本日は最近頂いた2名の成果報告を紹介します。最初はKさんです。
Kさんのお子さんは、中学3年生という大事な時期に、引きこもりとスマホゲーム依存でした。しかし、お母さまがしっかりと愛情を注いだところ、問題行動が改善し、自ら勉強を頑張るようになりました。
そして、今年の3月に、見事第一志望の高校に合格されました。二人目は楓さんです。楓さんは、アメリカ在住の方です。当初はお子さんが、学校に行けなくなり、授業の単位も取れない状態でした。
しかし、お母さまがあることを意識したところ、お子さんの表情がみるみる明るくなり、勉強も頑張れるようになりました。今では、お母さまのマッサージをしてくれるそうです。
Kさん、楓さん、どちらの成果報告も、現在子育て中のお父様お母様にとっては、非常に参考なると思います。
目次
Kさん:引きこもりとスマホゲーム依存が改善
Kさんは、2018年の2月に、思春期の子育てプログラムに参加してくださいました。お子さんが、数学の先生からのいじめられたのをきっかけに荒れ始め、親とまったく口を聞かず部屋に引きこもるようになりました。
さらには、スマホゲーム依存にもなり、塾もやめていました。そのタイミングで、私の思春期の子育てプログラムに参加してくださいました。
その結果、少しずつ親子関係が良好になりました。9月ごろから勉強も頑張るようになり、今年の3月には見事志望校にも合格することができました。
現在は親子関係も良好なので、楽しい高校生活を送れると思います。素敵な成果を送ってくださったKさん、本当にありがとうございました。
できることは全て行う!この考えこそ、親子関係を良好にする近道
Kさんは、どのような流れでお子さんが部屋に引きこもって勉強しない状態を改善することができたのでしょうか?お母様から頂いた感想を読むと、その答えがわかります。
私がいろいろ言うと「分からないクセに!」というようになり、そのうち、話さなくなりました。
誕生日にはタブレットを欲しがり、クリスマスにはゲームを!と言われましたが、親は「高校生になってから!」と受け入れてあげられず、さらに、関係は悪くなり全く口を聞かず、食事も時間をズラし、部屋にこもるようになりました。
ネットの対戦ゲームでは、イライラして、荒れて、塾はやめて、とにかく、毎日、とても緊張しました。そんな中で道山先生の講座と出会い、受講しました。
毎日、デイリースマイルサポート、メルマガ、アンケートetc…すがる気持ちで読み、何とか受験までに「親子関係を回復したい!」を目標に、できる限り、書いてある通りにやってみよう!と思いました。
沢山のことを教えてもらい、できることから少しずつ取り組みました。それからどんどん子供が変わり、関係も少しずつ良くなり、秋から受験生として、取り組むことができました。
- ゲームをしてイライラしていても何も言わず見守る
- 勉強や塾のことも言わないようにする
- 子育てを赤ちゃんの時からやり直すつもりで、「子供の望むことを」やってあげよう!という気持ちで接する
- 子供の好む手料理を心掛ける
- 家がホッとできる場所でいられるように、明るい雰囲気づくりをする⇒愛犬に助けられました!
- 色々頑張ってほしい!と思って子育てをしてきた事、親が悪かったことをあやまる
- ゲームや動画子供が好むことを調べて、やってみる
Kさんがされたことを、一言で言うと「できることは全て行う」です。頂いた感想を読むとわかりますが、ここまでされたら、お子さんは親に反発できなくなりますよね?
もちろん、時間には限りがあるので、常にすべてのことができたわけではないと思います。ただ、大事なことは、そういった意識で子育てをするということです。
あなたが今、私がこれまでにメルマガやブログ、勉強会、思春期の子育て講座等でお伝えしたことで、一つでもできていないことがあるとしたら、まずはそれを実践してみてください。
そして、1つできるようになったら、もう一つ行ってみてください。このように、少しずつ意識を変えていくと、どこかで必ず子どもが変わり始めます。
そのタイミングがくるまで、一緒に頑張りましょう!
