子どもが頑張っているのにテストの点数が上がらないと、不安になりますよね。志望校に行けないのでは、と焦る気持ちもよくわかります。
ただし、成績が伸びないのは、何かしらの原因があります。
そこで今回は「短期間で成績を上げる方法」を実際に5教科合計98点上がった事例と併せて解説しました。
お伝えする方法を真似するだけで、成績は必ず上がります。内申点も上がり、受験でも有利になるはずです。
なぜ成績が上がらないのか
子どもの成績が上がらない原因は、主に3つあります。1つ目は「やる気がないから」です。
やる気が出ない理由は、部活との両立ができない、スマホが気になる、目標がないなど、子どもによって様々です。
子どもが自ら机に向かうことができない場合は、「やる気がない」と考えていいでしょう。
2つ目は「勉強時間が足りないから」です。
計画性がなく、必要な勉強時間を確保できていない場合は、成績は上がりません。
3つ目は「やり方を間違えているから」です。基礎が抜けていたり非効率的な勉強をしていたりすると、頑張っていても成績は上がらないでしょう。
以上の3つです。ただし、これらは「良好な親子関係」がある前提です。
親子で他愛のない会話ができない場合は、まずは愛情バロメータを上げることから始めましょう。
具体的な成績アップ法
子どものやる気がない場合は、「動機づけ」を行い「計画を立てる」ことが大切です。
ごほうび作戦やアクティブ進路決めなどを行い、勉強するメリットを作りましょう。
具体的な目標が決まれば、それに向けて「いつまでにどのぐらい勉強するか」の計画表を親子でつくっていくことが大切です。
2つ目は「基礎の総チェック」です。
数学の場合、そもそも小学校の内容ができているのかを確認し、できていなければ長期休みを使って復習しましょう。
国語や英語なら、漢字や英単語の暗記が大事です。
またどの教科も、教科書や学校の問題集(基本問題)をマスターすること、授業をしっかり受けて大事なポイントを聞き逃さないように意識しましょう。
3つ目は「応用レベルをマスターすること」です。学校の問題集の応用問題や塾や他の問題集を繰り返し解きましょう。
ここまでやっていけば、誰でも80~90点以上とれるようになります。
小野寺さんの事例とやったこと
小野寺さんのお子さんは、勉強に対してやる気がなく、もともとは5教科合計243点、学年順位109位でした。
そんな状況で悩まれている時に、私が行っている成績UPプログラムに参加いただいたのです。
その結果、5教科合計341点、学年順位67位まで上げることができました。小野寺さんが行ったことは、
- 勉強しなさいをやめた(言ってしまった時は謝る)
- 小さな頑張りを褒める(「頑張ってるね」とできているところを探す)
- ごほうび作戦(順位が80位を超えたら一緒にアウトレットに行って好きな服を買う)
つまり、やる気をアップさせることを意識したのです。このように、お子さんの成績が上がらないときは、何かできていない部分があります。
そこを親がサポートすれば、成績は必ず上がります。まずは成績が上がらない原因を見極めることが大切です。
本日のまとめ
子どもの成績が上がらない原因は、「やる気がない」「勉強時間が足りない」「やり方を間違えている」の3つです。
やる気を引き出すために動機づけを行い、基礎を固めた上で応用問題に取り組めば、成績は上がっていきます。
なお、これらの具体的な手順や声かけ法については、以下の無料講座で解説しているので参考にしていただければ幸いです。
>>7日間で成績UP無料講座の詳細はこちら
明日ですが、「合格できる!受験前日過ごし方3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
この記事へのコメントはありません。