子どものわがままに頭を悩ませているお父さんお母さんは多いです。と同時に、わがままと甘えの違いを理解されていない方も多いです。
そこで今回は、わがままと甘えの違いとわがままへの対処法を詳しくお伝えします。子育てが楽になると思うので、参考にしていただければ幸いです。
甘えとわがままの違い
甘えとは、子どもなら誰でも持っている要求です。一方、不必要な要求はわがままと考えて良いでしょう。
たとえば、修学旅行に向けて新しい服を1枚買ってほしいと言われた場合、甘えです。最初で最後の修学旅行なので、新しい服が欲しいというのはどんな子でも持っている要求だからです。
しかし、服を10枚買ってほしいとか、3万円の高級な服を買ってほしいと言われたらわがままです。そんなに必要ないからです。
また、中学生の子どもがバイクを買ってほしいと言ったら、わがままです。法律的に乗ってはいけない年齢だからです。
このように、年齢的に当たり前の要求は「甘え」。不必要、不健全な要求は「わがまま」と考えるようにしましょう。
甘えにはたくさん応えよう
子どもの甘えにはできるだけたくさん応えてあげましょう。服が欲しい、唐揚げが食べたいなどの要求には「週末イオンに行こうか」「週末なら作れるよ」と答えればOKです。
宿題の丸付けを手伝ってほしいと言われたら、「15分後に部屋に行くね」と対応します。忙しい場合、全て応える必要はありません。可能な限りで大丈夫です。
一方、わがままに対しては毅然とした態度で応じましょう。服を10枚買ってほしいとか、3万円の服がほしいと言われたら「そんなに必要ないでしょ」「中学生には高すぎる」と対応します。
甘えには、できる限り応える。わがままには、毅然とした対応と覚えておきましょう。
わがままが続く場合は愛情不足が原因
わがままの頻度がどれくらいかチェックすることも大切です。毎日言ってくるなら、対処法が問題ではなく愛情不足が原因の可能性があります。
日頃、子どもの甘えに応えられていないと、子どもは親を試すようになります。その結果、ひどい要求(わがまま)を言うようになるのです。
つまり、子どもの小さな要求にたくさん応えてあげることが、わがままをなくす一番の近道なのです。詳しくは「思春期の子育て講座」でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
>>思春期の子育て講座
本日のまとめ
子どもなら誰でも持ってる要求は甘え、そうではない不必要な要求ならわがままと考えます。甘えには、できるだけたくさん応えてあげましょう。
わがままには毅然とした態度で応じます。愛情不足が原因でもわがままを言うことがあるので、日頃から子どもの小さな要求にたくさん応えることが重要です。
明日ですが、「友達に嘘をつかれたときの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どものわがまま対処法
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