先日こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
一番上の子は宿題や提出物をあたりまえのようにやりきります。
しかし下の子2人は全くやりません。どんなに叱ってもダメでした。
親子関係は別に普通です。反抗も特にはないのですが、かなりの段取り不足で忘れ物だらけです。
普段友達関係は良好ですが、今後だらしのないまま大人になってしまったらと思うと私が病みそうです。
アドバイス頂けないでしょうか?
子どもがだらしなく、
- 宿題や提出物を出さない
- 時間にルーズ
- 部屋を片付けられない
もしお子さんが上記のタイプだと将来一人でやっていけるのか?と不安になるのではないでしょうか。
この場合、一つだけポイントを押さえれば、将来困らない子になることができます。少し意識してみてください。
抑えるべきポイントは愛情バロメータ
今回の相談を読むと、
反抗も特にはない
普段友達関係は良好
親子関係は普通
と書いてあります。普通というのが、どの程度かわかりませんが、それほど悪くはない気がします。
もし愛情バロメータが高い状態であれば、全く問題ありません。
お子さんは大人になってもきちんとやっていけます。一方愛情バロメータが低く、だらしないのであれば問題ありです。
人間は誰もが自立心を持っている
相談者のお子さんは、
- 忘れ物が多い
- 提出物を出せない
なぜなら、人間は誰でも自立心を持っているからです。
今は面倒臭いといって、親に甘えるのですが、いずれ甘えという欲求よりも自立したいという欲求が上回ります。
そのタイミングで、自分で行うようになります。それまで待ってあげればよいのです。
成長を急がせるのはよくない
絶対にダメなのは、早く自立させようとして、「自分でやりなさい」と叱ることです。
これをすると子どもは、親に見捨てられたと感じて、ますます甘えようとします。さらに自立が遅くなるのです。
もしくは親を信じなくなり、家を出ていく可能性もあります。どちらにしろ良いことは、一つもありません。
親として、子どもの甘えに付き合うのは、非常に面倒だと思います。ただその手間をかければかけるほど、早く自立できるようになるのです。
本日のまとめ
だらしないというのは、一つの成長ステージです。無理に変えようとするのではなく、できる限りサポートしてあげてください。
いずれステージをクリアすると、一人でできるようになります。
子どもが望んでいないのに、先回りして手伝うのはダメですが、子どもが望んでいるなら、できる限り手伝ってあげてください。
これこそが、子どもが自立する一番の近道になります。
明日ですが、「偏食の子どもへの対応法」というお話をします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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