高校のテストで赤点が続いている時は?

高校生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高2息子。勉強して合格した志望校に通っています。しかし、入学してから赤点続きです。

部活は赤点があるため、練習や試合にも出られず、全てにモチベーションが落ちた状態です。

大学は行きたいと言っているので塾に通い始めたのですが、担任が部活の顧問でもありプレッシャーで学校に行けない時もありました。

何より私が焦っており、私自身が変わらないといけないと思っているのですが、なかなか難しく困っています。

子どもが高校に進学したものの、赤点が続いていると不安ですよね。このままだと、ますます子どものモチベーションは落ちてしまいます。

そこで今回は「高校のテストで赤点が続いている時に親がすべきこと」を解説しましょう。

正しい対応を行うことで、子どもは学習意欲を取り戻し、成績を上げることができます。親としても、将来への不安やストレスが減っていくはずです。

まずは、学校があっているかチェック

チェックする

はじめに、今通っている学校が子どもに合っているかどうかを確認しましょう。合っているのかどうかで、対応が変わるからです。確認する際は、
  • 本人が希望していた学校か
  • 体験入学などをしてから受験したか
  • きちんと道山流で進路選択したか
こうしたポイントを振り返り、「学校選びが正しかったのか」を冷静に分析することが大切です。

1つでもNOがあるなら、志望校を間違えた可能性があるでしょう。すると、学校が合わない状況になっている可能性が高いです。

転校するか頑張るかを決めよう

選択肢

学校が合わない場合、「転校」という選択肢を検討しましょう。

たとえば通信制高校は、子どもの個性やペースに合わせた柔軟な学びの環境を提供してくれるため、転校して再スタートをきるにはおすすめです。

一方、今の学校が合っているなら、転校したくないはずです。この場合、「赤点を取らないこと」を目標に戦略を立てていきましょう。

赤点さえ免れることができれば、とりあえず卒業することができます。時間が足りない場合は、部活を辞めることも選択肢の一つです。

赤点を取らないようにする勉強法

塾

では、どうすれば赤点を取らずに済むのか。基本的には、次の3つのことを意識しましょう。

1つ目は「赤点のリスクを見える化する」ことです。子どもに「赤点が続くとどうなるのか」を明確に示し、リスクを伝えましょう。

たとえば、留年や退学の可能性、転校や友人との別れなどを、具体的に伝えることでやる気が出ます。

2つ目は「危険教科を優先して勉強する」ことです。赤点の可能性が高い科目に集中し、教科書や学校のワークをくり返す基礎的な学習を行いましょう。

3つ目は「わからないところは質問する」ことです。学校や塾の先生に積極的に質問し、わからないことを解決する癖をつけることが重要です。

本日のまとめ

勉強

まずは、今の学校が子どもに合っているか確認し、志望校選びが正しかったかを冷静に振り返りましょう。

学校が合わない場合は、通信制高校などへの転校を検討し、合っている場合は「赤点を取らない戦略」を立てて取り組むことが大切です。

赤点を防ぐために、リスクの見える化、危険教科の優先勉強、そして先生への質問を徹底しましょう。

明日ですが、「スマホ時間が減り、勉強するようになった方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校のテストで赤点が続いている時は?

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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