子どもが全く勉強をしないと、受験が不安ですよね。しかし、親が間違った対応をしてしまうと、逆に子どものやる気を失わせてしまう可能性があります。
そこで今回は「やる気なしの中学生が自ら勉強するようになった事例」を紹介しつつ、子どもの成績を上げるサポート方法をお伝えしましょう。
同じように実践することで、子どもは自然と勉強するようになります。成績も上がるため、親としてもストレスや不安が減るはずです。
藤井さんの事例
藤井さんのお子さんは、週に2回塾に通っていたものの成績が伸びず、親が勉強のことを言うと反発がひどい状態でした。
そんな状況で悩まれている時に、私が行っている成績UPプログラムに参加されました。
そこでお伝えしたことをベースに親の関わり方を変えたことで、お子さんは何も言わなくても自主的に勉強するようになったそうです。
さらに親子関係も良好になり、「勉強を手伝ってほしい」と親にお願いしてくるようにになりました。藤井さんが意識されたことは、
- 愛情バロメータをUPさせること(好きなご飯を作る、子どもが興味ある会話をする、一緒に好きなドラマを観る、勉強については口出ししない)
- 子育て成功報告を繰り返し読むこと(「道山ケイ ブログ 成果報告」を検索して読む)
- 脇役サポートをする(単語帳を作ってあげる、問題集の回答欄を書き込んであげる)
ではなぜ、この3つのことを行うと子どもの成績が上がるのでしょうか?
成績が上がらない理由は人それぞれ
そもそも子どもが勉強しない理由は、主に3つあります。1つ目は「親子関係が悪い」ことです。
親子関係が悪いと、繊細タイプの子は無気力になり、トゲトゲタイプの子は反抗期がひどくなります。この状態では、勉強に意識を向けられません。
2つ目は「やる気が出ないから」です。勉強のメリットがわからなかったり、ほかの悩みがあったりするとやる気は出ないでしょう。
3つ目は「スムーズに進まないから」です。何をすればいいのかわからない、わからない問題が解決できない。
こうした状態では、子どもは勉強を進められません。成績が上がらなくて、当然でしょう。
子どもが勉強しない場合、これら3つのうちのどこに原因があるかをチェックし、一つずつ解決していくことが大切です。
やる気が出ない時に親がすべきこと
この中でも一番多いのが、「やる気が出ない」パターンです。では、こういった子には、どのようなサポートすればいいのでしょうか。主に3つ方法が有効です。
1つ目は「ほかの悩みの解決」です。友人関係や家庭の問題など、何か悩みを抱えている状態では、勉強のやる気はでません。
まずは学校の先生と連携し、必要であれば専門家や第三者の力も借りながら、根本的な問題を解決しましょう。
2つ目は「ごほうび作戦」です。小さな目標とごほうびを親子で決めましょう。
「頑張ったらいいことがある」と思えるようになると、勉強に対する意識が変わります。
3つ目は「アクティブ進路決め」です。子ども自身が心から行きたい進路を決めることで、やる気が湧いてきます。
「どんな高校に行きたい?」「将来どんな仕事をしたい?」こうした会話を通じて、子どもに目標を持たせましょう。
この3つを行えば、やる気のUPにつながります。
本日のまとめ
藤井さんは、愛情バロメータを上げ、子育て成功事例を読み、脇役サポートを行うことで、親子関係が改善し、子どもの成績も上がりました。
実際に「この方法で本当に成績は上がるの?」と半信半疑の場合、一度子育て成果報告を読んでみてください。
たくさんの方がこの方法で成績が上がっていることがわかると、自分もやってみよう!と思えるはずです。
>>子育て成果報告の一覧はこちら
これら3つのうちのどこに当てはまるのかをチェックし、一つずつ解決していくことで、自ら勉強できる子になっていくでしょう。
明日ですが、「スマホ中毒の高校生を救う方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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