう。友達関係が上手くいっていない可能性があるからです。
この場合、「最近学校はどう?」「何か嫌なことや困ったことがあったら何でも話してね」とだけ伝え、いつでも相談できる状態を作っておくことが大切です。
また、一度先生に相談してみるのもいいでしょう。友達とのトラブルは大人が介入することで、早期解決につながるからです。
サイン3.料理をあまり食べない
極端に食事の量が減ったときは、注意しましょう。悩みやストレスがたまっていて、食事がのどを通らなくなっている可能性があるからです。
この場合、まずは良好な親子関係を作った上で、話を聞いて不安を吐き出させてあげましょう。
人は誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になるからです。アドバイスを求めてきたら、解決できるようにサポートしましょう。
悩みではなく、単にダイエットを目的に食事をとらないこともあります。この場合、カロリーが低いけど栄養価がある料理を作ってあげましょう。
本日のまとめ
部屋にいる時間が増えた、友達や学校の話をしなくなった、食事をあまり食べなくなったの変化が出たら、SOSのサインかもしれません。
良好な親子関係をつくった上で、子どもの話をしっかり聞くようにしましょう。否定やアドバイスをせず、聞き役に徹することが大切です。
明日ですが、「通信制高校に通うメリットとデメリット」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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