先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1男子の母です。中学受験に失敗し、志望より偏差値が10以上低い私立中高一貫校に入学しました。
真面目過ぎ完璧主義な性格もあるのか、テスト前は不安感が強く寝付けなかったり、6年後の大学入試も心配になるようです。
もっと気持ちをゆったり失敗も受け入れ、部活や友達と遊んだり青春を楽しみながら勉強と両立して欲しいと願います。
中1男子の心の状況と不安感を取り除く親の接し方を教えてほしいです。
最近、完璧主義の子って増えています。真面目すぎて自分を苦しめてしまうため、あまりいい状態とは言えません。
そこで本日は、完璧主義な子どもの治し方をお伝えします。
原因や改善方法をしっかり理解すれば、子どもは部活や友達付き合いを楽しみながら、充実した学校生活を送ることができるはずです。
親も完璧主義になっていないかチェック
まずは、親が完璧主義になっていないかをチェックしましょう。親が完璧主義だと、その影響を子どもも受けるからです。
テスト前に「このテストで下がったらまずいぞ」「もっと勉強しなきゃ周りに置いてかれるよ」と声掛けをしていませんか?
これでは子どもはプレッシャーを感じて、不安な気持ちになるでしょう。また、中学受験に失敗したときに「途中で勉強をサボったのが原因だね」と声を掛けませんでしたか?
これでは子どもは、第一志望に合格しないと認めてもらえないと感じるでしょう。こういった言葉が原因で、完璧主義になってしまった可能性があります。
子どもに求めることを変えよう
「部活や友達と遊んだり青春を楽しみながら勉強と両立して欲しい」
これは、ほとんどの親が持っている想いです。しかし、部活も友達も勉強も遊びもすべてを完璧にこなすのは、ほぼ無理でしょう。
そこで、子どもに求めるレベルを下げて、言葉の掛け方を変えていくことが大切です。
たとえ勉強や部活でうまくいかなくても責めるのではなく、「毎日元気に楽しく生活してくれたら十分だよ」と無条件の愛情を伝えていきましょう。
中1男子の心の状況とは?
最後に、中1男子の心の状況を理解しておきましょう。楽だった小学校からハードな中高一貫校に入り、本人もプレッシャーを感じています。
公立よりもさらにハードであるため、頑張らないとついていけないこともあるでしょう。
そのため、今まで以上に無理をさせない言葉掛けをすることが大切です。
「無理しなくていいよ」「今のままでも頑張っているよ」と声をかけ、子どもの心に寄り添ってあげましょう。
本日のまとめ
子どもが完璧主義になっている場合、親も完璧主義である可能性が高いです。
子どもに求めるレベルを下げて、「元気に生きていてくれるだけで十分だよ」という無条件の愛情を伝えていきましょう。
明日ですが、「高校受験9割受かる冬休みの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!完璧主義な子どもの治し方
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