子どもが、親のどういう愛情を求めているのかって、考えてもなかなかわからないですよね。
そこで本日は、愛情の伝え方を変えた結果、子どもの不登校が解決した星野さんの事例をもとに、子どもの求める愛情とは何か解説していきます。
お子さんにどんなことをすると愛情が伝わるかわかれば、子育てが楽しくなります。結果的に不登校解決や成績UPにもつながるので、参考にしてみてください。
目次
半年ぶりに教室復帰した星野さん
星野さんのお子さんは、中1の7月から不登校で、スマホゲーム依存状態でした。
この状態に悩んでいるとき、昨年12月に私がオンラインで開催した「不登校解決勉強会」に参加してくださったのです。
その結果、なんと12月末には教室へ復帰することができました。
中2の現在は毎日登校し、体育祭や文化祭にも参加できているそうです。
不登校解決のために行った6つのこと
では、星野さんはお子さんの不登校解決のために、どんなことを行ったのでしょうか。主に6つあります。
学校や勉強のことは言わないようにしたこと、指示やコントロールをやめたこと、子どもの話をしっかり聞いたこと。
そして、無視をされても笑顔で挨拶したこと、おやつ食べたいなどの要求にはできる限り応えたこと、夫婦喧嘩をやめたことです。
これらを行った結果、不登校の解決につながりました。
子どもが求める愛情を伝えれば、不登校は解決できる
なぜこれらのことが不登校解決につながるのでしょうか。それは、不登校はほとんどの場合、学校に行くための心のエネルギーがなくなってしまったことが原因です。
学校に行くエネルギーというのは、ご飯を食べれば得られるわけではありません。食事から得られるのは、体力的なエネルギーだからです。
心のエネルギーは、親など養育者の愛情からしか得られません。そして子どもが求める親の愛情とは、安心して生活できる家庭であること、お願いを聞いてもらえる優しさがあることです。
星野さんが行った6つのことは、すべて子どもが求める愛情です。そのため、学校に行くための心のエネルギーがたまり、不登校が解決したのです。
お子さんがどんな状態だったとしても、手間や時間をかけて愛情を伝えることで、不登校やスマホ依存、ひどい反抗期などはほとんど解決できるでしょう。
最短で愛情バロメータを上げる方法
愛情バロメータとは、「子どもがどれだけ親の愛情を感じているのかを表した数値」です。これが上がれば心のエネルギーが貯まり、学校や勉強を頑張ることができるようになります。
しかし、親がどれだけ子どもに愛情を注いでいても、子どもが愛情と感じられない場合は、愛情バロメータは下がってしまいます。
子どもが何を考えているかわからない、何を求めているのかわからないという場合、ぜひこちらを参考にしていただければ幸いです。
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明日ですが、「中学生の娘に父親がすべき3つのこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが求める愛情とは?
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