先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2長女。基本的な生活習慣ができず、毎日注意している。服を脱いだ状態のまま放置、トイレのスリッパもバラバラに脱ぎ放題、
食べたお菓子の袋をそのまま片付けない、お弁当箱を洗わず翌日朝まで洗わない。娘を愛せるようになりたいです。
お子さんの生活が乱れていると、親としてどうにかしなきゃいけないと悩みますよね。
しかし視点を変えると、このような問題ってすぐに解決できます。他の悩みにも応用できるので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
結論「もう中学生思考」をやめよう
結論からお伝えすると、今回の相談者さんの場合、「もう中学生だから自分でやるべき」という考えをやめましょう。
服を脱衣所に持っていく、スリッパをそろえて脱ぐ、お菓子の袋を片付ける、弁当の箱を洗う。
これらのことって、子どもが幼稚園児だったときは親が当たり前にやっていたと思います。
しかし、それがいつからか「もう中学生なんだから、これくらい自分でやるべき」という考えに変わってしまったのです。
この思考が、自分も子どもも苦しめています。年齢ではなく、その子本人ができるかどうかで判断することが大切です。
子どもが一人でできないなら親が手伝おう
たとえば、服を脱衣場に持っていけない子に、無理やりやらせようとすると反発します。できないなら、親が手伝ってあげましょう。
言うとしても、機嫌がいいときに「たまには、脱衣所に持って行ってくれたら嬉しいな」という言葉を軽くかけるぐらいで十分です。
言いすぎると過干渉になるので、多くても1~2ヶ月に1度ぐらいの頻度にしましょう。
また、「やってくれる」という期待はせず、気持ちを伝えて期待しないことが大切です。
将来、服を片付けられない子になるのか?
親が代わりにやってあげたからといって、将来、服を片付けられない子になるわけではありません。
ほとんどの場合、やらなければならない状況になれば、自分でやるようになるでしょう。
大学生で一人暮らしを始めるタイミングかもしれませんし、恋人ができて部屋に呼ぶとなったときかもしれません。
そこまで待ってげましょう。子育ては、何かをできるようにする教育ではありません。子どもを無条件に愛していれば、子どもは自然に育っていきます。
本日のまとめ
子どもの「できない」は、親が手伝ってあげれば何も問題はありません。親が手伝うことで、いずれ自立していくからです。
子どもにやらせることよりも、「お母さんだけは、今のままの私でも愛してくれる」と安心してもらうことが大切です。
明後日ですが、「誰でもできる勉強計画の立て方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの生活習慣の直し方
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