私立中学の勉強についていけない時は?

頭を抱える

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

息子は私立中学に通っています。先日の中間テストで最下位に近い順位で、英語については赤点という結果でした。

学校の先輩たちにも勉強についていけず、不登校になり転校していった方が毎年いると聞きました。

このまましがみついて行くべきか地元中学校へ転校すべきか判断がつかない状況です。学校は下位グループには手をかけてくれません。アドバイスお願いいたします。

もしお子さんが、現在私立中学校や中高一貫校に通っていて勉強についていけない状態だとしたら、どのように対応しますか?

実は、親の対応一つで、子どもの人生は大きく変わります!そこで本日は、私立中学や中高一貫校の勉強についていけない時、親がすべきサポート法をまとめました。

子どもの未来が明るくなるサポート方法が分かると思うので、参考にしていただけると幸いです。

勉強についていけない学校は地獄

落ち込む

今回の相談者さんのお子さんは、学校の勉強についていけないことで悩んでいる状態です。実はこの状態というのは、子どもからすると本当に地獄です。

お父様お母様が想像している以上につらい状態です。勉強についていけないので部活を楽しむ余裕はありません。

先生からは毎日「こんな問題もできないのか」と叱られるからです。知らず知らずのうちに友達と自分を比較し、劣等感を感じてしまう子もいます。

「せっかく入った私立中学や中高一貫校なんだから、もう少し頑張りなさい」と言いたくなってしまうとは思いますが、まずはこの気持ちを理解していただきたいと思います。

子どもが嫌がらないなら転校

学校

子供が学校の勉強についていけない時、親としてどのように判断するかというと、まずは子どもの意思を聞いてあげましょう。子どもが、もう少し頑張りたいと言うなら、応援してあげたら良いです。

お父様お母様は、「無理しないでね」などの声掛けとともに、勉強を手伝ってあげるなどのサポートをしてあげてください。

逆に、「学校が楽しくない」「もう行きたくない」と言うのであれば、迷わず転校させましょう。

今、子どもはとてもつらい状態で毎日学校へ行っています。そんな中、お父様お母様まで「学校に行きなさい」と言ってしまえば、子どもは八方塞がりです。

そうなると、部屋に引きこもるようになってしまうので、お父様お母様だけは気持ちを理解してあげるようにしてください。

プライドがあるなら他の地域に変わる

住民票

私立中学や中高一貫校に通っている子は、小学校のときに受験をしています。転校先を地元の公立中学校にしてしまうと、そこで馬鹿にされる可能性もゼロではありません。

そのため、地元ではなく他の地域の公立中学校に転校するのも一つの方法です。車で30分くらいかけて送り迎えするような地域で、住民票を取れば、そちらの学校に通うことができます。

それくらい離れていれば、地元の校区とはほとんどつながりがないので安心です。このように、お父様お母様のサポートで不登校リスクを大幅に下げることができます。

一方、プライドなどまったくなく、地元の中学校のほうが友達がいるしそのほうが良いという場合は、それで地元の公立中学校に通えばOKです。

ただその場合でも、最初のうちはトラブルがないとも限らないので、しっかりと子どもを見て、1~2ヶ月はいつも以上に気にかけるようにしましょう。

本日のまとめ

人生

私立中学や中高一貫校に通っていて勉強についていけない場合、毎日が地獄のような日々になります。

勉強についていけないので、部活を楽しむ余裕はありません。先生からは叱られ、周りと自分を比べて劣等感を感じています。

本人がもう少し頑張りたいと言うなら、お父様お母様は勉強をサポートするなどしながら応援してあげてください。そうでないなら、迷わず転校させましょう。

地元中学に転校するのに抵抗がある場合は、車で30分くらいかけて送迎する地域に住民票を取って、そこの地域の学校に転校させるのがおすすめです。

転校したからと言って、人生が終わるわけではありません。人生のゴールは高校受験ではなく、死ぬときに「楽しい人生だった」と言えるかどうかです。

明日ですが、「美術教師が伝授!ポスターの書き方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!私立中学の勉強についていけない時は?

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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