↑ 道山はいま何位?
先日教育関係者の方から、こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
道山様の生徒さんでやる気、集中力がアップするための机の配置などで特別な事をしていた、
もしくは特別な机の上の配置を推奨していた事がありましたら、教えていただく事は可能でしょうか?
自宅学習している子の場合、机の配置一つで集中力が大きく変わります。今まで質問を頂いた方だけに特別にお話ししていたことをまとめます。
目次
集中力を上げるための机の向き

集中力を上げるために、まず意識してほしいのが机の向きです。
机の向きというのは、勉強する時間に合わせて2種類のおすすめパターンがあります。
壁向き

勉強時間が2時間以内であれば、壁向きに机を置くのがお勧めです。これは目線に何も入ってこないため、集中力がアップするからです。
学習塾の自習室などは基本的にこの形になっているのですが、これは短時間で集中することができる机の向きを意識しているからです。
窓や部屋の中央に向ける

長時間勉強をする場合は、壁向きではなく、窓に向けたり、部屋の室内に見える形(社長室の机の置き方のような感じ)がおすすめです。
なぜなら、壁向きは一時的に集中するには向いているのですが、長時間勉強する形だと圧迫感を感じるため、精神衛生上良くないからです。
2時間以上勉強する場合は、できる限り部屋の中心か窓に向けて、机を配置することがお勧めです。
あと部屋が狭くどうしてもそれができないと言う場合は、机の前の壁に鏡を置くと良いです。ホテルなどの机には必ず鏡が置いてあるのですが、圧迫感がかなり軽減されます。
机の上の配置で気を付けること
意外と意識されていないのが、机の上に置くものです。間違ったものを置いていると集中力が下がるので注意してください。机の上に置くもので、気を付けるポイントを2つお伝えします。まずはこの2つだけ意識してみてください。
できる限り何も置かない

今の子どもたちというのは、
- 机の上にスマホを置いている
- 机の上に勉強しない教科の教科書などが置いてある
- スマホ⇒友達から連絡が来るたびに気が散る
- 他の教科の教科書⇒その教科を勉強した方が良いのかな?と言う不安が出てきて意識が散る
できればスマホもサイレントモードにするか、勉強中のみ親に預けると良いです。どうしてもスマホをやめられない場合は、次の記事を参考にしてみてください。
>>スマホ依存の原因と解決策
下には何も敷かないようにする

机の上に時間割表などを置き、その上に透明のビニールシートを置いている子がいるのですが、これもあまりお勧めできません。
私自身が中学生の頃、実はこのような机にしていたのでわかるのですが、非常に気が散ります。できれば机の上には何も置かず、
- シャーペン1本
- 消しゴム1個
- 問題集1冊
勉強の集中力を上げるうえでおすすめの2つの工夫

ここまでお伝えした方法を実践し、机の上を工夫すれば集中力は大きく上がります。その結果、勉強効率が上がるため、定期テストの成績もグングン上がります!
たださらに集中力を上げるポイントが二つあります。それは「脳みそリフレッシュ」と「タイマー学習法」です。この2つを実践すれば、集中力がさらに3倍になります。
今テストで高得点を取れている子たちは自然に行っている方法です。もしまだやっていなければ、今すぐ実践しないとまずいですよ!
>>集中力が切れた時にすべき脳みそリフレッシュ
>>勉強の集中力を3倍にアップさせるタイマー学習法
明日ですが、「2016年最後の勉強会を12月に行います」というお話します。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー
道山ケイ
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