先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
宿題もせず、やらなければいけない事も忘れて、ゲームばっかりしてても注意しなくて大丈夫ですか?
子どもがゲームばかりして、やらなければならないことが後回しになっていると心配ですよね。
宿題や家の手伝いなどもしっかりできる子になってほしいというのが、親の願いでしょう。
そこで本日は、ゲームに限らず、子どもの生活を変えるコツについてお話しします。
叱る基準がわかれば、子育てが楽になり、子どもとの関係も改善されるはずです。
目次
結論!愛情バロメータによって、注意するかどうかを決めよう
実は、子どもへ注意すべきかどうかは、愛情バロメータの状況によって決まります。
これが高い状態なら、子どもはお父さんやお母さんのことを信頼しているので、言われたことを聞くことができるでしょう。
しかし、これが低い状態だと、子どものためを思って言ったことも、聞く耳を持ちません。
そのため、単純に宿題をやらずにゲームをしているだけなら、愛情バロメータを上げることを優先しましょう。
ゲーム依存の結果、昼夜逆転生活になっていたら?
ただし、いくら愛情バロメータが低くても、注意しなければいけないケースもあります。迷傷法に触れることです。
たとえば、ゲーム依存により昼夜逆転の状態になっている場合、そのまま放置しておくと生活リズムが壊れて健康を害してしまいます。
これを何も注意せずにいるのは、麻薬を吸っているのを見守っているのと同じです。ダメなことはダメと、しっかり伝えましょう。
ただし、注意をすると子どもが暴れるケースもあります。ご自身での対応が怖いなら、第三者の力を借りることも重要です。
愛情バロメータが高い時の改善ステップ
逆に愛情バロメータが高い場合は、注意すれば聞いてくれるでしょう。ただし、言いすぎは禁物です。
何でも注意してしまうと過干渉となって、何もしなくなってしまうからです。そのため、優先順位を決めて伝えましょう。
まずは規則正しい生活を守れるようすること、次に宿題という感じです。
このとき「叱る」よりは「改善のサポートをする」という意識にしましょう。
本日のまとめ
ゲームに限らず、子どもに注意をする場合、素直に聞いてもらえる状態かどうかが重要になります。
まずは愛情バロメータをあげ、そこから一緒に改善に取り組めるようにしましょう。
明日ですが、「自信を持てない子どもへの接し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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