先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の娘がいます。許せる範囲内で子どもの望むことをしてきました。しかし三者面談では、自分のことを何もきちんとできておらず、成績も散々と言われました。
その件で最近は、怒鳴り続けてしまいました。そして先日片耳ピアスをあけてきました。
私とは違って幸せになってほしいため、勉強についてもうるさく話してきました。娘と私は別、と考える事が難しく、どうしたらいいのか分かりません。
子どもの幸せを望むほど、つい色々と言いたくなってしまうのが親というものです。しかし、これがかえって子どもを不幸にしているケースもあります。
そこで本日は、子どもを幸せにするために何をしていけばいいのかをお伝えします。子育てでいちばん大切なことを、理解していただけるでしょう。
今日からそこへ向かって行動することで、子どもとの関係が良くなり、劣等感や焦りもなくなるはずです。
子どもの幸せとは何か?
はじめに、子どもの幸せって何だと思いますか?これは色々な考え方があるので、正解はありません。
私自身は、「やりたいことがやれること」と「人間関係(特に親子関係)が良好であること」だと考えています。
たとえば料理をするのが好きなら、料理人になったり、手料理を振舞ったりできる環境があると、日々楽しさを感じるでしょう。
また親子関係が良好であれば、困ったときに相談できたり、行動するエネルギーが出てきます。私の考える「幸せ」は、この2つが揃うことです。
勉強ができれば幸せになれるのか?
今回の相談者さんは、勉強を頑張らせようとしています。では、勉強ができれば幸せになれるのでしょうか?
もちろん勉強ができた方が将来の選択肢が増え、幸せになれる可能性は上がるでしょう。
しかし東大卒だがやりたいことができず、ブラック労働をして、親子関係も悪く、人を信じることができない子は、幸せといえるでしょうか。
勉強は苦手でも自分の好きなことを仕事にしていて、親子関係もいい子の方が、幸福度は高いと思います。
「勉強」は、夢の実現に必要なツールではあります。しかし、勉強ができないと幸せになれないということではありません。
子どもが幸せになるためにすべきこと
では、子どもの幸せのためにやるべきことは何でしょうか。まずは「今のお子さんを愛すること」です。成績が悪くても、叱らないようにしましょう。
次に「できないことは助けること」です。子どもには、できないことがあって当然です。朝が苦手なら起こしてあげる、宿題ができないなら手伝ってあげるなど、
できないことはサポートしましょう。いずれどこかのタイミングで、一人できるようになります。
ただし、迷傷法だけは厳しく言わないといけません。善悪のつけられない子になってしまうからです。校則違反があるなら注意しましょう。
本日のまとめ
勉強ができれば幸せになれるとは限りません。勉強のことを言いすぎて親子関係が崩れてしまったら、子どもにとっては「不幸」といえるでしょう。
無条件の愛情で子どもを愛し、できないことはサポートすることが大切です。「僕を支えた母の言葉」という野口嘉則さんの著書があります。
無条件の愛情を理解していただけるストーリーが詳しく載っているので、よろしければ一度読んでみてください。
明日ですが、「5教科オール5を獲得した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもの幸せのために親が意識すべきこと
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