子どもがスマホばかりで勉強せず、成績が下がっていると、親として頭を抱えてしまいますよね。不安やイライラを感じるのもよくわかります。

ただ、もしかしたらスマホ依存の原因は、親の対応が少し間違っているからかもしれません。

そこで今回は、事例を交えながら「子どものスマホ時間を減らし、勉強せる方法」をお伝えしましょう。

実践していただければ、短期間でスマホ依存が改善します。その結果、成績が上がって受験の合格率もUPするはずです。

子どもがスマホ依存になり勉強しない３つの理由

子どもがスマホ依存になって勉強しない理由は、主に３つあります。１つ目は「親子関係が悪いから」です。

家庭が楽しくない場合、子どもは親との会話を避けたり部屋にこもったりします。やることがないため、スマホを使って暇をつぶそうとするでしょう。

２つ目は「自律性がないから」です。「やめないといけない」と頭ではわかっていても、自律性が育っていないとスマホをやめられません。

３つ目は「動機づけができていないから」です。スマホをやめたとしても、空いた時間に自ら勉強してもらうためには、勉強するメリットを理解させることが必要です。

以上の３つのうち、どこかに当てはまっていないかをチェックしましょう。

スマホ依存を改善し、勉強させる方法

では、スマホ依存を改善して、子どもが自ら勉強するようになるには、どのようにすればいいのでしょうか。主に３つのステップで対応することが大切です。

１つ目のステップは「良好な親子関係を作ること」です。子どもの好きなテーマを学び、共通の話題を増やしましょう。

スマホよりも親子の会話の方が楽しくなれば、自然とスマホ以外に意識を向けられるはずです。

２つ目は「自律性を養うこと」です。ルールを設定し、守る練習をしていきましょう。

無理やり取り上げるのではなく、練習させることが大切です。

３つ目は「勉強の動機づけをすること」です。「アクティブ進路決め」や「ごほうび作戦」を使って、子どものやる気を引き出しましょう。

山田さんの事例

一つ事例をご紹介します。山田さんの中２のお子さんはスマホ依存で、スマホを取り上げても他のものに依存するだけで解決しない状況でした。

親が声をかけても、無視することがあったそうです。そんな中、私と公認心理師である小井出先生が行ったスマホゲーム依存解決勉強会に参加してくださいました。

そこでお伝えしたことをベースにお子さんへの接し方を変えた結果、親子関係が改善。

無視されることがなくなり、スマホ時間も減少し。空いた時間で勉強するようになったそうです。

山田さんが行ったサポートは、「子どもが好きなマンガを読んだこと」と「子どもと一緒にライブへ行ったこと」です。

子どもが望むことを行うことで、親子関係が良くなりました。その結果、スマホ依存改善や勉強のやる気UPにつながったのです。

このように、お子さんがスマホ依存で悩んでいる場合は、まずは良好な親子関係をつくることから始めてみてください。

本日のまとめ

あなたのお子さんがスマホに依存している場合、スマホ依存３つの理由のどれにあてはまりますか？

ただ叱るだけではなく、その理由をしっかりと改善してあげることでスマホ依存が解消されて勉強にも集中できるようになります。

詳細は、私が配信している「思春期の子育て講座」で詳しく解説しています。

これまでに５万人以上の方が受講し、スマホ依存が解決した方がたくさんいる人気の講座です。

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無料で読めますので、よかったら参考にしていただければと思います。

明日ですが、「時間を守れない子どもの改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説！スマホ時間が減り、勉強するようになった方法