お子さんって、スマホやゲームの時間を守っていますか?親子で決めたはずのルールを守ってもらえないと、イライラしますよね。
ただし、ここで間違った方法でアプローチをしても、守れるようにはなりません。むしろ親子関係が悪化し、依存度も増してしまうでしょう。
でも、大丈夫です。正しい対応ができれば、親子で決めた約束を守れるようになります。
親の心にも余裕が生まれ、家族の笑顔が増えるはずです。
山本さんの成果報告
山本さんのお子さんは、もともと約束の時間になってもスマホやゲームをやめず、その都度親子喧嘩になっていました。
勉強のやる気もない上に、勉強に関することを親が手伝うことも拒否されていたそうです。
そんなとき、現役のフリースクールの校長で公認心理師の小井出先生と行った勉強会に参加していただきました。
お伝えした4つのことを実践した結果、親が何も言わなくても約束の時間を守れるようになったそうです。
さらに、学校の暗算コンクールで学年2位になり、勉強へのモチベーションも上がっているとのことでした。
親が行った4つのサポート
では、山本さんはどんなことをされたのでしょうか。主に4つのサポートを行ったそうです。
- 毎日笑顔で接するようにした(ご飯の時間になかなか来なくても怒らない)
- 気遣いの言葉をかけた(寝る前に「今日も1日お疲れ様」と寄り添う)
- 迷傷法以外は「しなさい言葉」を言わない
- 好きな食べ物やお菓子を作る
では、なぜこの4つのサポートで子どもがルールを守れるようになったのでしょうか。
ルールを守れるようになった理由
お子さんがスマホとゲームのルールを守れるようになったのは、親子関係が良好になったからです。
関係が良くなると、子どもは親と決めたルールを守ろうという意識が出てきます。その結果、自立性が養われるのです。
また、勉強でわからないことがあったときに親に聞けるようになります。
その結果、成績も上がるのです。これが、4つのサポートを行っただけでスマホやルールが守れるようになったメカニズムです。
参考までに、親子関係が悪いとどうなるでしょうか?まず、子どもは親と決めたルールを守ろうとしません。
それだけでなく、子どもは家にいるだけでストレスがたまるため、それを解消するためにさらにゲームやスマホの時間が増えてしまいます。
山本さんが行ったサポートを参考に、日頃から子どもとの良好な関係を築くことを心がけましょう。
本日のまとめ
子どもがスマホやゲームのルールを守らない場合、親子関係を良好にすることから始めましょう。
ここが改善すれば、子どもは親との約束を守ろうと思えるからです。勉強へのやる気も出てくるでしょう。
そのためには毎日笑顔でいたり、気遣いの言葉をかけたりなど、子どもが望むことを日頃から行うことが大切です。
なお、親子関係を良くするテクニックは他にもいろいろとあります。以下の講座で詳しく説明しているので、よかったら参考にしてみてください。
>>思春期の子育て無料講座はこちら
明日ですが、「内弁慶の子どもの原因と改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。