先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
10歳の娘がいます。性格は内弁慶です。家ではよく喋るのですが、学校ではおとなしく、なかなか友達の輪に入っていけないようです。
学校でストレスが溜まるのか、私には反抗的な対応で最近喧嘩になり、良い関係が築けてないと感じます。
こういう場合どういう対応をしたら良いでしょうか?
普段家では元気に過ごしているのに、外では委縮して消極的になってしまう子って珍しくありません。
親からすると、心配でいろいろと言いたくなることもあるでしょう。でも大丈夫です。
今回お伝えするステップを行うことで、学校でのストレスを減らすことができます。充実した学校生活を送れるようになり、親も子育ての不安が減るはずです。
ステップ1.愛情バロメータUP
今回の相談者さんの場合、愛情バロメータUPから行いましょう。まだ、よい関係が築けていないからです。
そのためには、子どもが求めていることをできる限りするようにしましょう。たとえば、
- 好きなアニメやゲームを一緒にやったり見たりする
- 子どもが行きたいところに一緒に行く
- アドバイスせず、ひたすら話を聞く
- 好きな料理を作る
ステップ2.迷傷法には毅然とした対応
相談者さんのお子さんは、親に対して反抗的な態度をしています。どのレベルかにもよりますが、暴言などが出ているなら注意しましょう。
ここで注意しないと、言いたい放題になってしまうからです。そもそも子どもが反抗的な態度になるのは、2つのパターンがあります。
ひとつは、親が子どもが嫌がることを言ったり、過干渉に接していたりしているときです。この場合は、親が改善するしかありません。
もうひとつは、親が何もしていないのに怒りの矛先を親に向けているケースです。この場合は、子どもが落ち着いたタイミングで、
「お母さん何かあなたが嫌がることをした?あんな暴言を吐かれたら辛いんだけど」というように、ダメなことはダメとしっかり伝えましょう。
内弁慶の子どもを育てる2つのコツ
内弁慶の子は、学校で委縮して生活しています。本当はやりたいこと、言いたいことがあるのに我慢している状態といえるでしょう。
そのため、家でストレスを発散させることが大切です。しっかりと子どもの話を聞くなどして、学校でたまったストレスを解消してあげましょう。
また、内弁慶の性格がきっかけで、友達関係がうまくいかないことも出てくるかもしれません。この場合は、学校に相談するのがおすすめです。
ただし、子ども自身がプライドが邪魔して相談したくないと言うなら、信頼している先生にこっそり相談するようにしましょう。
本日のまとめ
内弁慶の子は、学校で委縮して生活しているため、家でストレスを発散させることが大切です。
友達関係がうまくいっていない場合は、学校の先生に間に入ってもらい、トラブルを早期解決できるようにしましょう。
明日ですが、「子どもの気持ちと才能、どっちが重要?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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