ごほうび作戦を嫌がる子どものやる気UP術

断る

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

春から中2男子の母です。ごほうび作戦なのですが、息子の場合は自分で目標点数を決めても、逆に点数が取れなかったらどうしようとプレッシャーになるので嫌がります。

家族全員ゲーム好きで、ずっと学校の話や悩みの相談をしてくれます。ごほうび作戦以外の方法ってありますか?

それとも受験に備え、今から少しずつでもプレッシャーに慣れる練習をした方がいいですか?

私は子どものやる気を引き出すために「ごほうび作戦」をおすすめしています。ただし、やり方を間違えると効果が出ません。

そこで本日は、ごほうび作戦の具体的な実践方法やこの作戦が効かない場合のやる気の引き出し方を解説します。

上手く行うことができれば、子どものやる気は必ず上がります。高校受験へ向けて、自ら勉強できるようになるはずです。

子どものやる気をUPする3つの方法

ご褒美

子どもの勉強のやる気をUPするには、主に3つの方法があります。

1つ目は、ごほうび作戦です。親子で一緒にごほうびと目標を決めて、やる気を引き出します。いちばん簡単にできる方法です。

2つ目は、アクティブ進路決めです。子どもが心の底から行きたい進路を見つけることができれば、つらい勉強を頑張ることができます。

3つ目は、自分ごほうびです。勉強に慣れてくると、親がごほうびを決める必要がなくなります。

「15分勉強したら15分スマホができる」こういったルールを自分で決めて、取り組むことができるようになるでしょう。

ごほうびがもらえない不安の解消法

不安

今回相談者さんは、ごほうび作戦を行いました。しかしお子さんは、目標を決めても点数がとれなかったらどうしようというプレッシャーがある状況です。

この場合、目標が高すぎる可能性があります。少し頑張れば達成できるレベルにした方が、プレッシャーもなくなるでしょう。

また達成できなかった場合の罰則を決めていると、プレッシャーを感じることがあります。これは、やめましょう。

このように、子どもが不安を感じているところをチェックし、少しでも解消してあげることが大切です。

それでもやる気がないときは?

受験

それでもやる気が出ないなら、無理して勉強させる必要はありません。子どもの嫌がることを無理やりすると、親子関係が悪くなるからです。

中2は、最もやる気が出づらい時期です。最終ゴールは、目の前のテストの点数UPではありません。高校受験の合格です。

つまり今の段階では、最低限やるべき宿題やテスト勉強をこなしてさえいれば、それ以上は言わないようにしましょう。

良好な親子関係をキープしながら、早めにアクティブ進路を決めてやる気を引き出すといいです。

本日のまとめ

やる気

子どものやる気を上げるには、3つの方法があります。ごほうび作戦、アクティブ進路決め、自分ごほうびです。

ごほうび作戦をしても、高すぎる目標ではやる気が出ません。少し頑張れば達成できるレベルの目標にしましょう。

明日ですが、「うざいと言われなくなった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!ごほうび作戦を嫌がる子どものやる気UP術

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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