先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
実技教科の点数が100点近い点数をとってきても3です。提出物や授業中の態度など問題はありません。
どうせやっても3しかもらえないんだろ。と本人も自暴自棄なっているところがあります。一度先生に直談判した方が良いでしょうか?
お子さんですが「副教科の内申点が低い」「実技科目で点数が取れない」という理由で、内申点が下がっていないでしょうか。そこで今回は、副教科の実技テストの攻略法をお伝えします。
正しい努力の仕方が分かれば、実技が苦手でも評定4は取れるようになります。その結果、内申点がアップし、高校受験の合格率もかなり高くなるでしょう。
副教科の内申点の決め方
副教科の内申点は、6割くらいは実技テスト、4割くらいは定期テストで決まります。つまり、定期テストで満点を取っても、3になることはあり得るのです。
もちろん、学校や担当の先生によって細かい配分は違いますが、だいたいは上記の配分だと思っていいでしょう。
今回の相談者さんは、定期テストで満点近い点数を取っているとあります。つまり、実技テストなど他の部分を改善していく必要があります。
実技テストの攻略法
では、どのように実技テストを攻略すればいいでしょうか。悲しいことに「技術」というのは、急に上げられるものではありません。
サッカーのリフティングが急にうまくなったり、突然歌が上手くなったりするものではないからです。
それでも、努力点と授業態度の点数は上げることができます。体育なら、声を出したり、必死に練習したり、後片づけに積極的に参加したりするなどです。
音楽なら声の大きさ、練習態度などが評価のポイントになるでしょう。日頃からそういうところには、力を入れていくのです。
作品は丁寧さで変わる
美術も、絵がうまい子には勝てません。ただ、丁寧さは評価してもらえます。まずは、きれいに書くことを意識させましょう。
また、モデリング技術も重要です。自己流で絵を描くのではなく、上手い作品を見ながら描くようにするのです。すると、点数UPします。
今回の相談者さんは、先生に直談判しようか考えています。先生にクレームを言っても何も変わりませんが、相談するのはアリです。
どういう対策をしたら、実技教科で良い成績が取れるのか。お父さんお母さんから先生に聞いてみるのも、悪くないと思います。
本日のまとめ
副教科の内申点は、6割が実技テスト、4割が定期テストで決まります。技術は急には向上しません。しかし、努力点や授業態度の点数はすぐに上げられます。
体育なら、練習態度や声出し、後片付けへの参加率、美術ならデッサンの丁寧さ、音楽は声の大きさや練習態度を意識させましょう。日頃の授業でも手を抜かないことが、内申点アップにつながります。
明日ですが、「今の偏差値を知らないと受験は失敗する?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!副教科の実技テスト攻略法
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。