先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
スマホは1日何時間が妥当なのでしょうか。2、3時間では満足しませんが夜9時までというのは守れています。
学校に行かない日は朝8時から夜9時までというのは守れています。
最近は、小学生でもスマートフォンを持っている子が多いです。子どものスマホの長時間使用に、悩むことも多いでしょう。
そこで今回は、子どものスマホの使用時間はどれぐらいにすべきかを紹介しましょう。
間違った時間設定をすると、スマホへの依存が強くなり、生活リズムを崩してしまいます。そうなってからでは、改善が大変です。
結論!状況によって異なる
まず、子どものスマホの使用時間の目安は、生活の状況や年齢によって異なります。
たとえば、1日4時間までにしたとしましょう。毎日学校に行っている子どもの場合、下校後の17時から21時まで使用できる計算です。
しかし、不登校で学校に行っていない子どもだとどうでしょうか。「スマホの使用は4時間までで、残りは全部勉強しろ」と言っても難しいでしょう。
また、年齢についても同じです。小学生なら、21時までの制限でも大丈夫かもしれません。ただ高校生だと、21時は厳しすぎると思います。
最低限守らせるべきルール
そこで、最低限守らせた方がいい2つのルールを基準に、考えてみましょう。
1つ目は、生活リズムが壊れないようにすることです。深夜までスマホを使うことを許してしまうと、朝に起きられなかったり、授業中に眠くなったりします。
これでは、いつか学校にいけなくなるでしょう。2つ目は、やるべき事ができるようにすることです。
スマホばかりに熱中して、宿題ができないのは問題です。この場合は、先に宿題をするなどルールを変える必要があります。
スマホのルールの決め方3ステップ
これらを踏まえ、子どものスマホ使用時間についてルールを決める場合、次の3ステップで考えるといいです。
まず、守るべきルールをしっかりと確認するようにしましょう。先ほど紹介した生活リズムとやるべき事に加えて、課金のルールや、成績のルールなども一緒に考えます。
次に、子どもが納得するルールを決めましょう。親が一方的に決めたルールを押し付けても、子どもは納得できません。納得できないルールは、守られないので無意味です。
最後に、定期的に守れているかをチェックして、守れていないならルールを変えるかどうか話し合いましょう。
本日のまとめ
今となっては、子どもにとってもスマホは生活の一部になっています。一方的なルールを押し付けても、守れません。
重要なのは、守るべきルールの確認を子どもと一緒にして、子どもが納得できるルールを作ることです。
明日ですが、「成績がいい子の親の習慣TOP5」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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