愛情不足初期に出る2つのサイン

愛情不足

子どもにとって、親や親の代わりとなる人(養育者)からの愛情ってとても重要です。

そこで今回は愛情が大事な理由と、もし愛情が届かなかった場合どうなるかを解説します。

たとえ愛情を持って接していても、愛情不足になることはよくあります。子どもの状況と照らし合わせて、チェックしていただければ幸いです。

子どもに愛情が必要な理由

離乳食

はじめに、なぜ子どもは愛情が必要なのでしょうか?それは、愛情がないと生きていけないからです。

特に幼少期の頃って、一人では何もできません。親から愛されているからこそ、食べ物を作ってもらえたり、服を着せてもらえたりします。

つまり、愛されていないと生きていけない為、誰よりも愛情に敏感となります。思春期になっても、この傾向は同じです。

そのため親から愛されているかに敏感であり、少しでも不安を感じると、愛情をもらうための行動が出てくるようになります。

愛情不足初期に出る2つのサイン

愛情不足

愛情をもらう行動とは、次の2つです。これが出てきたら、愛情不足になりかけの段階かもしれません。

1つ目は「要求が極端に増える」ことです。子どもは「親がどれだけ要求を聞いてくれるか」で愛情を感じ取ります。

そのため、以前と比べて要求が極端に増えたと感じたら、注意が必要です。

2つ目は「わざと手のかかる行動をする」です。教師時代にも感じたのですが、愛情不足の子はわざと先生の嫌がることをします。

なぜなら、構ってほしいからです。親に対しても、わざと手のかかる行動をしていたら構ってほしいというサインかもしれません。

子どもが愛情不足になったら親のせい?

考える

愛情不足は、親のせいだけではありません。というのも、多くの親は子育ての仕方を学ぶ機会がないからです。

自分を責める必要はないので、ここから子育てを変えていきましょう。では、何をすればいいのか。まずは「愛情の方向性を変えること」が大切です。

たとえば、子どもの将来のために「勉強しなさい」と言ったとしましょう。子どもも「注意してほしい」と思っているなら、愛情と感じます。

しかし、「イチイチ言わないでほしい」と思っていたら、単なるおせっかいになります。つまり、子どもが何を望んでいるかを考えましょう。

それを行っていくことが、愛情不足解消の最初のステップです(もちろん、迷傷法などは許す必要はありません)。

本日のまとめ

親子

愛情不足初期に出るサインとは、要求が極端に増えること、わざと手のかかる行動をすることの2つです。

こういった行動が出た場合は、愛情不足を疑うようにしましょう。愛情を的確に届けるには「子どもが求めていることに応えること」が大切です。

明後日ですが、「子どもが元気なのに学校に行けない理由」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!愛情不足初期に出る2つのサイン

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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