高校生でも反抗期が酷い時は?

反抗期

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校初めてのテストで全て50点以下という結果に落胆と激怒しております。勉強のことをいくら言っても「やってる、うるさい」といって友達と電話しながら勉強したりゲームばかりして勉強しません。

とにかくスマホ依存が酷く、風呂やトイレにも持っていきます。「反抗は愛情不足」と道山先生は言われていますので言わないように放置してみましたが、言わなければ勉強せずこの結果です。

反抗期は誰にでも起こるものとはいえ、長期続いていたり、あまりにも度が過ぎていると親として悩みますよね。

そこで今回は、高校生の反抗期の心理や対処法をお伝えしていきます。中学生と高校生では、対応が異なります。

間違った対応をしてしまっていたら、今日から意識していただければ子どもも変わるはずです。

結論!高校生には勉強のことは言うな

バツ

高校生の子どもに勉強のことを言うと、「やってる、うるさい」と言われるのは、当たり前です。

なぜなら、親が勉強をさせたりサポートをしなければいけないのは、義務教育である中学生までだからです。

高校生にもなって親が手をかけてしまうと、子どもはいつまで経っても自立できず反抗するでしょう。

親は「勉強したいなら頑張りな。やりたくないなら、しなくてもいいよ。その代わり、働いてね」という姿勢でいることが大切です。

高校生の子育てで大切なこと

愛情

とはいえ、放置すればいいわけではありません。高校生の子育てで意識すべきことは、2つあります。

1つ目は、愛情バロメータUPです。いつでも相談できる親子関係をつくっておけば、子どもは何かあったときに親を頼ることができるからです。

特に高校生の子には、お弁当で愛情を伝えるといいでしょう。あまり接する時間がないからこそ、弁当に力を入れるのがおすすめです。

2つ目は、迷傷法だけは叱ることです。迷傷法とは、人に迷惑をかけること、人を傷つけること、法律やルールに違反することです。

まだ未成年なので、ダメな事は親が責任をもって叱らなければいけません。何も言わないと、善悪が付けられない子になるので注意しましょう。

勉強せず、退学になったら?

親子会話

高校で勉強をサボると、いずれ留年や退学になる可能性が出てくるでしょう。

このとき、愛情バロメータがしっかり上がっていれば、子どもは自分の人生をしっかり考えるようになります。

留年や退学が嫌なのであれば、親に相談してくるでしょう。そのタイミングで「家庭教師つける?」「この方法で勉強するといいよ」など、

親ができるアドバイスをすれば大丈夫です。つまり、子どもが困るのを待ち、困ったときだけ助けましょう。

こうすると、無駄にぶつからずに済みます。

本日のまとめ

笑顔の高校生

高校生の子育てで意識すべきことは、2つあります。愛情バロメータUPと迷傷法だけは叱ることです。

義務教育ではないため、親が子どもに無理やり勉強をさせる必要はありません。困ったときだけ、助けてあげましょう。

明日ですが、「学校は行くべきor行かないべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校生でも反抗期が酷い時は?

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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