楓さん:アメリカ在住で不登校が改善
楓さんは、今年の2月に、思春期の子育てプログラムに参加してくださいました。お子さんが13歳ごろから不安症になり、車で学校に行くも登校できない。クラスで発表ができず、学校の単位が取れない。そんな状況でした。
そこで、私のプログラムに参加してくださったわけです。アメリカに在住ということで、内容を全て実践するのは難しかったと思うのですが、それでもできることを一つ一つ実践してくださいました。
その結果、お子さんの雰囲気が以前とは別人のように明るくなり、成績もぐんぐん上昇しました。また、高校受験もきちんと合格することができました。
現在は、非常に良好な親子関係になっていると思うので、この先お子さんが何かに躓いても、きっと乗り越えることができると思います。素敵な成果を送ってくださった楓さん、本当にありがとうございました。
子育てに対する考え方は、世界中どこでも同じです
日本とはまた違った子育て環境の中、楓さんはどのようにお子さんをサポートされたのでしょうか?頂いた感想を読むと、その答えがわかります。
私にはティーンエイジャーの高校生の息子と中学生の娘がいます。息子は本来明るい子なのですが、ティーンエイジャーになってから(13-15の3年間)不安症になりました。
車で学校まで行くのですが、学校の駐車場に着いても車から出られないことが何回かあったり、クラスで発表ができなくなったり、学校の成績も必要な単位が取れなくなりました。
そんな彼の思いを理解しようと努めました。16歳になってからの彼は、過去の3年間とは別人のように明るく、成績もぐんと良くなり、本来の彼に戻っています。
今では、「お母さん、大好きだよ。マッサージしてあげる。」と毎日言ってくれて、肩たたきしてくれます。
今でも私が言いすぎると、「ママ、うるさいよ。」と言われてしまいます。そんな時は、そうか心配のし過ぎは、子供の事を信頼していないと思われてるんだなと道山先生の教えを思い出したりしています。
楓さんが一番意識されたこと、それは「過干渉をやめる」ということです。過干渉は、子どもに干渉しすぎることです。これは子どもに「お母さんはあなたのことを信用していないんだよ」と言っているのと同じです。
すると子どもも、親に反発します。これは、世界中どこに住んでいても同じです。つまり、子育てにおける不変の真理になります。
今、あなたが、仮に海外に住まれていたとしても、私がお伝えしている子育て理論の通り、お子さんに接してみてください。きっと、お子さんの問題行動は解決できると思います。
なお、私が一番伝えたい子育て理論は、思春期の子育て講座で解説しています。無料で読めますので、まだ読まれていなければ、一度チェックしていただければと思います。
>>思春期の子育て講座(無料)はこちら
海外の日本人学校でも、少しずつ思春期の子育て小冊子を配布していただいています!
現在私は、全国の小中学校や教育関係施設に、思春期の子育て小冊子を無料で配布するプロジェクトを行っております。今年の4月から始めたプロジェクトなのですが、ありがたいことに、- 神奈川県横浜市内の公立中学校
- 千葉県内の公立小学校
- 大阪府大阪市内の公立中学校
そして最近、海外の日本人学校でも、少しずつ配布したり、置いていただけるようになりました。こちらも、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。
子育ては、家庭で行うものではありません。地域全体で行うものです。あなたの学校や地域のお父様お母様の多くが、子どもが喜ぶ子育て法ができると、結果的にあなたのお子さんの教育環境も良くなります。
もし学校関係や地域の議員さんなどにお知り合いの方がいましたら、お力をお貸し頂けると嬉しく思います。
>>子どもたちの未来を明るくする子育て小冊子配布プロジェクトはこちら
※思春期の子育て小冊子ですが、現在電子書籍化を進めています。来月頃には、メルマガ、LINE読者の方に無料で配布できると思いますので、今しばらくお待ちいただければと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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