先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
道山先生のメルマガや動画をチェックしているのですが、高校生への接し方は極たまに書いてある程度なので、もしかして私が場違いなサイトにきてるのかなという気もしています。
中学生と年齢は近くても高校生になるとだいぶ違います。それでも 接し方は同じというのならこのまま読み進めようと思うのですが、違うのならば 高校生向けのサイトを探した方がよいのでしょうか?
私の記事をいつも読んでくださっている方は、中学生の子どもを持つお父様お母様だけでなく、高校生の子どもを持つ方もかなりいらっしゃいます。
中学生と高校生の子育てというのは、9割同じです。なので、お子さんが高校生になっても、引き続き読み続けていただいて問題ありません。
ただ、一つだけ注意していただきたいことがあります。今回は、そのあたりの大事なポイントについてお伝えします。
お子さんが高校生の場合、今回の内容を理解していただくだけで、日頃の記事の理解度が大きくアップすると思います。
その結果、お子さんの子育てがさらに楽になると思うので、参考にしていただければ幸いです。
結論!読み続けてもらって問題なし
私の記事の読者の方というのは、お子さんが高校生という方もいれば、幼稚園という方もいます。
にもかかわらず、私は普段中学生の子どもを持つ方向けに記事を書いています。これは、子育てで最も悩みを持つ時期は、子どもが思春期、つまり、中学生のころだからです。
しかし、子育てにおいてやるべきことは、幼少期から大学生まで違いはありません。
お子さんが中学生ではないという場合でも、私が普段配信している内容は同じように活用していただけます。
また、子育ての考え方というのは「コミュニケーションの考え方」と同じです。そのため、夫婦関係や上司・部下の関係においても活用することができます。
高校生の子どもがいる方の場合、1つだけ注意していただきたいこと
ただし、高校生以降の子どもの子育てをする場合、一つだけ注意していただきたいことがあります。それは、勉強のやる気を引き出す方法です。
例えば、小学生だったら、お父様お母様が一緒に勉強してあげるとか、簡単な目標やご褒美を与えることでやる気を引き出すのが効果的です。
中学生になると、親と一緒に勉強したい子は少ないので、ご褒美と目標で動機づけをするのがメインの方法になります。
中学校までは義務教育なので、ある程度勉強ができるようにお父様お母様はサポートしてあげる必要がありますが、高校生になるとこの限りではありません。
高校生からは義務教育ではないので、ご褒美と目標で勉強をさせようとするのは間違いになるからです。この点だけ、注意するようにしてください。
詳しくは、以前書いたこちらの記事をご参照ください。
>>中学生と高校生の子育て方法や接し方の違い
2月3月になるとメルマガ解除が増える
私のメルマガ読者は、現在約2万5千人ほどです。しかし、毎年2月3月になると登録者数がガクッと減ります。
これは、お子さんが高校生になるタイミングで解除される方が多いからです。しかし、これは非常にもったいないなと思います。
なぜなら、高校生になってからトラブルを抱えてしまう子どもが多いからです。なぜ、高校生になると再びトラブルが増えてしまうのか。
おそらく、中学生まではお父様お母様がしっかり子どものことを見ているのに、高校生になるとそこまで見なくなるからだと思います。
その結果、愛情不足になったり、学校で起きたトラブルにお父様お母様がうまく関われなくなったりしてしまうのだと思います。
これは非常にもったいないです。高校生の子育ては、中学生ほどハードではないので、週に1度流し読みをする程度でも良いので、高校生以降もメルマガやYouTubeをチェックをしていただけると良いかと思います。
本日のまとめ
子育てにおいてお父様お母様がやるべきことは、幼少期から大学生まで基本的に同じです。また、中学生と高校生においては9割同じと考えていただいて良いでしょう。
しかし、一つだけ違うのは勉強のやる気を引き出す方法です。中学生まではご褒美などで動機づけをしますが、高校は義務教育ではないので無理にやらせる必要はありません。
この点だけ意識していただければ、高校生以降も私のメルマガやYouTubeを活用していただけるかと思います。
明日ですが、「めんどくさいが口癖の子どもの心理」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!高校生の子育て理論
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