現在私は、年間10冊ほどメルマガやYouTubeでおすすめ本を紹介させていただいています。ただ、その多くは古い本です。
新しい本もたくさん読んでいるのですが、正直なかなかおすすめできるものがないからです。そんな中、今回は久々に新しい本を紹介します。
不登校解決に大事なポイントが書かれているだけでなく、子育てする上で役に立つ内容が盛りだくさんの本です。参考にしていただければ幸いです。
おすすめ本はこちら
私が今回おすすめしたい本は、菅野純(かんのじゅん)さんの「マンガで見る 子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本」です。
>>子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本(Amazon)
菅野純さんは、元々心理カウンセラーで、現在は早稲田大学の名誉教授をされています。これまでに、心理学系の本をたくさん書かれている先生です。
私は直接お会いしたことはないですが、カウンセラーとしての経験が豊富な70歳のベテラン先生なので、信頼度も高いと思います。
心のピラミッド理論
菅野さんの本で、私がいちばん読み応えがあったのは「人間の心には土台がある」という部分です。簡単に説明します。
心の土台は、3つの段階によって成り立っています。いちばん下にあるのは、「人間の良さ体験」です。
これは、子どもが「人間っていいなぁ」と思えるかどうかです。親が、子どもの要求を満たしてあげると、この感覚を養うことができます。
その上にあるのが、「心のエネルギー」です。何かに挑戦したいというやる気を指します。家庭が安心できる楽しい場所であると、エネルギーが湧いてきます。
いちばん上にあるのが「社会的能力」で、社会で生き抜くために必要な力のことです。人の心は、この3つの要素がピラミッドのように積み重なってできているそうです。
特に読んでほしいところ
前述した「人間の良さ体験をさせる」「心のエネルギーをためる」については、私が日頃からお伝えしている愛情バロメータを上げればクリアできます。
長い間私の記事を読んでいる方は、きちんとできているかと思います。ただ、最後の社会的能力を養うという部分はどうでしょう。
実はこの部分は、私が以前行っていた「夢プロジェクト」で養っていました(現在は、一時中止しています)。
>>夢プロジェクト
体験活動の中で養うのが、最も効果的だからです。菅野先生は、この部分を家庭でも伸ばすことができると書かれています。
書籍の中では、いくつかそのヒントが書かれていました。私としては、この部分が凄く勉強になったので、よかったら読んでみていただければ幸いです。
本日のまとめ
菅野純(かんのじゅん)さんの「マンガで見る 子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本」は、不登校解決におすすめの書籍です。
日頃からお伝えしている愛情バロメータを上げること以外にも、家庭でできる「子どもが社会で行き抜く力」を身につける方法が書かれています。
よかったら参考にしてみてください。なお、この記事を書いている時点では、Amazonの在庫が少なかったのですぐに売り切れてしまうかもしれません。
Amazonが売り切れだったら、楽天ブックスで購入されると良いかと思います。
>>子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本(楽天ブックス)
明日ですが、「ネットいじめから子どもを守る方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!不登校で悩んだ時のおすすめ本
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。